junzirogoo!!!

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久々に、カメラにフィルムをとおす。

2008年05月28日 13時22分51秒 | 写真
久しぶりに使った、Canon F-1。
(昔は、当然、何とも思わなかったが、今見ると、この「Canon」のロゴは、アンティークに感じる。)

正味、何年かぶりに、カメラにフィルムをとおした。
久しぶりに、フィルムで写真を撮ったのだが、結構それなりに、すぐ、勘というものは戻ってくるもので、若い頃に体で覚えたものは、なかなか忘れないんだなぁ、と思った。
そして、今さらながら改めて思ったのだが、フィルムで写真を撮るということは、撮影の回数が12・24・36と、限られているということであり、必然的に、一回いっかいの撮影を考えてきっちり撮ろうという頭が働く。
これは、いいことだ、と思った。
デジタルカメラで撮る時は、考えずに軽くパシャパシャやってしまう(それはそれで良い時があるのだが)が、慎重に撮影するということは、写真の奥深さを感じる良い機会だと思う。

現像は、東京に越してきた当初、運転免許証の住所変更用書類に貼る証明写真を撮影してもらった時に、負けてくれたおやじさんのいる近所の写真屋に持って行った。
考えれば、写真屋に現像を持っていくのも何年かぶりだ。
仕上がりは、レイによって、撮影がダメダメだった。このあたりも、体に染み付いているようだw。

ただ、ちょっと思ったのは、最近の写真屋は、フィルムは普通に現像するが、プリントは、現像したネガ(フィルム)をデジタルスキャナーで読み取り、デジタルプリンターで印画されている。昔のように、印画紙にネガを通過してきた光を焼き付けているものではないのだ。なので、プリントだけはデジタルということになる。
それでも、元がアナログだから、それなりのらしさは出ているのだが、僕としては、どうしても、フィルムで撮影しているのに、デジタルでプリントする意義を感じない、というか、堅物おやじのように、許せないのだ。
しかし、昨今のデジタルカメラ主流の、このご時世では、ただでさえ写真屋は厳しく過酷な状態であるから、その主流であるデジタルカメラに軸足を置かざるを得ないので、仕方ない。

だから、フィルム写真を本当に楽しみたいという皆さんは、日数やお金がかかっても、アナログ(光学)プリントを依頼したほうがいい。それが、理に適っている、というものだ。


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