早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密


国内外美大デザイン受験指導32年約1000名累計合格率89.9%
/早稲田建築AO他10年指導コーチング

「空間造形表現エキスパートコーチの合格アドバイス日記」

2017-03-22 16:31:03 | 横浜国立大学建築AO受験
はじめまして、私は高橋順一と申します。プロデザイナーやDesign事務所起業など経験し、いままで横浜で32年間アートスクールを開校し、国内や海外の美大デザイン全科を中心に約1000名を個別指導で累計連続合格率は89.9%を達成したが、2009年に閉校し現在はWeb塾洋々で7年間、早稲田建築AO入試造形表現力エキスパートとして、また美大の編入試験等のコンサルタンとしてコーチングしている。
 
一般の総合大学の工学部系建築と美大建築科、また海外の大学はそれぞれ異なる入試が行われているが、基本は同じで工学的な側面もあるが、優れた建築は総合芸術と言える。

「美には2つある、”構造的な想像力の美”と”詩的想像力の美”」

「美には2つある、構造的な想像力の美”と”詩的想像力の美”」

こういうとあれなのだが、月を見てそこへロケットで人間を送り未知の世界を徹底的に探検して征服して調べ尽くすことで、次の目標へと進む世界観と、そこにうさぎやあるいは中秋の名月には、庭園の池に写る月を眺め歌を詠むという世界観はとても異なるが、どちらも異なるロマンを感じる。20世紀建築におけるフランクロイドライトの落水莊やグッゲンハイム美術館の曲面と天井からの自然光や、コルビジェのロンシャンの教会もともに有機的であり彫刻的であり、ミースファンデルローエのコートハウスの完成イメージにおける、ギリシャ彫刻のニケ像など….

ライトは熱心な日本画のコレクターであり、おおいなる音楽愛好家でもあった。

旧帝国ホテルの依頼を受けて調査のために来日した時のくだりに、京都の老舗の旅館の周り回廊の離れにある、檜の風呂に入った時に窓を開けたら、そこに見事な月が夜空に浮かんでいる絵画の様子に、心底感動し日本画持ついにしえの頃からの価値観である伝統建築における、木と紙と土という簡素な建築素材に秘めた永劫の美学を学んだとあるエッセイに書いてあった。だからライトの建築の完成ドローイングはひときわその画面の比例も又、縦長であり、横長であり美しい背景の雲の配置と植栽などと建築が一つに調和し、Birds Eyeという日本古来の俯瞰図の手法が取り入れられて美しい水彩と多色の色鉛筆で美しく完成のイメージがみずからの手で描かれているのは、ミケランジェロと同じように自身の手でイメージを細部と全体を想定したのだろう。彼はみずからの工房である、砂漠のような荒野の中のタリアセンと名付けた大きなアトリエで、世界からきた若い弟子達と音楽を常に流し自分たちでも演奏して自身の建築へのインスピレーションとした.

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿