詩編119編169節~176節には、詩編作者は「恵みを求めるわたしの願いがあなた(エホバ)のみ前に至りますように」と、エホバに依り頼む純粋な言葉が記されていました(詩編119:170)。現在の対処しにくい危機の時代の中で生活する私たちも、絶えず神エホバに恵みを求めて請願をする必要があります(テモテ第二3:1)。今日紹介する詩編120編には、「こうかつな舌よ、人は何をお前に与えるだろうか」と、記されています(詩編120:3)。「こうかつな舌」とは、悪賢いことを語る舌、つまり「悪賢い人」の比喩表現です。「割る賢い人」には、人は何も与えないで、人はその人から離れます。国会の質疑の様子を見ていると、国家の要人や高官は、かってない「こうかつな舌」を用いています。そのような人に税金によって高額な報酬が支払われています。「こうかつな舌」は、「力ある者の鋭くされた矢」と記されています(詩編120:4)。注意しないと、鋭い矢によって命を失いかねません。私たちは注意深く正邪を見分け、神エホバの助けを、詩編作者と同じように呼び求める必要があることを聖書は教えています(詩編120:1)。
詩編120編には、下記のように記されています。皆様方はみ言葉聖書から、どのような宝を見いだされるっでしょうか。
登って行くときの歌。
「 わたしは苦難の中からエホバに
呼びかけた。
すると、神はわたしに答えてくださった。
2 エホバよ、わたしの魂(命)を偽りの唇から、
こうかつな者から救い出して
ください。
3 こうかつな舌よ、
人は何をお前に与えるであろうか。
何をお前に増し加えるであろうか。
4 力ある者の鋭くされた矢、
それと共に、えにしだの木の
燃える炭火だ。
5 わたしは災いだ!わたしはメシェクに
外国人としてとどまったからだ。
わたしはケダルの天幕と共に
幕屋を張って住んだ。
6 わたしの魂(命)は余りにも長い間、
平和を憎む者たちと共に
幕屋を張って住んだ。
7 わたしは平和を擁護する。しかしわたしが
話すとき、
彼らは戦いを支持するのだ」(詩編120:1~7)。
上の聖句に記されている通り、詩編作者は、「余りにも長い間、平和を憎む者たちと共に幕屋を張って住んだ」と、述べています(詩編120:6)。それは詩編作者にとって確かに災いでした(詩編120:5)。詩編作者はそうした災いの中から、「こうかつな舌から救い出してください」と、エホバに懇願しました(詩編120:2)。詩編作者は悔い改め、「わたしは平和を擁護する」と、神エホバのご意志に沿った生き方をしました。反対にこうかつな者たちは、「戦いを支持する」と記されています(詩編120:7)。神エホバのご意志を行なう者たちは、いつの時代も霊の実の平和を造り出すように最善の努力を傾注します(ガラテア5:22,23)。あなたもそのお一人であれば幸いです。
食事会 イチゴ山盛り 香り立つ 今日の一句
庭に咲いている遅咲きの「椿」
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