城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

城台山初登り 21.1.2

2021-01-02 12:59:58 | 山登り
 元日は静かな静かな一日だと書いたが、唯一の例外はスマホのラインであった。子ども達そして山登りの仲間たちからの新年メッセージが相次いで届き、机の上のスマホは着信音が頻繁に鳴っていた(普段はほとんど鳴ることのないスマホだから余計に感じるのだが)。午後家内と近くの三輪神社に初参り、そして家のまわりの雪どけをしてもう終わりである。夜、久しぶりにNHKラジオをつけたら、高橋源一郎のトーク番組をやっていた。中でも瀬戸内寂聴(99歳、その闊達ぶりに驚く。毎日の晩酌そしてお肉)との電話でのインタビューが面白かった。色々な作家の名前があがったが、ほとんど読んでいない。少しこうした方面も興味をもって読んでみようかなとも思った。

 今日は長靴を履いて、城台山に初登り。途中で獣おそらく鹿の足跡を見つけた。一頭のみの足跡で結構大きなものであったので、雄の成獣でないかと想像した。

 三輪神社 右にガスがかかる城台山山頂

 獣の足跡

 誰も訪れることのない一心寺

登るにつれ、雪は軽くなってきた。前回の雪質とは随分違っていると感じた。雪を踏むとキュキュッと鳴る。

 城台山山頂

 下り道でふと山の愛唱歌が口から出てきた。「シーハイルの歌」「岩木のおろしが吹くなら吹けよ 山から山へと我らは走る・・・」 、おじさんが若い頃に覚えた歌だが、この曲が山の歌の中では一番好きだ。歌詞を見ると、山スキー(昔スキーにはゲレンデとか山という区別はなかったと思う。)の歌で、昔のスキー用語「シーハイル(スキー万歳)、ステップターン、クリスチャニア、シュプール等」が出てくる。この歌は、林征次郎が作詞作曲し、1929年五所川原農学校スキー部が大鰐町でスキー合宿したときに、監督を依頼された林氏が部員に唄わせたとある。戦後ダークダックス等が歌っている。

 歌詞 ユーチューブで検索し、お薦めなのが「あずみ野うたごえ喫茶」のものが素朴で良い

 一心寺から左の白山神社へ降りる道をたどり、白山神社にお参り。昨日は下の会館で区長及び当番班班長のみが出席して元旦祭が行われた模様で寂しい限りだ。

 訪れる人のない神社 立派な正月飾りが泣いている

そこから車道を降りて行くと前回の雪で多数の竹の倒壊が見られたところにさしかかった。前回ほどではなかったが、やはり沢山の竹がアーチを描いて道路等に覆い被さっている。

 アーチになっている竹 きれいだ しかし、今度は誰が始末をするのだろうか
 この後も寒波襲来が予想されているのでそのことも考えないといけない

その後、畑に行き、スナップエンドウの覆いにのしかかる雪を取り除く。
明日は、元日から読み始めた内田樹・石川康宏「若者よマルクスを読もうⅠ、Ⅱ」、年末に読んだ吉田裕著「兵士たちの戦後史」、そして前回とりあげた平田オリザ著「22世紀を見る君たちへ」の補充を行うこととしたい。
コメント
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