尾篭な話ですが、活字禁断症とも言うべき私は、トイレタイムにも何か読むものがないと落ち着かない。電話帳でも辞書でも活字ならいいのですが、この2,3日は置いてあるのは野球小僧の参考書の「くもん中学英文法」。なければなんでも活字があればいいので、手にとって読み始めたが、これがすこぶる面白く、先へ先へとページを追い、学びたくなるように工夫がしてある。中学の頃にこんな参考書があれば、英語嫌いにならなかったのに、と思うほどわかりやすくポイントを捉え書いてある。
前書きに「文法事項をただならべてゆくのではなく、英語の表現がゆかたかになってゆく流れにそって文法のステップが構成されています。ですから1歩1歩、確実に進んでいけるだけでなく、とても興味深く文法が学習できると思います」とあり、最後に「英語ということばは、それを使う人間といっしょに“生きて”います。そのことを忘れないで、英文法の学習をしましょう」と結んでいる。英文法を着物と置き換えると、まだまだ好きになってもらう努力、知ってもらう努力に工夫が必要と痛感させられるし、方法があるんだなぁと実感。もう一度英語をやってもいいな、そんな気にさせる参考書のような着物ブックあればいいな。なければ考えて、作る!?