聖書には、神エホバはサウルをイスラエルの王にしたことを歎いていることが記されていました。その理由はサウルは王になると謙遜な態度を忘れ、神エホバに従うのをやめたからでした。引き続きサムエルがサウルに指摘した言葉が次のように記されています。
「サムエルは言った。「あなた(サウル)がイスラエルの諸部族の長にされた時、エホバがあなたを選んでイスラエルの王にした時、あなたは自分のことを取るに足りない者と思っていたのではないですか。その後エホバはあなたに任務を与え、「罪深いアマレク人を滅ぼし尽くしに行きなさい。全滅させるまで戦いなさい」と言いました。それなのに、どうしてエホバの言うことに従わず、貪欲にも敵のものに飛び付き、エホバから見て悪いことをしたのですか!」。
サウルはサムエルに言った。「でも、私はエホバの言ったことに従いました!。エホバからの任務を果たしに出かけました。アマレクの王アガグを連れてきて、アマレク人を滅ぼし尽くしました。でも部下たちが、敵のものの中から羊と牛の最も良いものを取ったのです。ギルガルであなた(サムエル)の神エホバに犠牲として捧げて滅ぼし尽くすためです」。」(サムエル記第一15:17~21)。
上の聖句に記されている通り、サムエルは、神エホバがサウルに罪深いアマレク人を滅ぼし尽くすように、と任務を与えられたにも関わらず、その神エホバの命令に従わなかったことを指摘しています。それでもサウルは自分の非を認めず、巧みに部下の責任に転嫁しています。
引き続きサムエルは、サウルに何を伝えるでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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