巷では「着付けがブーム」。また気軽にカンタンに着付けを学べる着付け教室やきもの学院、呉服屋さんの教室や文化サークルなど多種多様の着付け教室がある。しかし「ただより怖いものはない」と昔から言いますが、無料といいながら着物や帯を売りつける悪評高い○本○装など危ない、怪しげな着付け教室もあるので、要注意です。
3月号の女性雑誌「クレア」の特集は、「女を鍛えるおケイコ道」。入ってしまえば敷居も高くない、得るものが大きい和の世界と、華道、茶道、着つけ、書道、邦楽器が知性と品格を極める、和の五大おケイコとして特集されている。いままでも和のお稽古特集はあったが、着付けがここまで注目されているとは、驚き。
特集で女優の田中麗奈のコメントが印象的でした。中国に行ったとき、中国の俳優さんたちが芸事や舞踏などの文化に精通しているのにカルチャーショックを受けたそうです。中国では俳優になるには演劇学校を卒業しなければならないので、学業としてしっかり勉強していて、色々な芸を極めている。それに対して日本の俳優は、感性や演技力を重視する。私も感覚や感性だけで演技してきたが、知識の深さや芸の素晴らしさを学ばねばと、「日本の文化でお芝居に活かせる何かを身につけたい日本舞踊、着つけ、茶道、華道を一通り体験した上で、先ずは茶道と着付けを習い始めました。和のお稽古を通じて、五感が研ぎ澄まされる」とコメント。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます