イエス・キリストはいちじくの木を例えとして、いちじくの木の芽が出て、それが緑の葉になると夏が近いことを知るのと同じように、イエスが預言されたこの事物の体制の終りの複合的なしるしがすべて成就すると、事物の体制の滅びが近いことを知ることができると教えられました。人々が絶対に安全と考えて来た事物の体制は滅び、イエスの言葉(エホバの言葉)は永遠に続くことを教えられました(マタイ24:32~35.ヨハネ7:16~18.ダニエル2:44,45)。次いで、イエスは重要な真理を明らかにされ、イエスの臨在の期間中(イエスは天の王国政府の王として1914年から臨在)に、人々はちょうどノアの大洪水の時のように、神の王国の音信に無関心であり、通常の生活に明け暮れている、その時に裁きが来るゆえに、霊的に「ずっと見張っていなさい」と警告された場面がマタイの福音書に次のように記されています。
「「その日(事物の体制の終結の日)についてはだれも知りません。天のみ使いたちも子(イエス)も知らず、ただ父(エホバ)だけが知っておられます」。人の子(イエス)の臨在はちょうどノアの日のようだからです。洪水前のそれらの日、ノアが箱船に入る日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていました。そして、洪水が来て彼らすべてを流し去るまで注意しませんでしたが、人の子(イエス)の臨在の時もそのようになるのです。その時二人の男が野にいるでしょう。一方は連れて行かれ(救出され)、他方は捨てられるのです。それゆえ、ずっと見張っていなさい。あなた方は、自分たちの主(イエス)がどの日に来るかを知らないからです」」(マタイ24:36~42)。
上のマタイの福音書に示されている通り、事物の体制の終結の日は、何年何月何日であるかは、だれも知らず、神エホバ神のみが知っておられることを明らかにされました。この事は神エホバの深い知恵が反映されています。この事物の体制を通過し、命の道に導かれるには、イエスの教えを学び守り行う「思慮深い」でなければならないのです(マタイ7:24,25)。イエスが教えられた通り、神の王国と神の義をいつも第一に求める人は祝福を受けるのです(マタイ6:33)。さらにみ言葉を常に学び、イエスの贖いの死に信仰を働かせ、神エホバのご意志を行う人たちが大患難を通過させて頂き、義の宿る楽園に導かれるのです(詩編1:2,3.マタイ5:3;7:21.ヨハネ3:16.ペテロ第二3:10~13.啓示7:9,14;21:1~5)。
イエス・キリストは1914年から天の神の王国政府の王として就いておられます。そのイエスの臨在の時は、人々はちょうどノアの大洪水の人々と同じように、み言葉に注意を払わず、日常の生活に明け暮れていることを予告されています。イエスの予告通り、神の王国の良いたよりが証しのために、世界中の239の国や地域で宣明されています(マタイ24:14.ルカ4:43)。しかし、多くの人々はノアの洪水の時と同じようにみ言葉の福音に無関心です。人々の生活状況を観察すれば、イエスの預言の言葉が真実であることが確証されているのです。ノアの大洪水の時にみ言葉を守り行ったノアとその家族の計8人が助かりました(創世記7:13)。他の人々は滅びを被ったのです。事物の体制の終結の時も同じように、神エホバのご意志を守り行わない人々は命の切断に入るのです(マタイ25:31~46)。一方神エホバのご意志を行う羊のような人々は永遠の命に導かれます(マタイ25:31~46)。
イエスは「それゆえ、ずっと見張っていなさい」と警告されました。日毎にみ言葉を注意深く調べ、霊的に目覚め「ずっと見張って」いる必要があるのです。そのようにされている方々は幸いです。
君子欄 喜び広げ 平和かな 今日の一句
庭に咲いている「クリスマスローズ」
遅くにこんばんは♪
かなり前の紹介記事にお訪ねしてくださり、感謝の言葉を添えてくださり、
真にありがとうございます。
ご訪問に心から感謝致します。