Joe's Labo

城繁幸公式。
というか避難所。移行か?
なんか使いづらいな・・・

若い会社、老いる会社

2009-07-22 12:00:22 | その他
大企業にも、老いていく会社といつまでも若い会社がある。
前者の代表を69歳の社長を抜擢した日立とすれば、後者はリクルートだろう。

リクルートというのは不思議な会社で、組織外とはもちろん、内部でも
一定の流動性を持っていて(つまり処遇の見直しがだいたい半期ごとにおこなわれる)
結果的に極めて高いレベルで新陳代謝を維持できている。

その結果、彼らは常に他社が想像できないような一手を先に打ってくる。
新卒採用が収益の柱だった時に、中途採用、中でも第二新卒に力を入れる。
紙媒体が主力の時に、Webサービスを立ち上げる。
R25のような無料媒体を成功させるetc。
こういうのはみな、古い価値観を切り捨てねば出てはこなかったサービスだ。

ただ、得意分野がある以上、苦手分野も当然ある。
実務面での日本型雇用の弊害といった部分が、まるで知らない世界であるだけに
いまひとつ理解できていない人が多いのだ。

たとえば、「中高年の活用法」といったテーマでWORKSで特集が組まれると、
いかにしてモチベーションを引き出すか、そのためにどういう研修が必要かといった
ソフト的視点は非常に強い。
だが、そのためにはポストや処遇の見直しが必須であり、どうやってそれをクリア
するかというハード的観点は非常に弱い(というか、欠落している)。
良くも悪くも全員同じスタートラインで競争できている組織なのだろう。

日本企業では自由競争が行なわれておらず、そもそも同じスタートラインにすら
立っていないからどうにかしろという話を僕はしているので、実は彼らとは似ては
いるけど全然違う話をしているわけだ。

同様の傾向は、外資やベンチャー畑を長く歩いてきた人にも見られるものだ。
彼らはきわめて優秀なのだが、突き詰めると「自分でなんとかしろ」的なスタンスであることが多い。
雇用問題ではなく、キャリア問題として処理されてしまうリスクは考慮すべきだろう。

とはいえ、個人問題化できてしまうバイタリティは素直に凄いと思う。
「自分で何とかしようぜ」と言って、実際に自分でなんとかしているわけだから。
単に最初からそういう人がそういう会社に集まっているだけなのか。
それとも、そういうバイタリティを養うシステムがあるのか。
どちらにせよ、リクルートOBの活躍を見ていると、そういうバイタリティが
誰にでも求められる時代になりつつあるのは確かなようだ。

最新の画像もっと見る

24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
DAIさんへ (タカ)
2009-07-24 22:51:10
要は既得権が邪魔をしているということですね。ってか痛い目あってきたんですね・・・。
実際どういう風に変えていくか、どんなほころびが出てくるのか、改革論者も想像力が及んでない部分があると思いますから、もっともっと議論をふかめる必要があるでしょう。説明どうもありがとうございます
返信する
(笑) (TS)
2009-07-24 20:29:23
自由に解雇(=転職)できない社会だからこそ経営者が横暴を振るえるのだ、ということがやっぱり理解できない誰かさん

風が吹けば桶屋が儲かる因果関係が分からないことにはね。
返信する
Unknown (DAI)
2009-07-24 17:17:44
>今の労働市場を維持しようと使っている余分なお金があるんじゃない?

今の年功労働市場が崩れたら自分らが困る連合と経営者がグルって反対し、使わせない。

>それはなぜ?

雇用のセーフティーネットはほころびだらけだから、整備・拡充するには雇用保険料も相当増額しないといけない。そうすると負担が増える企業が反発して脱退するか海外に移転してオジャン。
この不況の中、企業は利益を確保するために少しでもコストを抑えたいんです。社会的責任なんて気にしてはいられませんよ。

・仕事に不満を漏らす社員に社長が「じゃあ辞めたら?替わりなんかいくらでもいるから」と言い放つ運送大手
・正社員で雇いながら社内では個人事業主として扱い、給料から制服代から燃料代、果ては車のリース代まで天引きして会社は一切傷つかないようにしてるタクシー大手
・店で働き、過労死した社員の葬儀で、遺族の面前で「替わりはいくらでもいる。お宅のお子さんは勝手に働いて亡くなった」と臆面もなく言い放つジャム製造・販売大手
・求人情報に載せた額は月80時間残業しないと受けられない額だった(そんなことは求人情報には載せてない)大手居酒屋
・データ装備費と称して天引きを行い、本来の目的に使わず溜め込んでいた日雇い派遣最大手
こんな企業に雇用保険料の増額に素直に従う従順さなどとても望めません。

こんな企業が増えてる中でどうやって雇用のセーフティーネットを充実させると言うのでしょう・・・
返信する
Unknown (よしひろ)
2009-07-24 17:03:44
>うーん。でも今の労働市場を維持しようと使っている余分なお金があるんじゃない?

エコポイントもエコカー減税も持たざるものにとっては意味ないですもんね。
返信する
Unknown (タカ)
2009-07-24 12:01:28
>それができるのなら、1999年の労働者派遣法改正の時にとっくに手が打たれているはず。
セーフティーネットを拡充するには消費税を増税することになるため、世論の反発を恐れてこうなったのでは

うーん。でも今の労働市場を維持しようと使っている余分なお金があるんじゃない?

>それはヨーロッパの話で、日本で同じことが起こるでしょうか?私は疑問です。
それはなぜ?
返信する
ナベさんへ2 (DAI)
2009-07-24 00:29:05
>あと規制緩和したなら政府はさらに失業保険などのセーフティネットを手厚くするだろう。それがヨーロッパの社会では現実になっています。
それはヨーロッパの話で、日本で同じことが起こるでしょうか?私は疑問です。

>規制緩和したなら政府はさらに失業保険などのセーフティネットを手厚くするだろう
それができるのなら、1999年の労働者派遣法改正の時にとっくに手が打たれているはず。
セーフティーネットを拡充するには消費税を増税することになるため、世論の反発を恐れてこうなったのでは?
返信する
ナベさんへ (DAI)
2009-07-23 23:58:23
えー、
>日本で1990年代からはやってる成果主義はですね、給与のうちの基本給や年齢比例部分をやや小さくし、その分、成果=査定反映部分をやや大きくした。ただそれだけのこと

給与体系からすればそうですが、ちと甘いかと。

>成果=査定反映部分をやや大きくした。

この部分が肝で、ここの操作の仕方によって儲けてるところもあるのです。
具体的には、月の目標を上から落とし込み、下旬になって目標達成が見えてきた社員の目標値を管理職が勝手に上乗せして売れてない社員の尻拭いをさせています。
(一応社員が数字を決めたように見せるために行程表には社員が自ら数値目標を書き込むようになっているが、実際は管理職がカテゴリーごとに数字を割り振っており、社員自身に数値目標を独自判断で設定できる裁量権などない)
これにより、優秀な社員はやる気をなくすとともに売れてない社員を「お前が売らないせいで俺のノルマが上がった。ふざけんな」と罵ることとなる。
それで成果目標が未達になれば当然のように加給は削られる。
社内のチームワークはズタズタにされ、対立が生まれ、同志を信頼できなくなる。
一方、会社は支払うべき加給を払わずに済み、そのまま利益として残る。

僕が昔いた会社がこんな風でした。

世の中にはこんな「東証一部上場企業のグループ会社」が存在するんですよ・・・
返信する
ほっといてあげてよ(笑 (TS)
2009-07-23 22:35:23
>オランダの一年以上の失業率、全失業者中の0.8%である。解雇規制が緩いにもかかわらず。これが不安定な労働市場でしょうか? (オランダに限らないけれでも)

既得権を守るためならカラスですら白鳥にみえる。それが悲しきかな(愚かな)人間。
返信する
「自分で何とかしようぜ」 (野田一丁目。)
2009-07-23 21:39:54
とにかく自分で何とかしないと。
組合が悪い、経営者が悪い、と念仏のように唱えたって何も状況は変わらないから。
自分から職探すなり、起業するなりして状況変えないと仕方ないですからね。

私は40代ですが大手企業にいる同世代は日本DBMに脅えています。(笑えない現実)積極的に転職支援してもらうべきだと思うんですけど。転職先より会社に居残る方法を探してるんですよね。たいへんだ。
返信する
unknownへ (ナベ)
2009-07-23 20:20:38
大企業の終身雇用は崩れていません。あのー、日本で1990年代からはやってる成果主義はですね、給与のうちの基本給や年齢比例部分をやや小さくし、その分、成果=査定反映部分をやや大きくした。ただそれだけのことなんですよ。外資の成功報酬型給与とはわけが違うんですよ。
転職率は1990年以前と比べて2%位の微増ですね。アメリカ、EUの転職率よりもかなり低いです。あと転職をすればするほど年収が下がるという、海外とは全く違う事情がある。それはまぎれもなく年功序列賃金制度のおかげなんですね。


>派遣村のような失業者村の規模が数倍になるだけで、好況期に正社員が増えるかと
行ったら、企業は無駄な人員は採用しませんから、非正規でいた方が雇われるという
保証は何もないわけです。

だから現状のセーフティネットがあれば正社員の方々は派遣村へ行かないと思います。派遣のセーフ的ネットが極端に薄かったから皆さん派遣村へ行かれたわけで。。あと規制緩和したなら政府はさらに失業保険などのセーフティネットを手厚くするだろう。それがヨーロッパの社会では現実になっています。

>6000万人の就業者のうち、一番多くを占める正社員の雇用を不安定にする事は、
経営者の思うつぼだと思いますね。
オランダの一年以上の失業率、全失業者中の0.8%である。解雇規制が緩いにもかかわらず。これが不安定な労働市場でしょうか?
返信する
リクルート出身者いっぱい (松本孝行)
2009-07-23 12:20:40
 人材関係の仕事をしていると、リクルート関係者にたくさん会いますね。城さんもそうだと思いますが、私もよく会います。
 飲みに行くと、彼らは別に崇高な理念を持って行動しているというわけでもなく、ごく普通の青年と言う感じで、多くが異性の話や芸能の話なんかで盛り上がります。違いは普通よりもちょっと元気かな?というくらいです。

 失礼を承知で言うと、リクルート出身者で起業している人たちもサラリーマンの人たちと対して能力の差を感じたことは私はありません。唯一の違いはおっしゃるように「やればできる、自分がやる」という意識があるかどうかだと思います。リクルート出身者にはその意識が本当に強い、そう思います。

 企業にキャリア教育などを丸投げしてしまっている日本ですが、リクルートの「やればできる、自分がやろう」という意識付けさせるような教育を産業界全体で行うことが重要なんじゃないか、最近はそう思います。
返信する
「正社員」は特権か? (経団連会長)
2009-07-23 12:16:48
「正社員」になれなかったやつらを「非正規」と考える時点ですでに「階級社会」の守護者になっていることに気づこう。
今限界点に達しているのはまさにこの「階級主義的思想」であり、その結果がかつてのソ連や東欧よろしく著しい生産性の低下なのだ。
そもそも「正規」か「非正規」かという枠組みそのものが経営者側の発想によるもので、それにしがみつく「正規」って一体(笑)
誰かさんがいうように非正規のセーフティネットだけを充実などとすれば、その財源のしわ寄せが結局あなたがた「正規」に押し寄せることになりますよ(笑)そうなると
結婚もできないし、車も家も買えないし、まして子供などつくれませんよ。
どれだけ自分が「正規」の資格を得るために泥水を飲んできたとしても、それが結局「間違い」なら変化を受け止めざるを得ないのですよ。それが社会なのだから。
返信する
選挙 ()
2009-07-23 09:16:48
>選挙に出るつもりはないのですか?

問題の本質は若年層と政治のリンクが切れていることであり、誰を担いでも対症療法でしかない。僕個人でいえば、リンク再生に尽力したい。

>そうやって中産階級を崩壊させてきた結果が

これは本質的対応を先送りした90年代社会全員に責任があるが、既得権に固執し続けた連合や社会党こそA級戦犯だろう。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-07-23 03:01:05
久々に『リクルートのDNA』を読み返してみました。
「健全な赤字企業」と自称できる風通しの良さ、うらやましいです。

マニフェスト、期待しています。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-07-23 02:43:59
>ホワイトカラーエグザンプションの問題
現状のまま導入しようとするから問題なだけで、実績と報酬を連動するようになれば、問題ないと思います。
>失業者村の規模が数倍になるだけで
オランダでは失業率は低かったと思いますが。無駄に高い給料もらってる人から不当に低い給料しかもらってない人に所得を移せといっているんですよ?そのための分配基準が同一労働同一賃金だといっているんです。
>生活設計が成り立たなければ
非正規は死ねということですね?
>国際的に見て過剰な保護は受けていません
資料を見せて頂けますでしょうか。
>別に正社員を解雇しやすくしてもいいですが
どうぞこのお言葉をお忘れにならないでください。

何だか悲しくなってしまいました。



返信する
Unknown (Unknown)
2009-07-23 02:37:39
>非正規のセーフティネットは非正規のセーフティネットとして考えればいいことです


じゃあ新卒で就職できなかった層はセーフティネットだけで終わりってこと?中途採用って他者で正社員こなした人でしょ 城氏の本読んでる?

返信する
嘆かわしい (あげ)
2009-07-23 00:21:22
>子供がいて、学校に通わせていて、住宅ローン抱える身で自由に解雇されたらどう
>なりますか?家を売りますか?子供を学校に通わせるのをやめさせますか?

解雇されてもすぐどこかに雇われる、請負でも食っていけるくらいの技能を身につけようとは思わないのですか?
会社にしがみついて解雇されて、その結果「会社のために尽くしてきたのに」と恨み節をとうとうと述べる上の世代を見て、こう思いました。
14年ほど前に。

生活設計は、会社に依存することではないのです。自分の技能で飯を食っていくことですよ。

>おれは 日本の産業構造においては無理だと思うよ。

無理だと思っている限り、ずっと無理。ずっと不公平。既得権益にあぐらをかき続けようとするその姿勢が嘆かわしい。
返信する
Unknown (higtuti)
2009-07-22 23:41:07
12000円という個人にとっては、微妙な額をバラまくくらいなら、もっと建設的なことにカタマリとして使ってほしい。とずっと不満に感じていたので、投稿してみました。
返信する
Unknown (higuti)
2009-07-22 23:33:08
>企業は無駄な人員は採用しませんから、非正規でいた方が雇われるという保証は何もないわけです。

好景気になったら、需要に生産を追いつかせるために、雇用は生まれると思います。それに正社員を流動化すると、全員が非正規になるわけでもないと思います。逆に、欲しい人材には、できるだけ良い待遇を提示するようになるんじゃないでしょうか。その理由は、転職が普通になるからです。低賃金でこき使おうとすると、優秀な人は他に逃げてしまうと考えられます。全企業が結託すればそれも可能ですが、わざわざ皆のモチベーションを下げてまで、そんなことをする必要はないでしょう。
そして流動化が必要な理由は、若い時に少ない賃金で我慢した分を後で受け取る、ということを、なんだかんだでほぼ横並びで続けている、という所にあると思うからです。
新卒で入社し、その仕事をずっと続けていきたい、と思う人はそれで良いと思います。企業にとっても、定年までつなぎ止める手段になります。しかし、向いていないと感じる人や、モチベーションが下がってしまった人はどうなんでしょうか。
流動化が進まないと、こういう人たちも企業に残れてしまうし、残らざるをえない場合もある所が問題なんだとおもいます。それはどこも流動化していないので、「次」の選択肢が極端に少ないからです。


個人的に提案なのですが、「若者マニフェスト」に新卒後でも職業訓練が受けられる(デンマークのフレキシキュリティみたいな)ものの、企業内への導入を提案して頂きたいと思います。私は、これが一般化することが、流動化への一歩なのではないかと考えています。企業内というのは、訓練所として独立すると、意味のない研修が出来たり、天下り先になりそうだと思うからです。
今の財政状況では難しいかもしれませんが、なんとか財源確して実現してほしいなぁと考えています。そして、そのための消費税アップは有りだと考えています。
返信する
本当にUnknown (unknown)
2009-07-22 23:05:49
自己保身の塊のようなすばらしい意見だw
まさに今の連合の発想をそのまま書いたような駄文だ。
そうだそのとおりなんだ。とりあえず今切り捨てられている人間たちには「自己責任」を押し付けて、その火の粉が
己に降ってこようというときには、伝家の宝刀「階級闘争」を持ち出す。
そして結論はいつも自己の権益にしがみつくための「規制強化」だ。
一体こういう人間は「学習」という能力を持ち合わせているのだろうか?脳みそがすでにプリン状態にでもなっているのだろうか?
これが日本ザルの典型なのだからこの国に未来はない(笑)
返信する
Unknown (Unknown)
2009-07-22 17:55:57
「同一労働同一賃金」・・本当に実現できると思いますか?おれは 日本の産業構造においては無理だと思うよ。 大手から下請けに出す日本の産業構 造においては現実的ではない。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-07-22 17:51:56
年功序列賃金や終身雇用は、業種の違いこそあれとうの昔に崩れてきていて、
現在は成果給と中途採用は一般的なものになってきています。

それに付随するものとして、名ばかり管理職や長時間労働の問題なども起きて
おり、別に正社員が過剰に保護されているとは言えません。

ちょっと前に話題になったホワイトカラーエグザンプションの問題なども、長時間労働
のリスクを労働者に押し付けようとするともので、経営者は隙あらば労働者を安く、
便利に使おう、という方向に話を持っていこうとします。

正社員の保護云々もその文脈で出てきたもので、それに騙されているのが貴方のような方なんですよ。

別に正社員を解雇しやすくしてもいいですが、そうなった場合昨年のような不況期には
派遣村のような失業者村の規模が数倍になるだけで、好況期に正社員が増えるかと
行ったら、企業は無駄な人員は採用しませんから、非正規でいた方が雇われるという
保証は何もないわけです。

そうやって中産階級を崩壊させてきた結果が、需要の厚みを無くし、輸出依存のボラ
ティリティの激しい経済構造につながったわけです。

生活設計が成り立たなければ子供も作れないし、子供を作ったって教育も受けさせら
れない。そうやって、どんどん下に落としていけば何かいい事が起こりますか?

若い人もいずれは中高年になるわけです。
子供がいて、学校に通わせていて、住宅ローン抱える身で自由に解雇されたらどうなりますか?家を売りますか?子供を学校に通わせるのをやめさせますか?

非正規のセーフティネットは非正規のセーフティネットとして考えればいいことです。
今の労働者は、正規、非正規にかかわらず、国際的に見て過剰な保護は受けていません。
6000万人の就業者のうち、一番多くを占める正社員の雇用を不安定にする事は、
経営者の思うつぼだと思いますね。
返信する
Unknown (okna)
2009-07-22 13:44:59
本題とは関係ないかもしれませんが
城さんは選挙に出るつもりはないのですか?
あるいは城さんにも政党から出馬の要請とか来てないんですか?
返信する
時代精神 (あげ)
2009-07-22 12:50:08
僕も城さんと同じロスジェネですが、
13,4年前のリストラという名のレイオフの嵐を見て、
「会社には頼れない時代なのか、自分でなんとかしなきゃいけない時代なのか」と痛感しましたよ。

ということで、
>単に最初からそういう人がそういう会社に集まっているだけなのか。
>それとも、そういうバイタリティを養うシステムがあるのか

時代によって、そういう精神が醸成されたという側面もあるでしょう。

ところで、JALの年金問題についてこんな記事がありました。
http://diamond.jp/series/yamazaki/10089/

返信する