３月の俳句（その５）

　こちらでは山里の頂まで山桜が満開になり、その存在を知らしめています。

ソメイヨシノ桜も間もなく満開になります。

春は花木の花も一斉に咲き、早くに咲いていた寒緋桜はすっかり葉桜に

変わっています。本格的な春は、心も明るくなりゆとりが生じます。

　そうした春の到来にも関わらず、福島原発の被災者の復興の遅れや

沖縄の辺野古基地問題は、県民の意思が尊重されず、国の力の政治の前に

民主主義は崩れ、悲しむ出来事が続いています。

　今日は３月２１日～２５日までに詠んだ俳句を紹介致します。

　　　　　長閑なる　池のほとりや　初蛙　

　　　　　紙風船　突きて遊びし　日は遠し

　　　　　受付の　雰囲気変わり　新社員

　　　　　小学生　ペコリ挨拶　春の午後

　　　　　里山に　明るく咲きし　山桜

　　　　　　　　桜咲き　車を止めし　妻と見る

　　　　　　　　山桜　道辺に並ぶ　峠道　

　　　　　　　　ウグイスや　花摘む畑に　聞こえ来る

　　　　　　　　桜見る　老夫婦あり　川辺かな

　　　　　　　　親切や　家人案内　桜咲く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭に咲いている「杏子の花」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭に咲いている「アーモンドの花」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭に咲いている「白桃の花」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭に咲いている「椿」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭に咲いている「クリスマスローズ」

 

 

山吹の花と赤の椿

　庭に山吹の花が次々と咲いて来ます。

山吹の花の名前は、しなやかな枝が風に揺れる様子から

「山振り」となり、その転訛で「山吹き」という名になったそうです。

花期は４月～５月です。

用途は庭木です。庭の池の縁に植える方もいらっしゃいます。

花言葉は「崇高」と紹介されています。

　今日は山吹の花と赤の椿を紹介致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭に次々と咲く「山吹」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　庭に次々と咲く「椿」