備前の古社を訪ねる(備前国内神名帳の研究)

備前の由緒ある神社を巡礼する

49.品治神社

2008-06-07 20:05:51 | Weblog
品治神社(ほんじじんじゃ?)。
場所:瀬戸内市邑久町山田庄字本神。詳しい地番は不明だが、邑久小学校の真裏(東)にある。駐車場は無く、鳥居前の道は農道だろう。
「改訂邑久郡史」(昭和29年10月)下巻228ページによれば、旧村社で、祭神は息長日子王、火牟都和気皇命で相殿は朝倉曙立命である。「社記」に「本社の祭神は開化天皇五代孫息長宿禰王の御子にして、吉備品治君の始祖なり。嵯峨天皇の御代に近江の国阪田郡息長村より勧請す。」とある、という。
岡山県神社庁傘下でないようで、それ以上の詳細は不明。
鳥取市に今も同名の「品治神社」があり、かつて備後国には品治郡・品治駅家(福山市駅家町)があったが、関係は不明。品治郡は、垂仁天皇の皇子・品牟都和気(ホムツチワケ)のために設定された部民である「品遅部」に因むともいう。


環境省のHP、「身近な林のプロフィール」から(品治神社林):http://www.biodic.go.jp/cgi-db/gen/kn06mh.kn06_profile?t_code=33&id=635&start_row=1&end_row=20#

最新の画像もっと見る

コメントを投稿