神エホバは私たちに「忍耐と慰めを与えてくださる神」です(ローマ15:4,5)。神エホバはみ言葉聖書を通して全ての人に慰めを与えてくださるのです。
西暦前8世紀に、預言者イザヤは、神エホバの民が後代に必要とする慰めの言葉を記録しました。イザヤは、迫り来るエルサレムの滅びとユダヤ民族のバビロンへの強制移住についてヒゼキヤ王に告げた直ぐ後、回復を約束する次のような神エホバの言葉を告げました。
「あなたたちの神(エホバ)はこう言う。「慰めよ、私(エホバ)の民を慰めよ。エルサレムの心に語り、伝えよ。彼女(エルサレム)の労役が終わり、罪が償われたことを。彼女はエホバの手から、自分の全ての罪に対する十分の報いを受けた」」(イザヤ40:1,2)。
「慰めよ」というイザヤ40章の冒頭の言葉は、イザヤ書の残りの部分に治められている光と希望の音信を見事に言い表しています。ユダとエルサレムの住民は神エホバの教えを背教したため、西暦前607年に、バビロンへの流刑に処せられました。しかし、それら捕らわれのユダヤ人は、永久にバビロニア人に仕えるわけではありません。隷属状態は、彼らのとがが「労役が終わる」まで続くにすぎないのです。では、いつまででしょうか。預言者エレミヤによると、70年です(エレミヤ25:11,12)。その後、神エホバは、悔い改めたご自分の民の残りの者をバビロンからエルサレムに導き戻されました。ユダの荒廃の70年目に、捕らわれたエホバの民は、約束された救出の近いことを知り、大いに慰められたに違いありません(ダニエル9:1,2)。
バビロンからエルサレムへの帰還は長旅ですが、神エホバはその道の安全についてもイザヤを通して告げられたので、神エホバの民は大いに慰められたと思います。そのことは次回にお伝え致します。
秋晴れや 祝賀御列 平和かな 今日の一句
庭に咲いている「コスモス」
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