備前の古社を訪ねる(備前国内神名帳の研究)

備前の由緒ある神社を巡礼する

コラム192.旧県社(その5・鴻八幡宮)

2009-07-01 20:11:44 | Weblog
鴻八幡宮(こうはちまんぐう)。
場所:倉敷市児島下の町7-14-1。国道430号線「琴浦交番」交差点を曲がって北西へ約300m進み、「鴻八幡口」交差点(案内看板がある。)を北東方面に曲がると正面にある。駐車場あり。
児島港を見下ろす小高い所にあり、参道は階段も無く、未舗装の坂道。これを登ると、朱色も目に鮮やかな社殿が見えてくる。
当神社については、国内神名帳所載の旧児島郡「八幡神社」の論社として言及した(2008年8月26日記事)。個人的には、現・倉敷市曽原の「八幡神社」、いわゆる「清田八幡神社」が最有力と思っているが、当神社は岡山県神社庁のHPの中で国内神名帳所載の「八幡神社」であると主張されている。
当神社が鎮座する場所は児島港の中央部で、特に近世では、交易はもちろん、製塩や織物の産業、漁業、金毘羅宮への往来などで大いに隆盛したと考えられ、こうしたことが後に県社となる要因であったと思われる。


岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=06035

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