聖書には、神エホバの契約の運ぶ人たちが6歩進むと、ダビデは牛と肥えた家畜を犠牲として捧げ、神エホバに深い信仰を表したことが記されていました。引き続きダビデの表した行動が次のように記されています。
「ダビデはエホバの前で力いっぱい踊り、ぐるぐる回っていた。その間ずっと、亜麻布のエフォドを着ていた。ダビデとイスラエル国民全体は、歓声を上げ、角笛を鳴らしながら、エホバの箱を運んでいった。エホバの箱が「ダビデの町」に入った時、サウルの娘のミカルが窓から見下ろし、ダビデ王がエホバの前で跳ねて踊り、ぐるぐる回っているのを見た。ミカルは心の中でダビデのことを軽蔑した。こうしてエホバの箱は運び入れられ、ダビデが箱のために張った天幕の中の所定の位置に置かれた。その後ダビデはエホバの前で全焼の捧げ物の供食の犠牲を捧げ終えると、大軍を率いるエホバの名によって、民のために祝福を願い求めた。さらにダビデは、全ての民、イスラエルの全群集の一人一人に、男性にも女性にも、輪型のパン1個、ナツメヤシの菓子1個、干しぶどうの菓子1個を配った。それから民は皆、それぞれ家に帰った。」(サムエル第二6:14~19)。
上の聖句に記されている通り、ダビデは神エホバの運ばれる契約の箱の前で力いっぱい、ぐるぐる回って踊っていたことが記されています。そのダビデの踊る様子を見たミカルは、心の中で軽蔑したことが記されています。きっと王にふさわしくない喜びの踊りだったのかも知れません。この時、契約の箱を運ぶ運び人は「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声をかけていたようで、この時の掛け声が日本のお神輿(おみこし)を担ぐときに「ワッショイ、ワッショイ」というヘブライ語で受け継がれています。
さて、ダビデが家に戻ると、ミカルはダビデに何と言ったでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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春雨や 公園人の 姿なし 今日の一句
居間に咲いている「アンスリウム」