愛媛県宇和島市からの良いたより♪

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出エジプト記の紹介:「モーセは彼らに対して憤然とした」

2014-10-06 10:30:47 | 神の言葉・聖書

 神エホバはモーセを通して約束していた通りに、朝早く「白い霜」のように見える、それまで見たことのない食物、つまりエホバからのパンが与えられました。イスラエルの子らはモーセから指示された通りに家族の人数分を秩序正しく拾い集めました(出エジプト記16:13~18)。イスラエルの子らは仲間の分を自分の家族の者に取り拾う、貪欲さを表すこがなかったことが分かります。しかし、神エホバがモーセを通して与えておいたことを守らなかったことが次のように記されています。どのような教訓が得られるでしょうか。

 「その後モーセは彼らに言った、「だれもそれ(エホバから与えられた食物のパン)を朝まで残しておいてはいけない」。しかし彼らはモーセの言うことを聴かなかった。ある人々がそれを朝まで残しておくと、それは虫がわいて臭くなっているのであった。そのためモーセは彼らに対して憤然とした。こうして彼らは朝ごとに、各自その食べるところに応じてそれを拾った。太陽が熱くなると、それは溶けた」(出エジプト記16:19~21)。

 モーセは、イスラエルの子らにエホバから与えられた食物のパンは、翌朝まで「残しておいてはいけない」と指示しています。しかし、ある者たちがモーセの指示を聴かず、エホバから与えられたパンを残しておくと、「それは虫がわいて臭くなって」、食べることができなくなっていました。そのため、モーセはイスラエルの子らに対して「憤然とした」ことが記されています。温和なモーセはなぜイスラエルの子らの行動に憤然としたのでしょうか。それは、モーセの指示は神エホバからの指示であり、それを守り行わないのは、エホバの指示を守り行わないことを意味していたからです。加えて神エホバは毎日必要なパンを与えると、前もって約束されていたからです(出エジプト記16:4,5)。イスラエルの子らのある者たちは、こうしたエホバの約束に対して信仰を抱いていないことを示したのでモーセは憤然としたのです。イスラエルの子らは、神エホバが日ごとに必要なパンを与えて下さることに信仰を持つべきでした。

 さらにイスラエルの民は、朝早いうちにエホバからの食物のパンを拾い、家族の必要を満たすようにする必要もありました。朝早くに怠惰にしていれば、エホバからの食物は「溶けた」ことが記されています。イスラエルの子らはエホバからの指示を忠実に守る必要がありました。勤勉で忠実な特質の人々は確かにエホバからの祝福を受け、必要な糧を頂くことができたのです。神エホバは、わたしたちに勤勉で忠実な働き人であるように促しています。

         台風の 過ぎ去りし朝 点検す 今日の一句

                      鉢植えの「アザレア」


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