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北朝鮮から飛んできた挑戦。

2023年11月25日 23時55分00秒 | 国際・世界
ダジャレを言っている場合ではないのですが、言わないとやっていられないので、あえてタイトルにしました。

23日に投稿するつもりだったのですが、何もやっていないはずなのに疲れが出まして、今ごろの投稿になっております。そして手短になります。お許しください。

さて、その間にいろいろと判明し韓国やアメリカはまともに動いているのに、日本って国は何なんでしょう?
上記にリンクした記事は韓国の聯合通信のものですが、レイによっていつものように過大に大騒ぎになっている状況を冷静に伝えています。

またアメリカは、
冷静に分析するつもりなのでしょう。

で、日本は、防衛大臣が昨日の時点で、
「何らかの物体が地球を周回していることを確認した」
との認識。

物体」って。

発射された当初、「地球の周回軌道への衛星の投入は確認されていない」としていましたし、発射された後3つに分離されたものの3つ目が「沖縄県宮古島の北400キロ付近の高度およそ450キロまで上昇した所で、レーダーから消失した」って。

もちろん今回、北朝鮮は分離したものを爆破して韓国などの他国に回収されないようにしていたとの情報もありますから、消失=爆破(焼失)という可能性もあります。しかし宮古島に展開している自衛隊は何なのか?とも思いました。限界はあるでしょうが。

それから今回、事前に発射の通告があった後、発射される現地の天候を聞き、これは予告されている日時以前にやっちゃうかも?と思ったら本当にやっちゃいました。
僕みたいな素人でもそう思っていたのに、相手は北朝鮮なのに、その推測はできていなかったのでしょうか?このあたりも疑問です。

さらに韓国は遅くとも23日には今回の発射を「成功」として認識し情報機関が国会に報告しています。
そして翌日の夜にも北朝鮮は正味「弾道ミサイル」を発射し失敗したことを韓国は認識していますが、その報道が日本では「衛星発射」をいつまでも「ミサイル発射」としていたために、僕でも情報がカブって「やっぱり失敗?」と一瞬混乱してしまいました。

また、今回北朝鮮は自ら最初から「軍事偵察衛星」としているのですから、いつもでも懐疑的な推測をせず、もっと積極的な事実認識をしてもらいたいものです。
もういい加減、日本政府として「ミサイル」でも「物体」でもなく「偵察衛星」と認識すべきでしょう。マスコミはもうほとんど「軍事偵察衛星」で報じています。

なぜ、こんなに認識が後手後手なのか?

ことは防衛ですから、明らかにできることとできないことがあるのはわかりますし、同盟国の情報も精査するのもわかりますが、ここまで後手後手になりますか?これじゃ、同盟国からの情報に頼っているし、それが国民に伝わってしまっています。
もっと独自に収集した情報で同盟国と同じ内容になるような(事実はひとつですから同じになるはずですよね)情報収集能力、分析能力を持ってもらいたいです。

韓国ではすでにこの「軍事偵察衛星」について、分析は次のフェーズに進んでいて、有用な水準に達していないとの見方ですが、「(未だ一切公開されていない衛星からの)画像を公開しなければ力量を把握できない 」(韓国・国家情報院)としていて、冷静であり慎重です。

そして、どちらにしても北朝鮮は今回で衛星の打ち上げに成功しその技術を獲得したわけですから、それだけで十分脅威です。ここのところは忘れてはいけないでしょう。
これからいくらでも打ち上げてくる可能性があり、今ひとつだけの偵察衛星でも今後それが4つ以上になれば十分な偵察機能が確立できるそうです。さらなる脅威になるわけです。

であれば、なおさら懐疑的に「ミサイル」だの「物体」と言っている暇はないはずです。
これはまさしく北朝鮮からの挑戦です。
ここまで書いてその挑戦に対して日本と韓国とでは、どちらがちゃんと自国民を守ろうとしているでしょうか?
これでは、日本は今後の軍事増税なんぞを行ってもまともに国民を守れるようにはならないような気がします。
それこそがいちばんの国民の脅威のような気がしてなりません。

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