神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通して、イザヤ47章ではイラクのバビロンの滅びを予告し、その通りイザヤの預言の言葉は成就しました。
現在の多くの方々が所属する諸宗教は、古代バビロンの教理をいまだに保持しています。あるいは、もしかしたら、そのこと自体も多くの方々が理解をされていないかも知れません。それゆえ、聖書の巻末の書、啓示の書では、偽りの宗教の世界帝国を「大いなるバビロン」と呼んで、注意を促しています(啓示17:5)。その国際的な宗教集合体は、西暦前539年の古代バビロンと同様の倒壊を既に経験しています(啓示14:8;18:2)。1919年、キリストの兄弟たちの残りの者は捕らわれから出て来て、大いなるバビロンの有力な部分であるキリスト教世界の宗教的な影響を振り捨てました。その時以来、キリスト教世界は、かって権勢を振るった多くの土地で、少なからず影響力を失っています。
しかし、その現代の大いなるバビロンの倒壊は、偽りの宗教の最終的な滅びの前兆に過ぎません。興味深いことに、大いなるバビロンの滅びに関する「啓示の書」の預言は、イザヤ47章8,9節の預言の言葉を思い起こさせます。古代バビロンと同様、現代の大いなるバビロンも、「わたしのような者はいない、私はやもめにはならない」、と、言います。しかし、バビロンの滅びは「突然、1日のうちに生じる」のです。大いなるバビロンを断罪する神エホバは強い方なのです。ですから、イザヤ47章の預言の言葉は、いまだに偽りの諸宗教に属している人々に対する警告となっているのです。大いなるバビロンの滅びに巻き込まれたくないなら、「彼女(大いなるバビロン)から出なさい」という言葉に是非とも従って欲しいものです(啓示18:4,7,8)。神エホバの言葉に聞き従う人々は幸いです。
次回からはイザヤ48章を順次紹介致します。
縄跳びに 興じた時代 馳せ巡る 今日の一句
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