文藝春秋7月号、パナソニック大坪社長の「わが打倒サムスンの秘策」がなかなか
興味深い内容なので一読をおススメする。
特に興味深かったのが、同社の新卒採用方針について触れた部分。
来年度新卒採用1390人のうち海外採用1100名というのは既報だったが、290人の国内枠
というのは日本人枠というわけではないらしい。
日本国内での新卒採用は290人に厳選し、なおかつ国籍を問わず
海外から留学している人たちを積極的に採用します。
このことは、現在の就職氷河期が一過性のものではなく、もはや永続的なものだという
ことを示している。リーマンショックと共に円安バブルも崩壊し、それまで辛うじて
維持できていた日本型雇用が詰んでしまったので、とりあえず入口から切り替えますね
ということだ。景気回復しても国内の雇用は大きくは増えないだろう。
もっとも、これは日本人として喜ぶべきことだ。なぜって?
「自国企業がより優秀でグローバルな人材を採ります」と言ってくれているわけだから、
とっても合理的な経営判断だと言わざるを得ない。
「私たちはどうなるんです?」と不安に思う人もいるだろうが、答えは一つしかない。
中国や韓国の若者たちに負けないように一生懸命努力する、ただこれだけだ。
企業と個人の両方が努力すれば、その国は力強く成長するだろう。
後者が変われなければ、前者は国を捨てて出ていくだろう。
「雇用を守れ」と左派が泣きわめいても「日本人を雇え」と保守がぶいぶい言っても、
あるいは左右が共闘しても、この流れは変えられない。
政府が出来るのは、規制を緩和してそれぞれが全力で頑張れるような環境をお膳立てする
ことだけだ。
法人税引き下げを明言している菅政権には、もうひと踏ん張りして雇用コストの引き下げも
お願いしたい。
興味深い内容なので一読をおススメする。
特に興味深かったのが、同社の新卒採用方針について触れた部分。
来年度新卒採用1390人のうち海外採用1100名というのは既報だったが、290人の国内枠
というのは日本人枠というわけではないらしい。
日本国内での新卒採用は290人に厳選し、なおかつ国籍を問わず
海外から留学している人たちを積極的に採用します。
このことは、現在の就職氷河期が一過性のものではなく、もはや永続的なものだという
ことを示している。リーマンショックと共に円安バブルも崩壊し、それまで辛うじて
維持できていた日本型雇用が詰んでしまったので、とりあえず入口から切り替えますね
ということだ。景気回復しても国内の雇用は大きくは増えないだろう。
もっとも、これは日本人として喜ぶべきことだ。なぜって?
「自国企業がより優秀でグローバルな人材を採ります」と言ってくれているわけだから、
とっても合理的な経営判断だと言わざるを得ない。
「私たちはどうなるんです?」と不安に思う人もいるだろうが、答えは一つしかない。
中国や韓国の若者たちに負けないように一生懸命努力する、ただこれだけだ。
企業と個人の両方が努力すれば、その国は力強く成長するだろう。
後者が変われなければ、前者は国を捨てて出ていくだろう。
「雇用を守れ」と左派が泣きわめいても「日本人を雇え」と保守がぶいぶい言っても、
あるいは左右が共闘しても、この流れは変えられない。
政府が出来るのは、規制を緩和してそれぞれが全力で頑張れるような環境をお膳立てする
ことだけだ。
法人税引き下げを明言している菅政権には、もうひと踏ん張りして雇用コストの引き下げも
お願いしたい。
韓国の慶尚南道地方の名所や祭り、特産物などを更新しています。
慶尚南道の魅力をどんどん更新してきますのでヨロシクお願いします。
大変だと思いますが、みんながんばりましょう。
私も日本語教師をやってますが、時々日本人より優秀ですごい外国人の日本語教師がいて驚きます。「日本人だから」とアグラをかいてはいられない危機感を持っています(しかし、多くの日本人教師はアグラをかいているのが現状です)。
韓国・中国・インドだけにかぎらず、東南アジアの若者も日本人ワーカーの強敵になりえます。ベトナムでエンジニアをなさっている方のブログを紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/elm200/20100109/1263042636
(引用)「今日、私は、ある日系ベトナム企業の採用面接の手伝いをした。ベトナムでもっとも優秀な大学を出て、コンピュータ技術・管理能力に優れて、英語・日本語がペラペラの若者たちが、6万円から9万円ほどの月給で働いていた。君たちの本当の競争相手は、こういう新興国で猛烈に勉強している若者たちだ。どうか「就活」などという愚にもつかない通過儀礼のために、君たちの貴重な若き日々を浪費しないでほしい。」
もしこの話が事実なら、多くの日本人の価値やサラリーは暴落することになるでしょう。こういった日本人の大学生、新卒者って、いるのでしょうか?もしパナソニックが国籍不問で人材をとるならば、ああいったベトナム人を採用することもありうるのではないでしょうか?その方が経営者にとって都合がいいし。
前にも投稿させていただきましたが、グローバリゼーションの怖さが、ヒタヒタと日本人も近寄ってきてますね。
既存の正社員や退職者に対してもそれ相応の負担が行くのなら別ですが、今のパナソニックのやり方はまさに前者の方ではないでしょうか。
後者にもしっかりとそれ相応の負担をしてもらいたいが、ローンや子どもの学費など、様々な物が未だに旧来の仕組みを前提としている以上、切れないのは明白です。
日本企業は国内の雇用を守ってくれる。だから日本企業製をなるべく選ぶと期待している人は多いかもしれませんが、皮肉な話です。
パナソニックの件を見てから、私の中である意味もう「日本企業製品」にこだわる必要は無くなりました。これからは現物であるモノを見て決めます。
内向きになっていない企業は応援したいです。
入口を切り替えて、あとは解雇規制を緩和して
内部の人的不良債権の整理を進めましょう。
出口の退職金と年金も見直しが必要ですね。
「日本では利益が上がらないから国内採用でも海外業務ができない人は採れない。要は、単なる日本人はもう要らない」
とハッキリ言ったほうがいい。でないと、アホが
「日本で事業するのに外人を使うのか!」
とか言って不買運動でも始めかねない。
自分はオッサンだけど、がんばらなければならないと思います。
でも彼らや自分らが働く場所、日本の会社では、今日も間違った方向でがんばり続けているような気がします。
雰囲気や正論に滅法弱い我々(一緒にするなという人も居ようが)なので、この船の行き先は間違っている!と思いながらも櫂を漕いでいるかもしれない。
手遅れになる前に方向を変えられるか?
求人情報に研修の様子が写真として掲載されているのを見て、私はネガティブな印象を受けました。日本企業らしい雰囲気だなと。
私が大学で専攻していた分野の求人なので応募してみようかとも思いましたが、嫌な予感がするので見送っています。京大を卒業して派遣社員2年目。今の仕事は待遇が悪いですが、正社員への格上げよりも海外留学に興味があります。
で、負けた人は?
「宇宙戦艦ヤマト」の名シーンを引用するまでもなく。
実際問題として、その「頑張る」が留学だとしたら、中程度の力しかない日本人が留学しても、きわめて高い確率で英語もマスターできず人生終わりになります。
日本で英語を頑張っても、特に高い力を持つかとても金持ちの少数以外はものにならないでしょう。元々日本語と英語の壁はきつすぎるのです。
あまりにもたくさん出る敗者たちは?
そもそもパナソニックの件は「グローバル人材が欲しい」というよりは、海外への拠点を増やした結果、現地の言葉や文化に精通している留学生の需要が高まっているだけで、起きているのは単なる日本国内の雇用の減少かと。 日本人が中国や韓国の学生と、具体的にどのように「負けないように」したら良いのか今回の記事ではさっぱり分かりませんが、海外拠点で現地の文化や言葉を理解している事を期待されている留学生と同じフィールドで勝負する必要があるとは思えません。
日本人の学生がグローバルな人材を目指す必要がある事に異論はありませんが、パナソニックを引き合いに出すのは違う気がする。あと、リンク先で「海外採用」が示してるのは新卒だけではないと思う。
僕は多少北京語が解かるし
何となく安心感はあります。
電車などでも、今日は車両の半分は
北京語でしたが、
他の乗客がとりたてて警戒するわけでもない
彼らもマナーが悪いわけでもない。
つくづく「世論」とやらの
外国人警戒は一部の者の人間のもの。
それも書斎若しくはモニターの前から
離れない。車でしか移動しない
お偉いさんの偉い考えなんだなって。
沈没する商店街を前に
何が民族主義だと、呆れるばかりです。
ただこれが新卒だけではなくて、不良債権と化した中高年もばっさりやれるようになれば真の改革なんでしょうけど、まだまだ道半ばという感じですね。新卒は給与も安いですし能力もこれからいくらでも身につけられますから、ぶっちゃけ努力次第でなんとかなります。まして日本はこれから労働人口も減っていきますから、たとえ新卒就職で駄目だったとしても長期的にはなんとかなるでしょう。
本当の問題は社内で労働貴族みたいな感じになっているバブル以前入社の40代、50代をばっさりやれるかどうかなんですけどね。さらに60代以降の年金・医療をはじめとする社会保障も削減する。これで重荷がなくなれば、日本企業、日本の社会はよくなりますよ。日本の技術力はまだまだ世界でもトップレベルですからこういった国の重荷となっている債務が消えれば、債務免除された倒産企業同様復活はたやすいです。
今の日本は生産人口・労働人口・若年者人口が減っているのに、大人数を占める中高年・老人が人数の少ない若者・生産者から根こそぎ富を奪おうとしているわけですから、どう考えてももつわけがありません。
今の超硬直的な雇用制度と、外国人との競争を想定していない教育で、
日本人に勝ち残れというのはあまりに酷です。
いくら、自由化やグローバル化が望ましいといっても
日本人がある程度勝ち残れるよう仕向けないと長続きしないでしょう。
反動でさらなる規制強化を加速するだけになってしまいます。
だからといって、今から規制したら本末転倒ですので、
雇用制度と教育を変えて、競争に残れる日本人を作り出すしかありません。
特に教育は重要で、「外国人との競争に残ること」を前提とした教育が必要です。
私の浅学な知識では、教育内容の見直し、
株式会社の学校経営の促進、全国で公立学校選択制の実施、
専門学校の勉強成果を大学の単位に算入させてWスクールを促進、
バウチャーや補助金程度しか思いつきませんが、
民主党も雇用改革よりは政治的に簡単でしょうから、何とかしてくれませんでしょうか。
パナソニックが踏み出した新たな一歩は賞賛に値しますが、
政治のバックアップ(教育と雇用の改革)が無いと、
その一歩が日本人の不満起爆装置に変わるでしょう。
…と、いうのはネガティブに過ぎるでしょうか?
初のコメントで、長文失礼しました。
新卒者にだけ競争を課しても何の改善もありません。
パナソニックの話は、海外の安い労働力を自分たちの世代の権益維持に使いますという風にしか聴こえません。これは素直に喜ぶ事はできません。
トップレベルではない若者はどうすべきかも考えていきたいですが。
やっぱりここだろうなあ。
外国人応募者「私がこの会社に入社すれば、何年後に部長になれますか!?」
日本人面接官「今まで我が社で外国人で課長以上になった人間は一人もいないよ。
(何言ってるんだこいつは。そんなの当たり前じゃないか。こんな『常識』も
知らないなんて、今までこいつは何を勉強していたんだ?ブツブツ……)」
みたいな日本旗魚に、優秀な外国人は来てくれないと思います。
同じ質問をした日本人応募者に、外国人面接官が、
「君の実力次第だが、今までの最短記録は3年だ。
私が達成した記録は、まだ破られてないんだよ。」
みたいに答えられる日は、日本企業には当分来ないでしょう。
「中高年日本人正社員」という聖域にメスを入れ、降格人事を導入すること。
まずはそれからです。
それに対して、大企業は海外の売上比率がグローバリゼーションにより相対的に上がっているとはいえ、ホワイトカラーの日本人ではそこの言語・習慣から異質として見られ買ってもらえないのだと思います。
ただ老害を守るため新卒から入れ替えるだけでは管理職まで10年(転職もあるし)、つまり経営レベルまで外国人を入れ、アイデンティティをグローバル企業にしなければ、エリート外国人には魅力と映らないと思います。
僕もこれが最大のハードルだと思う。これまでも外国人採用やるぞと言った企業はあったが、身になってない。
ただし、これだけ採用比率を変えるということは海外での研究開発の比率を上げるということだろうから、もう日本国内の組織や雇用規制なんて気にしてないのだろう。
>今の超硬直的な雇用制度と、外国人との競争を想定していない教育で、日本人に勝ち残れというのはあまりに酷です。
酷だけど、しょうがない。新卒バブルも正社員バブルも崩壊したんだから。労働市場の流動化がなされていればもう少し新卒にかかる波は小さかったかもしれないが。
雇用コストの差もありますが、文化の差というものもあります。上からは老害の日本的文化での仕事を押し付けられ、下からはグローバルな人材に対応できるようにならないといけない。どこにしわ寄せがいくか想像できないものはありますが、だれかが泥をかぶるんでしょうね…
新卒が実力を発揮する中、中堅を閑職にとばせるだけの覚悟があるのか、あるいは中堅が新卒を使いこなすだけの器がなくて共倒れするか…なんかいやな予感しかしないです
単に解雇規制が強いからでしょ。ローンが払えなければ競売に出されるだけ。子育ても当然自己責任でリスクがあるのは当然の事。
既得権を持たないものは市場の荒波に晒されていてハナから不動産取得や子どもの学費なんかは完全自己責任だ。
日本型雇用が身分制の封建主義であることに加えて、安定した人生を国や企業が保障するべきだなんて社会主義幻想を大多数のものが抱いているから、「非既得権者は自己責任だが、既得権者は保護されるべき」などという二律背反の歪な風潮がまかりとおる。
エイボン(化粧品大手)の社長がカナダ生まれの中国系女性。プリンストン卒。
NASDAQ100の役員の内、移民一世か二世の割合はどれくらいだろう?結構いると思いますよ。グーグルのファウンダーの1人、サーゲイ・ブリン(スタンフォード卒)は、ロシア生まれの移民一世だし。
日本は世界のベスト・アンド・ブライティストに相手されない国だから、、、東大や京大の外国人比率って何%でしたっけ?
皆さん、日本が何故、世界のベスト・アンド・ブライティストに相手にされないか、よーーーく考えてみることですよ。構造的に根深い理由があるのでは?その上で、今回の城さんのコメントをお読みされることお奨めします。
パナソニックに関しては、非日本人を優秀でありさえすれば、どんどん幹部に登用することをお奨めします。そんなこと分かっているって?!そうですよね。失礼しました。
1.日本ではもう物あまり、いまさら生活改善の為に洗濯機や電子レンジを日本人はいない。人口の減り始める日本よりもまだこれからその需要がある東南アジアに進出しなくては存続が危なくなる。
2.法人税はともかくその他の健康保険や年金負担などの付随的賦課金があまりにも高すぎる。それを避けるには海外に本社を移してしまえ。ちなみに私のいる会社は零細ですがやってしまいました。“もうオマエラそっちの方が売り上げ多いし勝手にやってくれよ、配当は頂戴ね”と言う形であっけない形で海外に移ってしまいました。日本の税金も問題ですがこの保険などの付随的な費用が高いし少子化も進むともう改善できないでしょう。
トヨタが日本の会社である必要はもう無いわけで。
3.兵站の伸びすぎ。
パナのやるのは大英帝国のインド統治のコピーと考えるとわかり易い。
インド統治の拡大に伴いイギリスのオックスブリッジ卒の若い人たちを企業の指揮官として送りきれなくなってきた。そこでインドの番頭、小僧で特に優秀なのをイギリスに送るなり教育してインドに戻した。彼らはイギリス人の考えも理解できるしインドに戻ったあとも指揮官として金銭的なインセンティブも与えられる。同じ事をイギリスは中国でも後にジャーディンマセソンのような高級指揮官はイギリス人だが中堅現場指揮官はイギリス流の教育を受けた現地人と言うことになる。
同じことがいずれパナだけでは無くその他の国際企業を目指している大手企業にも波及してくるでしょう。
日本でから駐在員を出そうにもなかなか良いスタッフは出たがらなくなりました。なぜかと言うと現地での子弟の教育が非常に難しくなっています。油の乗り切った40台の子供は中学、高校そんなのを3.4年出したら上手く帰国子女枠で戻れれば良いがそうでないと悲惨な事になる。だったら外国人を若いうちから呼んで教育しもどせば良い訳で。
日本の少子化はこんなところにも現れています。
パナにしてみれば留学生を雇ったからといって初めのうちの経費削減効果はまったく無い。日本人新卒は20万円、東南アジア新卒は15万円なんていうことは出来ない。
親父は何年か会社勤めをした後、花作りの道に進みました。体力の要る仕事だけど、「胃の痛みがなくなった」と話していました。いい年した息子が、パートをしながら実家で絵を描くことに反対しないのも、親父が自分の好きなことをやってきたからだろうと思います。
もし食えなかったとしても、まあ屋台でも引けばいいだろう的な気分が自分にはあるのかも知れません。
自分はどう転んでも企業勤めで出世は望めないと思ってたので、自分の強みや好きな事を伸ばした方が、他国の若者とも張り合えるんじゃないかなと思ったんです。まだ何も結果出してません、すみません。(笑
でも、それはもうかなり前から、その様な状態だったんだと思っています。
ちょっと、遅すぎた感もありますね。
でも、同時に中年貴族の方たちの整理も進めて欲しい、と言うのが本音ですが。
時々日本へ戻る時、成田から京成線に乗っていると、大きなスーツケースを抱えた方たちの殆どが、定年後の方たちばかりで、やるせない気持ちになるんですよね。上手く逃げ切れて良かったね、と。そして、あなた達の旅行費用は、私たちの世代が、返済しなければならないんだよ、と。
そしてそれが経済の成長につながっているのでしょうか?
無知ですいません。
論理が飛躍しているかも知れませんが、大阪は何年か先の日本国全体を先取りしています。
・産業構造の変化に取り残されて停滞する経済
・新興国と競争する製造業
・巨額の赤字に悩む財政
・労働組合に支配されている公務員
・箱モノ行政の結果と重複する行政の非効率
・既得権益死守を叫ぶ圧力団体の強固さ
・第2の大都市圏という幻想にあぐらをかいて、冷静に地盤沈下している事実を直視しない人が多い
そんな中で、企業は大阪を脱出したのです。まずは東京へと脱出し、外需型企業あるいはグローバル企業は海外移転も考えているでしょう。かつて大阪商工会議所の会頭に執着した住友化学でさえ、本店所在地をあっさり東京へ移転してしまいました。
パナソニックは脱大阪から脱日本へと二段跳びをしたのでしょう。
そこで最初に現社長を即刻クビにして、外国人社長(という言い方も実は差別的なのだが)を呼んできて入れ替えてはいかがでしょう。できれば英語ネイティブでないけど英語は流暢で、且つ日本語はほとんどしゃべれない人がいいですね。
こうすれば、その会社は日本人中心主義ではなく、国際化を親権に考えているのだと内外にアピールできるのではないでしょうか。
え?日本人経営者が自分の保身を最優先に考えないはずがない?そりゃそうか。
この群雄割拠時代に生まれたことを嬉しく思います。
話は変わりますが、先日、韓国人留学生と交友関係を持ちましたが、4カ国語堪能な彼女を見ていて喜ばしくも悔しく思う次第です"苦笑"
単純に使える言語の数が多いからではなく、自身の信じる学習として数ヶ国語を選択しマスターした彼女からは、大半の日本人大学生とは違った魅力がありました。
私も自身の信じる学習を始めたところでの出会いでしたので嬉しかったです。逆に何故自分はもっと早く学習の意義に気づかなかったのであろうと歯軋りしています。
自分の心境吐露だけでした、失礼します。
政界、官界、財界、学界、実業など、年功序列・終身雇用で出世の階段を上がってきた旧世代の連中を追っ払うか、早期退職させる必要がある。そして、もっとオープンで能力や実績が公平・客観的に評価される社会システムが必要だ。
先のパナソニックの社長といい、その幹部らは旧世代の人間である。一般的に、アジア人や白人の多くは、物事を白黒はっきりさせ、意思決定が日本人よりも格段に速いので、上司のことを無能と判断すれば、公然と相手を批判し、さっさと会社を辞めてしまう。
城さんや他の東大関係者には大変失礼だが、今の東大総長も、そういった旧世代の人間の一人である。東大だけに限らず、日本の大学の首脳陣ほぼ全員が旧世代の人間である。また、教育委員会も要するに天下り先だから、あんなものは不要である。
「国家の品格」の著者・藤原正彦は、ニセ愛国者。今の日本人は、母語、英語、もっといえば第二・三外国語も習得し、高度な専門知識・技術を習得する必要がある。中国では小学一年から英語教育がはじまる。教育熱心な家のインド人の子供たちは、小学校上がる前に三か国語を話せる。算数・数学もよくできる。旧来のシステムを温存することが愛国心ではない。能力が世界に通用し、強くて賢い日本人を量産することが愛国心だ。
旧世代の人間が定年退職をし、天下りや顧問などをやって老後の財産を稼ぎ出し、この世から完全に消え失せるのに20~30年くらいかかるので、日本再生はそれ以降だろう。もっとも、日本人が自分たちで社会システムを改革することはあまり期待できない。完全に没落すれば話は別だろうが。
旧世代の人間の利権はどうする、と反論する人もいるだろう。それならば、高学歴ワーキングプア問題に代表されるような、従来の日本の教育をそれなりに忠実に受けてきたのに職場がなかったり、能力を発揮できないでいる若者たち(引きこもりも含めて)の利権はどうなるのか?
極論すれば、韓国のサムスンみたいに30代で管理職、40歳で定年というくらいのスピード感ある組織、社会にしないといけない。
下手に出世したら総収入減少、拘束時間大幅増加では何のインセンティブもありません。
また、日本の若者も既得権者を恨んだりしていないで、日本で働くのみならず海外で働くという選択を視野に入れたらいいと思います。実際、シンガポールとかの方が、御手伝いさんとかも気楽に雇えて、女性が働くには、日本よりもずいぶんと環境が良いのではないでしょうか。どちらにせよ、自分はこれで勝負するというキャリアを作っていく気概で大学にいくべきだし、会社にも入るべきだと思います。若者には、○○だから、大丈夫(例えば体育会に所属してるから就職は安泰)とか思わずに、未来を見据えて頑張って欲しいです。
若者も、中堅も、トップもこれからの日本人が大変なことには変わりありません。それでも、地球にいる全人類が日本人と同じ暮らしをしようとすると、地球という資源が7つ以上必要だということです。私達は自覚していたかはわかりませんが、十分に豊かでした。しかし、これからも地球のおいしいところを日本国として取り続けることは無理そうです。これからは個人参戦、あるいは小グループ参戦で、その資源の取り合いにいかねばならないのでしょう。
いつも興味深く拝読させていただいています。
今、マレーシアでロングステイしていますが、こちらの家電量販店をのぞけば、パナソニックの動きでさえ、遅きに失している感があります。
一人当たり国民所得が10000ドルに満たないマレーシアでさえ、周辺の低賃金国の追い上げに危機意識をもっているのです。いわんや日本をや。ということでしょう。
極端な話、一度はそこまで行きそうな気がするね。
相手は外国人だし。
ある種の妙なナショナリズムの台頭もあるかもしれない。
インド、中国の新興・・・かつては日本でもOKだとされた大卒さんも大量に職にありつけない事がまた続くのでしょうね。
日本国内の中間層の完全崩壊はじきやってくるのでしょう。
国内大学の学費(特に私学)が支払えないと言って揉める日もそうとうくないでしょうね。
大学の価値もガタガタになる。公務員も駄目、民間会社も駄目。
革命の手前です。
英語教育の重要性は昔から言われているが、日本の学校教育では効果は期待できないと思う。
日本人が日本国内で生活していくうえで別に英語は必要ではないし、文法が違いすぎて覚えにくい。そして何より、日本人の大多数は英語にあこがれつつ、本音では英語など喋りたくないのだろう。だから中学・高校・大学と10年間学んでもまともに読み書き会話ができない。英会話のNOVAもジオスも潰れてしまった。このうえ小学校で英語必修なんて、英語嫌いの子供を増やすだけである。
むしろ義務教育段階では英語を必修科目から外し、高校や大学の入試科目からも外す(但し、英文科に進学する場合は別である)。そして希望者に対してのみ、徹底的に教育するのである。そのほうが効率がよいし、英語嫌いの子供をふやさない。中途半端に英語教育に時間を割くのではなく、その分、国語、数学、理科、社会を充実させるべきだ。
中国やインドで英語の早期教育をしているというが、それはあくまでも富裕層の子供が行くような学校であろう。この両国は貧富の差が大きく義務教育にも通えない子供もいる。英語どころか自国語の読み書きもできない「文盲」が多いことも忘れてはならない。
確かに、その人が希望する職業や職務内容、職場や生活環境などによるでしょう。もちろん、日本人全員が外国語に通じる必要もないです。日本国内で日本人だけを相手にするのならば、外国語は一切いらないです。また、幸い(?)にも日本人は国内の大学で専門知識や技術も習得できる環境にあります。
でも残念ながら、パナソニックをはじめ、日本の大手企業の経営者はそういう考え方と姿勢を受けつないようです。今週(6月19日号)の「週刊東洋経済」42~43ページの楽天・三木谷社長の記事をコンビニや本屋さんで立ち読みしてみて下さい。
彼曰く、「英語が出来ない(しゃべれない)役員は二年以内にクビにする」とのことです。楽天だけでなく、日本の大手企業のグローバル化はもう待ったなしの状態でしょう。そうしないとマーケットを拡大できない。
あと、人事についていえば、年功序列・終身雇用はここ2~3年の内に完全に消滅することになるでしょう。ズバリ、日本企業の「外資化」です。
「四則計算ができれば、買い物などの日常生活に困らないよ。数学なんてまったく出来なくてもいい。円周率は3で計算すればいい。」
「別に大学を卒業しなくても、株をやったり、起業して金儲けできるよ。ビル・ゲイツの例があるじゃないか。」
こういうのを「世界下流マインド=単純ワーカー・マインド」とよびます。
追伸:
日本人の多くが英語や他の外国語をしゃべれないのは、日本語の文法や性質が他と異質、というよりも教授法や学習法に問題があります。文科省主導で出来ないように仕向けているから。日本人の海外流失と、海外からの情報流入を「お上」が恐れているから。要するに国家による教育戦略にすぎない。
もちろん、アジアなどの新興国とも勝負できる人材を作らないといけないのは事実ですけど、文化も母語も薄っぺらな人間では世界から笑われるだけだし、あくまでも言語は「ツール」でしかなくて、「何を伝えるか」が重要ではないでしょうか?
ここにいるみなさんには分かってもらえないかもしれませんが、やっぱり文化や母語などの「バックボーン」があるからこそ、他の国の人達が考えもしないようなアイデアで出し抜けることができると思います。
日本語教師してますが、やっぱり「文化的バックボーン」をしっかり備えている人は外国人からも尊敬されますね。
というより、ろくな英語教師がいないし制度も悪いでしょう。教師に関しては、日本の英語教育を受けて外国語系の専攻に進み、せいぜい数ヶ月留学した程度で、ネイティブに程遠い。制度については、文法重視からコミュニケーション重視への流れはあるようですが、一部の先進的な学校を除いてオーラルコミュニケーションなどという授業を週1時間程度設けてお茶を濁しているだけのようです。
言語習得には、大量の理解可能なインプットが必須です。日本の英語教育では、インプットの量も質も全く足りません。カナダのフランス語教育で成功し今では常識となったイマージョンが効果的な方法です。もはや外国語習得は避けられず、毎日何時間も英語で授業するくらいの覚悟が必要です。
1.TOEIC一定点数(300点とか)未満は例えFランク大学でも法的に入学禁止(推薦・内部進学も不可)
2.大学入試における大学独自の英語試験を法的に禁止
3.国公立も私学も今の偏差値等を元に、入学に必要なTOEICの点数等を法的に強制(東大だったらTOEIC900点とか)
とすれば、日本人の英語力は飛躍的に伸びます。TOEICに文句があるなら、英検でもTOEFLでも何でも、実用的な英語の指標とされているものなら可。
上記1.~3.の内、上位国立と上位私大だけに2.、3.を強制するだけでも、英語の達者な日本人大幅増間違いなしです。
逆に、どんなに幼児教育しようが、小学校から英語教育を義務付けようが、全く無意味です。慶應中等部のお受験!とかの影響力のほうが圧倒的に強くて、そっちに流されるので、あっという間に形骸化して終わりです。一方、2.、3.を強制すれば、せっかく慶應中等部に入学してもTOEIC300点だとFランク大しか進学できない、とかなるので、英語教育なんか全く手をつけなくても、英語力は飛躍的に伸びます。
もちろん、普通の公立の中学校の英語教育なども、それに引きずられて自然に改善します。今は逆に、高校受験や大学受験に引きづられて、漢文読み下し的な英語教育になってるわけですから。
結局、出口(大学受験、就職)が間違っているから上手く行ってないのに、そこはアンタッチャブルにして、教師と子供に何のインセンティブもない努力を強いて(従って効果が上がるわけがないのに)良しとする。これは、雇用を流動化して市場に任せれば最適化されるところを、派遣禁止などで企業と労働者に無駄な苦労を強いて問題解決しようとするのと、非常に好一対になっていると思います。
外国語を話さなくても日常生活に支障ない国もたくさんある。
それでも日本人の英語スキルが北朝鮮やラオスとビリ争いをしているという事実は、やっぱり(教育システムを含めて)努力の「量」と「方向」がおかしいのだと結論付けるほかない。
たしかに日本では日本語だけで十分に日常生活できる。問題は、「一流大を卒業したホワイトカラーであっても(語学に関して)品質保証出来てない」こと。
これでは意思疎通できる日本人を人材プールから選んで東アジア市場を統括させる投資がしにくい。語学は当たり前に出来て、それ以外の要素で選んでいってもマネージャー候補が豊富に残るぐらいでないと。
旧帝レベル校の卒業生は英語は当然でプラスαで勝負できる、ぐらいでないと日系外資問わずアジア拠点を東京に置くメリットは何もない。今のままならデンマーク代表(香港・SG)に日本の高校選抜で勝負するようなもの。
公立校の英語教師の英語レベルの低さは、ご存知の通りです。が、それは責めるべき問題ではないと思います。彼らは彼らで忙しいのです。皆さんご存知の雇用の硬直性のため、彼らは排除されません。
また「文化的バックボーン」もどうでもいい概念です。英語圏では、「あなた自身がどうであるか」が全てです。何処の国出身家など、英語がよほど下手でない限り聞かれないのです。アメリカ、カナダ。移民の国ですよ。アクセントのある移民で溢れてる。
しかも、日本文化は、欧米メインストリームにとって辺境文化です。もちろん、アジア圏では一番評価されてます。でも、欧米では、それはあなた個人の評価には何の関係もありません!!
この辺が、多くの日本人には分かっていません。自国の文化を知っていようといまいと、99%のビジネスガイコクジンは気にしません。
日本人は英語が下手です。でも、僕のように経験を経たペラペラの人間でも、英語講師の正社員には採用されません。年齢とSubmissivenessが関係するようです怒。英会話学校も、語学留学程度の上手くない人達(でも腰の低い人当たりの良い人材、ゆえに若い女性ばかり)を採用してますね。不思議です。
それで日本の消費者が満足なら、納得ですが。
無駄な努力。外国人は優秀な人物を取るため年齢とか即卒とか関係ないが日本人は自分たちの既得権益を守るため相変わらず新卒+コミュ力重視の二重構造が出来上がる。外国人を入れても日本企業の腐った体質は変わらない。将来どうなるかというと外国人に重要ポストを乗っ取られて日本企業では無くなるか外国人に中核の技術奪われて潰れるかのどちらか。即卒の唯一の希望は日本から出て行く事。そして海外で優秀な人物となり既得権益を死守する傲慢で強欲な大企業の中高年を脅かすこと。これに限る。
大学4年目で退学するんですか?
1、2年ならわかるのですが。よっぽど成し遂げたいことがあるのですね
ネットでは日本の大卒に価値がないとゆうことが多くかたられていますが、私が現実で生きている範囲ではそのようなことは耳にしません。私にはどうもそれ字体がネットの世界でのみ一人歩きしているように思うのですが。
みなさんはネット以外で大卒に価値はないと思わざるおえない出来事はありますか。
日本に復讐するなんてむなしいからやめませんか。海外で生きていくなら、そんなくだらないことに時間を費やす余裕はないでしょう。日本は世界から無視されています。私は20代ですが、本当に嫌な場所に生まれたものです。
旧態然とした組織が、管理側は痛みを負わぬ様にしながら
「改革らしきもの」を行おうとしているだけでは。
全入替なら納得行きますが、下は競争だ。 でも俺たちは安泰だ。
っておかしいですよね。
上も下も競争だ! ってのが正しい形だと思いますが。
>「改革らしきもの」を行おうとしているだけでは。
そうですね。
これがパナソニックぐらい儲かってる企業ならまだしも、経営者が無能で全然儲かってない企業で同じ事をしたら、まず経営者を外国人にでも入れ替えろ!でしょう。
でも、経営者が自分で自分の不利になる改革を行うことは難しいし、下(従業員)が行うのはもっと無理です。
しかし、市場原理主義とか株主資本主義とか叩かれるような人達・・・ホリエモンとか村上ファンドみたいな存在があれば、それは可能です。あるいは、スティール・パートナーズがアデランスの経営陣を叩き出した様に。
結局、株主が会社を私物化することによってのみ、初めて改革は実現できるわけですね。
日本に復讐というわけじゃない。既得権益にしがみつき、後継者を使い捨てて日本の財産を食い荒らそうとする強欲なシロアリと戦うということ。中村修二や石井紘基はそういった類いの愛国者。残念ながら生易しいことはいっていられない。この国は破綻寸前。若い世代が既得権益にしがみつく連中を叩き出すかそれとも既得権益者達が最後まで利権にしがみついて国を潰すかどちらか。生きるか死ぬかの問題だ!
既得権益が云々とか、経営者も入れ替えるべきとか、そんなことを外野がぐちゃぐちゃ言ってもしょうがないでしょう。結局彼らが作ってきた会社なのですから。好きにしたらいい。むしろ、日本の老人(?)が外国人に支えてもらえるならありがたい限りだ。
これから新卒の人はそんな会社はなかったと思えばいいだけで。
日本での製造業の賞味期限は終わったと彼らが判断しただけなんだと思いますけどね。
グローバルな視点?
やりたい人はやればいいと思いますけれども、全ての日本人が必要なことでは無いでしょう。製造業で必要なのは仕方が無いかもしれませんが、ドメスティックでもやることいっぱいありますよ。地方の医者とか。不足してるし。
“平等”に育ち、努力も勝つことも知らない世代
http://diamond.jp/articles/-/8476?page=3
今春の採用予定人数 中小6割、確保できず
http://www.ksj-k.co.jp/jinji/w_2010030101.html
怒鳴られ続け、新人が9日目に「自主退職」…巧妙化する企業の「多すぎた内定者切り」
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201005240134.html
「ゆとり世代」がそんなに嫌なら氷河期世代から取ればいいわけだが、
氷河期世代は新卒と違って社会経験があるために何をしでかすかわからない。
世間知らずの新卒には怒鳴っても辞めていくだけだが、
氷河期世代は反抗されると怖い。要するにリスクをとりたがらないのだ。
[マツダ工場]車暴走、11人はね1人死亡…解雇でうらみ?
http://news.livedoor.com/article/detail/4841031/
「リスクを取らない、取りたがらない」という体質が、
日本経済を停滞させているといえる。
年齢から見てバブル世代。
これ、公的な発言だったら抗議されるレベルの
デマですよ。
残念ですが、バブル世代と第一次氷河期世代を境目にして、「大卒」だろうと一気に生活水準が低下して中流階級がなくなり、更に重税を課せられるという未来は決定していますね。新興国のエリートのように未来に教育を授けることも出来なくなる。財政破綻で1400兆円の留保とやらも全てなくなるのはほぼ決定しているので消費地としての存在感も皆無になり、じきに日本は名実ともに辺境の途上国に戻る。治安も急激に悪化して、契約を守る動機も失われる。私も「日本に生まれたんだから恵まれていると思え」と散々言われたけれど、逆にすぐに生まれたことを嘆くのが当たり前の国になるでしょう。もちろん多少の成功体験がある人はそんな国からはさっさとアメリカに移民すべきです。