独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

ふでばこ

2009-09-28 | 日々雑感

世界の化粧筆の60%のシェアを持つという化粧筆メーカー・白鳳堂が季刊誌「ふでばこ」を出版している。「化粧筆という、ひとつの道具のメーカーとして、道具の文化やものづくりのあり方を、自分たちで探り、考え、発信してゆきたいという想いでつくり始めた雑誌です。」と雑誌作りへの思いが述べられている。いま20号。20号の特集は「タカキ」といってもご存知の方は少ないと思いますが「アンデルセン」という名前のパン屋さんならご存知と思います。このアンデルセンの企業理念とその具体的な展開を100ページにわたって特集し、「食の大切さを一企業、というか一人の人の理念によって作られてきた61年の歴史と文化」を通して「パンのある食卓を通して幸せ」を紹介している。ちょっと一味変わった特集です。。「千總」「絹」「針仕事」「朱」などきものに関わる特集号も出されている。


新参者

2009-09-18 | 日々雑感

 

刑事・加賀恭一郎が、日本橋人形町を歩く」とベストセラー作家・東野圭吾の人気シリーズの最新作、本日発売!と今朝の朝日新聞に全頁広告。東野圭吾の作品は、殺人事件がからむミステリーですが、事件の解決よりも、事件に関わる人々の人間模様を細かく描き、どこか山本周五郎の作品に共通する人の情や業といったものを感じます。きっかけは娘が「本を買ってきてくれる」と頼まれたことから。読書家とはいえない娘がブ厚い文庫本「白夜行」を読むんだ~、と興味引かれたのが始まり。以来関心をもち、読み始めてすっかりハマってしまった。好きな作家の1人です。新参者、人形町が舞台となれば、買うしかない。どんな風に人形町が描かれ、この町をロケーションとしてどんな物語が紡がれてゆくのか、ワクワクです。

しかし村上春樹の1Q84もそうですが、この新参者も発売前にすでに3刷決定、20万部突破だそうです。本も売り方が変わってきたことを感じます。水天宮の角の本屋・PISMOでは店の前に台を組み、出版社か取次店の担当が「東野圭吾の人気シリーズ最新作、本日発売!人形町が舞台です!」と声をからしていた。

 


プレゼント

2009-09-17 | 日々雑感
写真は、誕生日にアラレからプレゼントされたネクタイです。クールビズに便乗して、この夏はほとんどはネクタイなしできました。ネクタイなしは、どこか緊張感がないように見えますが、本人は楽。体感温度で言えば、2,3度はゆうに違うのではないでしょうか。今年のネクタイの流行は、少し細身なのだそうです。

イチロー

2009-09-14 | 日々雑感
9年連続200本安打達成で、何かハッピーな気分に。それにしてもイチローの野球は一瞬たりとも目が離せない。よく「野球は筋書きのないドラマ」とは言うが、イチローは打席でも守備でも、とんでもないことが起きそうで、彼がグランドにいる以上、1球も目を離せない、そんな野球の面白さ、醍醐味を感じさせる野球を見せてくれるのはイチロー以外いない。「失敗を重ねないと、安打は生まれない。それが打撃。それで、奥深くなっていったらいいと思う」とはイチローのコメントですが、勇気付けられる。

表参道

2009-09-13 | 日々雑感
久し振りに表参道のケンイチさんのところに散髪に。午後から撮影ということで、今朝は9時40分。はやい。しかしお店に行くともう10人以上のお客様。これから結婚式に行くのかな、という女性数人と入れ替わりに、来るのは男性ばかり。早い時間がリクエストなのか、それにしても男性が多い。シャンプーを担当したお嬢さんは、岡山の出身で、Nさんのお店もよく知っているとのことで、話が大盛りあがり。私にしてはよくお喋りしたほう。帰りに表通りに出てみると、一世を風靡した森英恵ビルは建替えでクローズ。水戸美術館での森英恵展の案内が少しさびしそう。駅の売店が休みで新聞を買い損ねたので、コンビニを探して歩き始めたけれど、これがない。外苑前まで来てもないので、諦めて、さて!というところで小腹もすいたし、久し振りにサバテー二に。2,100円のランチにハウスワイン。1人だと落ち着かない。こういう店はやはり「ペア」ですね。ちょっと赤い顔して、隣りのリブロに。店内のレイアウトが一新されていて、しばし戸惑ったが、いかにもリブロらしいお勧め本のコーナーなど、ぶらぶら見て1,2冊挨拶代わりに購入。本屋に入ると手ぶらで帰えれないのは、もう病気みたいなものです。珈琲を飲みながら早速読み始め、一区切りついたところで銀座へ。松屋「きもの見世」展は、もとじに石田節子。銀座を代表する顔が変わってしまったが、相変らずの賑わい。きもの人気衰えずですが、出店の顔ぶれも随分と変わってしまった。松屋の担当者も変わったのかしら。

さまざま

2009-09-13 | 日々雑感
慌しい1日でした。新宿で朝一番の打ち合わせ。どうせならたまにはと伊勢丹の呉服売り場で待ち合わせ。フロアーは風呂敷展の真っ最中。また七緒で紹介されていた乱れ籠や葛篭などきものを収納する小道具やお手入れ品を誌面どおり展示。まだ朝早いのに振袖の試着客が1組。売り場にある喫茶店で打合せし、思いがけず話が長くなったので、サンドイッチを注文。店員さんの気が利いていてセットにしてくれたので、1,100円。地下鉄に乗ろうと思ったら、印刷間違えのクレームで水天宮へ。会社近くの初めての喫茶店で訂正打ち合わせ。家族経営の珈琲専門店で味はいいのですが、600円。エッ!タカッ~。会社へ戻り、原稿手配して、次の約束まで30分。3件目の喫茶店はドトール。けっこう古いドトールで、土曜日なので店主1人だけでフードメニューはなくて、珈琲だけ。1杯200円。美味くないし、喫煙者ばかりだし、BGMも大きく、失敗。早々に出てアレコレのイベント会場、三勝さんへ。帯留め葉結構手間なのか、黙々と皆さん作業。進行も遅れているようで、会場では手持ち無沙汰なので、スターバックスへ。390円の珈琲に居心地のいいイスで、読書。余りの心地よさに途中で10分熟睡。全く眠りに気づかず、人前で寝てしまうなど恥ずかしい。1日にこんなに喫茶店に入るなんて珍しいのですが、喫茶店も様々ですね。コストパフォーマンスで気持ちがよく、珈琲も美味しかったのが伊勢丹。水天宮の喫茶店、600円と値段も高く、雰囲気もイマイチで、多分2度とゆかないだろうな。

どうしよう

2009-09-04 | きもの

もう25年以上のお付き合いになるYさん。仕事も随分とご一緒したが、ゴルフ、麻雀、飲み会と多い時には毎日のようにつるんでいた。さすがにこの10年はお互いに仕事に専念してきたが、昨日共通の友人Aさんから「Yさんが不治の病にかかり、いまは日常生活に支障がないので、当時の仲間と一緒に今生の別れにゴルフと麻雀をやりたいとの本人の希望なのでなんとしても参加して」との電話。びっくりしたが二つ返事でOK。というのも1週間前のパーティの席で久しぶりに会った方からYさんの話を聞き、会ったら、といわれたばかりだったので、指名できたなら「ゆかねばなるまい」と即答。しかし電話を置いてから考えたらゴルフなんて10年もやっていないし、ゴルフ道具もすべて捨ててしまい、なにもなし。ズボンから一式用意しなけれゃ… でも、そんなことより、会ったらなんていおう。どんな顔しよう。