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『箱根ホテル』の残虐行為

2006年07月13日 01時16分00秒 | 「徒然随想。」
僕も、どうか?と思ったので転載。
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005-s.jpg
巣の残骸といっしょにビニール袋の中に詰め込まれたツバメの子たち(悪臭がするらしい)


藤原新也さま
箱根の大自然の中に建つ有名ホテルが、子育て中のツバメの巣を撤去。生きているツバメのヒナごと、ゴミ同然に捨てられたというひどい事件です。
このホテルには毎年、岩ツバメが飛来し巣を作っていて、何羽ものツバメが飛び交う姿が、部屋の中からも間近に見えていました。
しかし先日の6月30日、まだヒナがいるというのに、巣をすべて撤去してしまった。ホテル従業員に聞くところによれば、本社から壁に看板を取り付けるように言われたことと、糞が頭に落ちたお客から苦情が来たからという。気づいた時にはすべて撤去され、ヒナの所在もわからない。
7月3日、実際の作業をした工務店の方に伺うと、巣にいたヒナは40羽ほどで、その工務店が所有する資材置き場の裏山に放したとのこと。撤去から3日間経っていましたが、裏山に私たちはまだ生きているヒナがいるのではと思い、その現場に向かった。ところが、裏山を探してもその形跡はなかった。
私たちはその時、事務所の入口の草むらの中から、かすかな小鳥の鳴き声を聞きました。しかし、草むらを探しても見つからない。その時、草むらに無造作に置かれた10個以上の大きな土嚢袋に目が止まった。「まさか‥‥!」あまりにも大胆に置かれていたために、見逃していたその土嚢袋を見た瞬間、背筋がゾっとした。そして、中からは、巣に使われていた土と死がいとともに、まだ息があるヒナが続々と出てきた。そのむごい光景に、私たちは言葉もありませんでした。
私たちが命を救うことができたのは、21羽。そのうち3羽は、まだ産毛で、目も開きかけという、生まれたての赤ちゃんでした。
7月4日にホテルを訪れたところ、ヒナを失った親鳥らしきツバメが、100羽ちかく、かつて巣があった壁の上空を旋回していました。今もきっと、自分の子を探し、空を舞い続けているに違いありません。


以上の様な報告が私のもとに寄せられた。
これはひどい事件である。
この文面にホテルの名前は書いていないがそれは『箱根ホテル』である。
『富士屋ホテル』のチェーン店だ。
宮ノ下の『富士屋ホテル』はクラシックなホテルで有名だが、以前昼食に訪れたときひどい目にあった。サラダが作りおきでみなしおれているのである。
食事の味も推して知るべし。おまけに隣接するトイレから鼻の曲がるような悪臭。
こういったなんらかのプレミアのついたホテルというものはその名前で人が来るのでサービスの内容がおろそかになるということがある。どの観光地でもよくある現象である。
こういった経営のいい加減さが、今回の『箱根ホテル』の一件にも如実に反映していると言えるだろう。また客から苦情がきたというのは駅でツバメの巣を撤去する口実としてよく使われるが、ウソの場合が多い。

この内容はコピーしてネットに流していただきたい。
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僕も、もっとやりようが…、というか、むごいだけのように思ったので、藤原新也さんのオフィシャルサイトの「Shinya talk」より転載(写真も)させていただきました。

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