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城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

藤波谷から小津権現山 20.4.11

2020-04-11 19:46:18 | 山登り
 岐阜県では非常事態宣言が出されている。前からの不要不急の外出は避けるようにとのお達しだが、年寄りにとって医者に行くほか(幸いおじさんは通わなければならない医者はない)は全てが不要不急ということになる。GDPのアップにほとんど貢献していないし、4月からは地域のニーズにも貢献していない。ただし、3密を避ければ良いのだから、山登りはまさにうってつけではないか。しかし、現地に行くのに車や公共交通機関を使わないといけないので、ここで少し「密」が発生する。まして、テント泊ともなれば一層「密」となる。このためか、多くの山行が中止となった。

 一人で登るのであれば何も問題はない。ということ(?)で、今日は一人でまだ登っていなかった藤波谷ルートから小津権現山(1157.7m)に出かけた。実は昨年の11月に登ろうとしたが、このあたりは工事中で近づくことができなかった。登山口は、傾斜があり駐車スペースはないので、少し手前の空地(ここが正規の駐車地)に停めた。登山口には、平成22年に日本山岳協会の岐阜支部、岐阜県林政部(このあたりは県有林となっている)、ローソンなどが小津権現の森林(「もり」と呼ぶ)を作ったと書かれた案内板がある。

 登山口
谷を渡ると、今にも崩れるようなトラバース道がある。巡視道(黒のプラスチックの階段)があるので、この上に鉄塔があるのがわかる。

 鉄塔
鉄塔を過ぎると少し緩やかとなるが、それでも急な道が続く。残置の赤テープがあるが、登山道は枯れ葉で埋め尽くされており、必ずしも明瞭ではない。

 1時間ばかりで林道と合流した。随分立派な林道だ(県有林のせい?)。

 ここの網、どうして通過するのかすぐには分からなかったが、網をまくりあげて通過した
実はここまで一般車でも上がることができるようで、私の知人もこれを利用したと聞いている。ここからしばらくが「小津権現の森林」の現場のようだ。緑の旗がひらめいている。おまけに作業小屋が2カ所ある。要するにスギなどを伐採したあとに、落葉樹を植えたのがこの運動の内容のようだ。おまけにこの植えた木を食害から保護するためにまわりは網で囲まれている。

 標識と山頂付近を望む

 花房山を望む
このためいちいち網をくぐらなければならない。網をくぐると「ぬたば」が現れる。そして尾根の一番上でなく、そのすぐ下をトラバース気味に登っていく。一番上にはシャクナゲが群生しており、強烈なヤブとなっている。このトラバース道が若干わかりにくい。足跡を丹念に拾い、道を外さないように注意する。

 最後の急登を過ぎるとやっと山頂に達する。山頂の小さな祠の真後ろに出てきた。既に山頂には二人の単独者がいた。すぐに男女二人の登山者も続く。いずれも小津からの登山者のようだ。能郷白山の雪も随分少なくなったが、白山はまだ真っ白。揖斐の街もぼんやりとは見えている。

 いつもの小さな祠

 白山と能郷白山

 揖斐の街を望む

お昼には少し早いので、林道出会い付近まで下ることにし、山頂を後にする。林道には工事関係者?か車で上がってきた。藤橋付近の桜はいまだ満開のようだった。雨が降らないので、桜も長いこと楽しめているのだろう。

 さて、今回藤波谷ルートを登った感想を最後に書いておく。小津からのルートに比べると魅力は劣る。植林された箇所が多く、落葉樹が少ないので新緑ばかりか紅葉も楽しめない。おまけに登山道は必ずしも明瞭でないので、このような道に慣れていないとたちまち不安になってしまう。私自身、もうこのルートからは登りたくないと感じた。

コースタイム 藤波谷登山口7:54→林道出会い9:00→山頂10:22→登山口12:22


 
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馬籠峠から男だる山+ロクロ天井

2020-04-04 20:29:54 | 山登り
 Oさんから前日嬉しい誘い。登っていない山の一つである男だる山(1342.8m)に登らないかという話、予定していたことはキャンセルし、当日に望む。参加者は私を除くと全てOさん、クワトロOということになる。目的の山は、馬籠峠の東に位置する山。ネットでは細野から登る方が多いので、3人がそのルートの地図を用意したが、馬籠峠から登るということでハズレ、やはりルートも聞いておかないといけないと反省した。

 閉められた峠の茶屋の右から登り始める。

 馬籠峠 既に800mの標高 山頂までは534mしかないが・・・・

まずは山腹を巻く。しばらく行くと、尾根に取り付く。急な登りで尾根に到着。ここからは県境にそって男だる山山頂まで歩く。前半は比較的痩せ尾根で随所に急登がある。登山道は明瞭で迷うところもないし、要所には赤テープが付けられている。登山口から1時間で300mを登る。

 登山道

 最初の休憩

計算では残り200m余り、しかし、そこからしばらく登ると笹の背が高くなり、道も明瞭ではなくなる。踏み跡を外すとそこはかなりのヤブとなるが、時々外してしまう。さらに先を行く者に遅れると容易に外す。2時間で山頂に到着。展望は全くないし、時間も早いので、すぐに下り始める。ヤブが消えたあたりの広い尾根で昼食。帰りは少しショートカットし、峠到着は11時35分。

 山頂

 山頂

 さて、この私を除くメンバーでは密かに本日の2回戦が企てられていた。午前中に1回戦が終了してしまったため、峠に到着後いよいよ2回戦が始まった。私は、当初からそんな計画があることは露知らずだったし、このメンバーの中では最年長でしかも鈍足。2回戦はできればなしにして欲しいとの願いむなしく、ロクロ天井(1471.6m)に行くことが決定されてしまった。もちろん、車の中で帰りを待つという選択もあった。なんせ、ロクロ天井には数年前に登っているし、1回戦と同じく展望も何もなく魅力というものが全くない山なのである。

 「牛に引かれて善光寺」のとおり、車止めゲートから林道を歩き始める。

 車止めゲート 2,3台しか置けない

見覚えのある作業小屋を過ぎ、さらに林道を登っていく。前回は小屋近くから尾根に取り付き、反時計回りに登ったが、今日は最短コースということで、「ロクロ天井」という表示からわきの林道に入り、そこの終点まで登る。

 ロクロ天井という表示がある

少し、トラバースして、尾根を登っていくと稜線に達する。

背の高い笹が出現するが、明瞭な道と赤テープがあるので、心配はない。しかし、稜線に達してから意外に山頂は遠かった。山頂は一部の切り払いがあるほかは背の高い笹に囲まれている。こんな山どこが面白いのか、ただただ再認識するだけのような気持ちがする。今回唯一登っていないメンバーの希望に応えたリーダー(それに付き従った私も)本当にご苦労様でした。

 山頂

男だる山 馬籠峠7:30→山頂9:35→峠11:39(途中昼食タイム含む)
ロクロ天井 車止めゲート12:35→山頂14:14→ゲート15:25




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見通しが立たない中で新年度スタート 20.4.1

2020-04-01 19:43:45 | 地域のこと他
 今日から新年度がスタートしたが、コロナによってすっかり世の中の動きが変わってしまった。出戻りした月1の山の例会も中止、さらには5月の揖斐祭りも中止。区長の仕事が終わったので、今年度から少し暇になると思う。新しく財産区の管理委員になったが、どんな仕事があるのか現時点ではわからない。それでも今日も雨の合間を見つけて城台山に出かけた。山は「笑う」と形容される時期にいよいよなってきた。季節はコロナとは関係なしにどんどん進んでいく。


 一心寺の前のシャガ 地味な花

 池田山の中腹 見にくいが至る所に桜が咲いている この時期しか見ることはできない

 桜と揖斐厚生病院(遠景、いずれ移転する)

 前にも紹介した旧墓園のしだれ桜

 三輪神社とはなもも 今年は恒例の祭りが見られない

自宅の花

 こぶし  

 ミツバツツジ 随分背が高くなった 剪定の仕方がわからない

 プルモナリア ブルーエンサイン 日陰に咲く こんな名前誰にも覚えられない(おじさんも)

 さあこれは何の花か その実をジャムにする(ブルーベリー)

昼から県図書館に出かけた。相変わらず貸し出しはネット予約のみで、駐車場も4、5台あるのみ。

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