10年前の2004年という年は本当に大きな災害が多かったと思います。またほかのことについてもいろいろと出来事が多かった記憶があります。
特に中越地震に際しては、その年、インターネットの「Web 2.0」と呼ばれるブームの中で、ネット上でいろいろな動きがありました。
その動きの中の一部として、このブログでも下記のようなページを作っていました。
元ページは、↓こちら。(2014/11/30閉鎖予定。)
当時としては、「Web 2.0」のブームの中の一つであったブログで、一個人がこのようなページを発想から即座に公開したことで、ブログもしくは「Web 2.0」自体の長所を発揮できることになったのではないか、と思います。
当日、夕方に発生した地震はその後も余震がつづき、また発生後すぐに日没を迎えたこともあってか、テレビを見てみても情報が交錯している様子をすごく感じ、阪神大震災時の震源近くの情報がなかなか伝わってこなかった初期時の危機感を思い出し、インターネットで非力ながらも何かできることがあればと、まずアップしたのが→こちら。もしくはこちら。
その後、発生から丸一日経っても、交錯している様子がまだあったため、さらにリンクを充実させたのが、冒頭のものになります。
アップ当初はその反応や内容に大きな不安があったのが正直なところでしたが、オクテの僕にしては珍しく、少しだけ思い切って公開をしました。
そのせいか、当初いだいていた大きな不安を吹き飛ばすような、僕も予想していなかった反応があり、中にはお褒めのお言葉もあり、かなり勇気づけられました。
特に、どのような理由であったかわからないのですが、作家の田口ランディさんの当時のブログでリンクをいただき、
さらに、そのブログのサービス元だったアメーバブログさんのトップページからも他社のブログサービスのページであるにもかかわらずリンクをいただくということになり、本当にびっくりしました。
しかしながら、今となっては、このような「リンク集」は当たり前で大きな災害が起きるとしかるべき機関が即座にこのようなページを作ったりしています。
というところから思うに、インターネットというものが災害から学んだ教訓のひとつとなったかと思います。
そして、来年1月17日は阪神・淡路大震災から20年となります。
また東日本大震災とあわせ、以前からこのブログでも書いていますが、何よりも「備え」というものがいちばん重要な教訓であることは言うまでもありません。