前回の記事で「誰が見ても美しい」と言った「豊明殿」です。
雪白の斑に、藤色の美しいルビー根。
最近、下葉でも暗まない「豊明殿白縞」なる木も出現し
個人的には垂涎の逸品。
でも、まだまだお高いので、しばらくはこれまた放置です(笑)
あれから5ヵ月あまり。
昨年の香川秋期大会は秋の終わりという時期もあいまって
全体的に価格が通らなかったようですが
そんな渋い競りの中でも、天領覆輪が出て大台で落札。
「天領覆輪」という名の「宝覆輪」も数多く見られる中
このレベルの天領覆輪の価値が改めて証明された形になりました。
そろそろ縞の部分の下葉がなくなりそうなので
仔にも紺がのった3本立ちくらいを目指して作をかけていきます。
あれから4ヵ月。
ねっとりとした色合い、雲龍型の木姿、しかもすがすがしい青軸青根。
さらにさすが高千穂産と言わんばかりの葉幅と葉丈。
すべてを兼ね備えた縞物と言っても過言ではない?
最高です。
ついてる仔はどれも覆輪になりそうな、ならなそうな・・・(笑)
完成したら「天優」など目じゃない「五ヶ瀬覆輪」の出現はまだまだ時間がかかりそう。
長くじっくり楽しめる木です。
仔A 相変わらずのすばらしい柄
仔B こちらもなかなかの上柄
仔C(前回の仔Cは高知に嫁入りしたので、前回の仔Dです)