独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

とんとん拍子の日

2011-09-27 | 月刊アレコレ

朝いちばんのツィツターに『「月刊アレコレ」の協力店リストに掲載されている○○○さんが近所だったので、長襦袢のお直しをお願いしてきました♪とても感じがよくて、長居しちゃいました。「月刊アレコレ」に感謝です!』のコメント。そうだよな、○○○さんなら、絶対大丈夫!と店主の顔が思い浮かびましたが、掲載したお店が、「よかった!」と言われるのは、素直に嬉しい。

コメントに気分をよくして鼻歌混じりで10月の自学自習塾のうち合わせに花想容に。ところが肝心の詰めが甘く、茶室の塩梅が上手くやり繰りできずに、困った?ではということで中野さんから近くに、童話作家・鈴木三重吉にちなんだ茶室、目白庭園の赤鳥庵があるがどうかと提案。打合せ後尋ねると、休館日。あちゃーと、うろうろしていると裏口のドアが開いている。おそるおそる入ってみると、茶室に人影が。管理人さんがいて、しかも開催日に茶室が空いている。ラッキー。お庭もいいし、この茶室なら、気分よく学べそう。同じ学ぶにも、快適で安全な空間がベストとは昔、研修の場所選びに教えられたこと。

打合せの中で花想容・中野社長からお茶がテーマなら、この本お勧めと、頂いたのが森下典子著「日々是好日―『お茶』がくれた15の幸せ」。僕もある呉服屋さんに頂いたんですが、もう20冊以上差し上げたかな、2時間もあれば集中して読めますから、と。どこで読もうか考えながら、次の打合せに池袋の自由学園へ。打合せが案外早く終わり、サロンでコーヒーを飲みながら、では読書開始。面白い。2時間もかからず一気読みでしたが、お茶の面白さ、四季の味わいの深さ、そして人生の妙が、何とも普段の当たり前の日々の暮らしを、愛しい気分にさせてくれる本でした。ここのところ自分に迷い、時間ロスばかりして集中していないため、『言ったつもり』『伝えたつもり』が多くて、蓋を開けて、あれっー、ということがしばし。普通なら「もうやめ!」と怒られても仕方がないようなことも、何とか丸く収まっている。直やさんの仕立て教室もその1つ。でも何とかリカバリー頂き、予定通りに実施。ラッキーは続くようです。でも、周りに甘えずにーと自戒しつつ、反省最中、ふと脳裏に浮かび上がった案件、「未だあれを連絡していない!詰めていない!」タラタラ、タラタラ、冷や汗。恐ろしい事態、かな?!だよな。でも、大丈夫かな、たぶん大丈夫でしょう。ついているからー


本は、どこで手に入れる!

2011-09-24 | 日々雑感

24日の朝日新聞に「本はどこで入手する?」というアンケート結果が掲載されていた。書店:3,857人、インターネット書店:1,715人、図書館:1,673人、古書店:889人、新古書店746人、インターネット古書店357人、電子図書54人、その他41人。回答者数4,150人で複数回答ありなのだが、約93%が書店を利用している、というのはちょっとした驚きでした。私はネットで買うことは年に1~2回程度で、完全な書店派。思いがけない書棚でテーマの本を見つけたり、普段なら手に取らないような本もタイトルやデザインなどに魅かれて手に取ったり、数々の「偶然の出会い」が結構面白くて、本屋通いがやめられない。本屋によって同じ本でも置かれる書棚が違うのも面白いし、最近ではテーマを設けたブックフェアが増えているのも本屋に通う魅力の1つです。今一番注目の本屋は、丸の内丸善と松岡正剛がコラボした「松丸本舗」。書棚の編集やPOPが面白く、あっという間に1、2時間過ぎてしまう。松岡正剛の “編集力”により1冊1冊の本も、書棚も、店も輝き出すから不思議。『偶然の出会い』や『学び』『発見』があるお店には、わざわざ足を運ぶ価値があり、楽しさがある。松丸本舗のような服店は、出来ないだろうか、と考えるだけでワクワクしてしまう。

 


好きにならなきゃ、始まらない!

2011-09-20 | 自学自習塾

 

自学自習塾、早くも3期目がスタートしました。今まで30人近くの講師の方々に講義いただきました。講義の切り口は違いますが、講師の方が若き後継者に教え、伝えようとしていることに3つの共通点があります。

 

1つは、きものを着ること。好きにならなくてもいいから、医者が白衣を着、警官が制服を着、シェフが料理服を着るように、一目瞭然にプロであることが分かるよう、制服のように”きものを着る”こと。先ず自分がきもの体験を重ねること。着る事によって"実感”で分かること、身体で分かることは、お客さまと共通の非常に大きな商売のヒントを与えてくれます。またお店の中に「きものが当たり前」「きものが好き」の空気が出来ますから、きものを好きなお客さまが安心して、ワクワクして来店します。きものを着ないお店からは、「嫌いオーラ」「販売オーラ」が出ていると、いいます。お客さまは、それを敏感に感じ取っています。

2つめは、商品を好きになること。嫌いな商品や苦手な商品、或いは借りた商品では、チカラが入りません。惚れて、勝負して仕入れた商品には、思いが入ります。今月講義いただいた信貴屋の郡社長は、お店の在庫商品を毎日反物であればすべて丁寧に巻きをほどき、最後まで見て、また最初からきれいに巻き戻す。手の感覚で素材や色や柄、、加工がわかるまで、毎日繰り替えしなさい、と勧めます。また写真を撮り、売れたらお客さまの台帳に移し、お客さまの資料とすることもお勧め。1つ1つの商品、自店の商品に愛着を持ち、目をかければ「こんな人に似合うな」とか、「こんなコーディネイト面白いかな」などイメージが湧き、お客さまにお見せするときも説得力のあるお話ができます。毎日のこの繰り返しが、熱い思いとなってお客さまに伝わって行き、お客さまの感動と共感を呼びます。買わなければ真剣勝負で、商品を覚えない、とは講義いただいた呉服店主が口を揃えて教えることです。

3つめは、きものの延長で遊ぶこと。学ぶこと。「きものを着たいから和のお稽古や遊び」を始める方が増えています。2期目で帯について学んだ帯司・花邑は、10月からカルチャースクールで「帯を作ること」を教えます。きもの好きな方が、学び、遊び、知識も体験も重ねているのに、プロが「売っておしまい」では、お客さまと一生のおつきあいは出来ません。お客さまと共通の”遊びや学び”は、これからの呉服屋さんには欠かせません。

これからは、きものを着る人、着たい人、着なければいけない人が、お客さまの主流の時代です。

 


中には、ない!

2011-09-19 | 月刊アレコレ

月刊アレコレが、きものを着る人の意見を交換する『着る人委員会」を立ち上げ、メンバーを募集してますが、なんと80人を超えました。きもの生活を楽しんでいる方、仕立て、着付け教室、呉服店店主やスタッフ、産地メーカーの方々など、沢山の登録いただきました。もちろん、アレコレの読者じゃない方も沢山います。この「着る人委員会」が目指すものは、きものを着る人にとって好ましい、快適で、便利で素敵なきもの環境です。参加することによって、登録した方々の意見がリアルに理解できると思います。25日まで、登録募集中です。是非参加下さい。

マーケッターの谷口正和氏は「知恵は自分の中にはない、と考えるのが知恵ある者の立ち位置であるということ。すぐれた知恵は時代の中にあり、社会の中にあり、市場構造における生活者の変化の中にある。変化に対してピュアな受信能力を持てば、よく磨かれた鏡にものが映るように、時代が映し出される.問題は素直に受信できるかどうか。ちょっとでも核心近づく方法論を編み出せるか。情報社会における変化は外あり、変化を中に取り入れて中側を変えればいい。」と喝破している。

 


高い、高い、高い

2011-09-19 | 日々雑感

夏以降、この駅で降りることが多くなった。取材で向島めうがやさんに。時間ギリギリで急いで地図を確認しながら歩いていて、顔を上げたらスカイツリー。高いなあとしばし見とれていたが、1ショット。5代目は私とほぼ同年齢か。しかし、職人さんと話すのは楽しい。新し発見が多い。もっと下調べして行けば、貴重なお話しをもっと引き出せたのにと、ピンチヒッターの不覚を悔やむ。5代目の話、もっともっと多くの人に聞かせたい、いい話ばかり。取材が終わったあと、講演を依頼することに。


きものビジネスの課題(下)

2011-09-18 | 自学自習塾

特別掲載・自学自習塾3期講義/きものビジネスの課題(下)

 きものを着る人が求める価値の方向

きものを着る人は、きものとの関係をどう変えてきたか.

呉服屋はきもの販売業ではないハーレーダビットソンは自らのビジネスをオートバイ販売会社ではなく、レジャー産業と位置づけています。ディズニーランドはエンターティメント産業です。呉服店は「きもの販売業ではなく、お客さまの暮らしを豊かにするサポート業」であるべきと考えます。今までは家中心のきものでした。母や、祖母が、家がきものを用意してくれました。しかしこれからの時代、働く女性が自分で働いたお金できものを買う時代です。しかも海外ブランドはじめ小さい頃からファッションを経験してきた感性が豊かな女性たちです。そのような女性たちが求める「商品」「価格」「売り方」は、といえば、先ずおじさん達が多く、しかもきものを着ない人たちが作る商品に彼女らは、明らかに違和感を覚えています。付加価値として技術を売るのではなく、色をベースにしてシック、シンプル、スタイリッシュ、と言う言葉で表現されるものが足りません。着たいきものがない!状態です。「価格」は適正価格としか表現できませんが、働く女性が自分のお金で買うことを前提に考え、価格の「期待値を超えるサービス、品質」があれば買います。「見せ方」も大事です。ディスプレーと言う言葉には「発情させる」という意味もあるそうですが、見ないようでいてお店の佇まいや飾られている商品を見ています。アパレルはそれこそ命を懸けているので、呉服屋も小さなサプライズを工夫して、女性を発情させるくらいの勢いをディスプレーして下さい。昔は店の力は営業力の差でしたが、これからは「センス力」の差が勝負になると思います。

きれい事を追求しなきゃ、商売が成り立たない時代「着る人」にフォーカスして、良きナビゲーター力を発揮してゆく呉服店がこれから伸びて行くと思いますが、春日井市に「きものの尾東」という呉服店があります。30-40代、50-60代、など年代、テーマで客層を分けて、お客さまにわかりやすい店作りで、7店で展開しています。催事をやめ、テーマを設けたフェアを2ヶ月に1回の割で開催しています。販促活動、訪問販売は一切なし。1店舗8,000万円で成り立つお店を目指し、1人のお客さまに負荷をかけない、多数から支持される店を目指しているユニークな呉服店ですが、未来の可能性にあふれるお店です。厳しい厳しいと言われる呉服業界ですが、最近目立った動きが3つあります。1つは「悉皆業が元気」と言うことです。「着る人」が増えたのですから、当然の結果ですが、悉皆専門店の進出も目立ちます。2つは「メーカー直営店」の進出。流通が機能せず、曖昧になってしまった中、マーケティング、販路、売上げの確保など幾つかの要因があり、アンテナショップや直営店が増えています。また一方で呉服店との直接の取引も増え、流通の再編成がおきつつあります。3つは「和、きものの『学び』たい」に応えるお店の存在です。学びの時代と言われて久しく、○○検定なども相変わらずのブームで、知識欲は高まるばかりです。お店は売場ではなく『学び場』でもあると思います。失われた10年、20年と言われますが、きもの業界も『着る人を主役』に考えた店作りや商品揃え、サービスを早急に再構築してゆく必要があります。「きれいごとばかりでは」成り立たないとはよく言いますが、これからの時代、確約品やお土産のサプライズではなく、『着る』ことの実感から生まれた「きもののある豊かな暮らし」の提案、サポートを第一義に考える呉服店が、着る人から支持されるように思います


きものビジネスの課題(上)

2011-09-17 | 自学自習塾

特別掲載・自学自習塾3期講義/きものビジネスの課題(上)

 きものを着る人が求める価値の方向

きものを着る人は、きものとの関係をどう変えてきたか.

9月14日、自学自習塾の第3期がスタートしましたが、お招きした講師のお一人、繊研新聞社・季刊きもの元編集長・山里泰氏の講義をダイジェスト紹介いたします。

わずか、2591きもの市場のピークは1983年、1兆8千億円でした。当時の家計統計によるときものへの支出は1人22,607円。そして昨年が2,591円。約30年で約10分の1に縮小しています。しかし5年前の06年には6,222円ですから、この5年間の縮小には目を見張るものがあります。此処までの市場縮小は長期不況、リーマンショック、可処分所得の減少、低迷などの社会状況もありますが、むしろきもの業界特有の要因が大きいと考えます。06年の愛染蔵、たけうちの倒産による流通、産地、メーカーへの打撃、及び過量販売、次々商法など呉服業界全体がダーティなイメージで見られたこと。ローン与信枠の厳正化など金融業界からの締め付け強化。高齢顧客への販売ストップ、展示会販売や36セール、プラスワンなど企画販売の見直し、中止など、いわば今までのきもの業界の作り上げてきたビジネスモデルが、完全に崩壊した5年間ともいえます。「ハレとケ」という言葉がありますが、戦後の高度成長と共に「ハレのきもの」を売り続け、催事販売という「ハレの売場、売り方」に終始してきた業界は伸びてきました。そのため「ケ」の日常の販売、店頭が空洞化してきました。ケがあるからこそ、ハレが一層ハレやかになるのですが、業界は毎日がお祭り騒ぎで、しかも売れました。しかし顕在化してきた次のきもの世代との乖離は大きく広がっていました。1994年・繊研新聞社は成熟社会を迎え、新しいきもの需要層に向けての業界のビジネスモデルの変革を促す「きものファッション宣言」を行いました。個性を表現する最高のファッション、ワードロブの1つとしてのきものの提案です。具体的には「ケ=日常」を重視し、商いの中心を店頭にした展開の充実です。しかし業界全体は、消費者不信の状況にありながら、まだ顧客中心の古いビジネスモデルにしがみつくような状況でした。

きものの日常化の進行この5年間で呉服店や業界の思惑通りの消費行動を取らず、むしろ「きものを着る人」たちがきものとの関係を大きく変えてきました。主には4つあります。1つは「着て行く場の多様化」。一頃はきものを着て行く場がない、と言われてきましたが、普段の買い物や散歩など、日常生活の中にきものを着る場を着る人自らが作り出しています。先週原発反対のデモの中に、着物姿の女性を多く発見して驚きましたが、着る側の想像力で着る場が増えてきました。2つは「より自由なスタイリング」の広がりです。戦後呉服業界が作り上げてきた様々なきものの決まり事を、着る事により不便や不自由を感じ、リアルクローズなきものを着始めてきた。3つは「日常化の進行が、フォーマル需要拡大のファクターになる」.底辺が広がり、「ケ」が充実してくれば当然特別な日に着る「ハレ」が増えます。その兆しは実際に出ていますが、昔フォーマルは家族や親戚、世間との関係で着ていましたが、いまは「個性の演出、自己表現」で着ます。私は都市部ほどフォーマルが増えると考えています。4つは「きものや和に対する関心、学びの欲求」です。お茶など和のお稽古ごとをスクールやセミナー、教室で学ぶ人が増えてきました。ファッションとしてのきものだけじゃなく、きものを中心とした和の文化、歴史などへの興味関心への欲求が高まってきています。きものを楽しむためにお茶を始める人もいます。これは洋服のファッションにはない、きものの魅力です。

 

 


真摯に

2011-09-13 | 自学自習塾

今日は、難航した第3期・自学自習塾の1回目です。今回のテーマは「誂える色無地のきもの」でしたが、「いまさら-」「知っています」など、企画の真意を上手く伝えられず、反省です。昨日島根県の呉服屋さんの後継者となった方から、参加のご連絡をいただきました。お電話を頂iいたあと、続けていて良かった、という思いと共に、今回参加して下さる7名の塾生に何を伝え、何を感じて貰うのか、貰えるのか、大きい期待に応えられるようあれやこれやと真摯に考えさせられました。明日の、と言うか今日のこと未だ想を練っています。ありがたいことに、今回講師をお願いした方も、いままで自学自習塾の講師を努めていただいた方々も、口々に「いい機会をいただいた」と言って頂け、ほんとうに感謝です。塾生の為でもあり、ご自身のために改めて考え直す機会だった。新しい発見、忘れていて再発見したがありました、と言っていただけるうれしさ。同時に私たちにとっても学びが大きい自学自習塾です。参加した方に、「刺激になった」と感じていただけるよう頑張って5ヶ月、ギリギリまで企画を推敲してゆきます。


50人を超える勢いです

2011-09-12 | 月刊アレコレ

月刊アレコレが募集している「着る人委員会」のメンバーが続々と集まり、1週間で50人を超える勢いです。嬉しい次第です。寄せられたコメントの1部を紹介いたします。未だ締め切りまで1週間あります。是非あなたも応募下さい。

・これから更に楽しいキモノ人生になればいいなぁと思います。いつも楽しい情報をありがとうございます♪・「着る人委員会」参加を希望します。 毎月アレコレの届くのを楽しみにしています。読み物も特集も写真もどれもこれも楽しみで、何度も目を通しています。着物大好きなので、アンケートに答えることで、せめてもお役に立てたら嬉しいです。・のんびりと着付け教室に通い、マイペースでお免状を取得したのが昨年秋。現在は着付け師を目指して、勉強中の身です。教室で着る着物と違い、趣味で着る着物は、決まりも押さえつつも自分流に解釈しながら楽しんでいます。「アレコレ」は、教室では教えてくれない「知りたいこと」が満載なので、いつも楽しみにしております!「着る人委員会」の募集を知り、興味があるので応募したく思いました。・着物が好きで、和裁を勉強しているのですが、実際に着る回数が減っています。これを機会に、着物により親しんでいきたいと思っています。子どもがいますので、産地見学などには参加が難しい場合がありますが、アンケートでのご協力はできます。どうぞよろしくお願いいたします。

 


アンテナが違うのか

2011-09-05 | きもの

某大手呉服店の担当者と話の中で「そういえば、キモノなでしこが休刊になりましたね」と言うと???どうやら「キモノなでしこ」なる季刊誌が発行されていたことをご存知なかったよう。いつも思うのですが、キモノ関係者が案外とマスコミに無関心ということ。新しいきもの雑誌や単行本に関心を払っていないこと。七緒ですら、創刊7年目にしてようやく認知されたようですが、いまでも?の方も。それにしても創刊してわずか3号で休刊という決断の早さ。事情通によると思ったより部数が伸びず、3.11を機にしばらくは「きものどころではないだろう」と判断をしたそうですが、余りにも表層的ではないだろうか。それにしても、キモノ関係者のアンテナもっと高くして、もっと「今どきー」も「着る人こころ」も呼吸して欲しいものです。