皆様方も、強い台風や地震の時は、地方自体から安全な耐風、耐震設計の建物に避難するように勧告や命令が出されることをご存知と思います。また、安全な耐風、耐震設計の建物に避難された住民の方々の映像をテレビニュースでご覧になったことがあるかも知れません。安全な耐風、耐震設計の建物は私たちの命を守ってくれます。
聖書には人間の設計、建築した安全な建物ではなく、「エホバのみ名は強固な塔」と述べる避難場所を教え、次のように記しています。
「エホバのみ名は強固な塔、義なる者はその中に走り込んで保護される」(箴言18:10)。
上の聖句に記されている通り、「エホバのみ名は強固な塔」と、述べています。なぜ、エホバのみ名は強固な塔と比ゆ的に述べられているのでしょうか。「エホバ」という神のお名前には、「成るように成る」という意味があり、「エホバのみ名は」、神エホバはご自分のご意志通りのものになり、保護し救いを施し、成功に導く、ということを意味しています。ですから、神エホバのみ名の重要性を教えています。神エホバは永続する平安と義の道に導かれます(イザヤ48:17,18)。
神エホバは、愛と公正(義)と知恵と力と命の源の神です。その神エホバの教えは聖書に記されています。それゆえ、心の整えられた謙遜で温和な人たちは、悪から離れ、神エホバの教え・聖書を学び、その教えを適用します(詩編1:1~4)。そのように神エホバのみ言葉を学び守り行なう者たちは、邪悪な者に対比し「義なる者」と呼ばれています。また、「義なる者」は「廉直な者」であり、神エホバに信仰を働かせ、そのご意志を行ないます。イエスが有名な山上の垂訓の中で教えられた通り「神の王国と神の義をいつも第一に求める」生活をすることによって(マタイ6:33)、比喩的に「エホバのみ名の強固な塔」に走り込むのです。その結果、間もなく生じる大患難を通過する、つまり、保護され、義の宿る新しい社会、地上の楽園に導き入れられるのです(ペテロ第二3:10~13.啓示7:9,14;21:4,5)。さらに、この終わりの日の対処しにくい危機の時代にも、「義なる者たち」は、神エホバから出る教えの実・霊の実を培って、朽ちる「肉の業」を避けるので、豊かな祝福を得ます(テモテ第二3:1~5.ガラテア5:19~23)。あなたもエホバのみ名の強固な塔に走り込む義なる者のお一人であれば幸いです。
車止め カメラ構える お花畑 今日の一句
道辺に咲いている「紅葉葵」
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