Tout est bien qui finit bien.

結果オーライ(笑)

Yahoo!でググる

2006-10-26 | News
商標の普通名詞化問題ってのがここ最近なんどかニュースなどに出てきてたりしますが、Googleが同社の社名である "Google" の使い方に関する意見を改めて示したようです。

ITmedia Newsの記事から一部引用。
---------- ▼ こ こ か ら 引 用 ▼ ----------
ジッパー、トランポリン、エスカレーター――いずれも商標が一般語化した例だ。

「google」という言葉も、同じような道をたどりつつある。最近では「googleする(ググる)」という言葉が、Merriam- Webster辞典やOxford English辞典で見出し語になったことが話題になった。これら辞典では、googleは「GoogleでWeb検索する」ことを意味する動詞として定義されているが、ググるという言葉をWeb検索一般を指して使うインターネットユーザーも見られる。

こうした状況を受け、Googleは改めて「GoogleはGoogle Inc.およびその検索技術とサービスを特定する商標である」と強調し、「Google」という言葉をGoogle Inc.とそのサービスを指す場合にのみ使うべきであると明言している。

同社はこれについて、用例を挙げて説明している。
---------- ▲ こ こ ま で 引 用 ▲ ----------

詳しい内容はリンク先の記事を読んでもらいたいのですが、Googleの検索エンジンを使って検索を行う場合のみ「ググる」って言い方して欲しいってことですね。
Yahoo!でググってみたら、、、みたいな使い方、まだYahoo!がGoogleの検索エンジン使ってた頃なら問題なかったんでしょうが、、(笑)。まぁ当たり前っちゃ当たり前のことなんですけどね。

で、このGoogleの普通名詞化問題に関しては、栗原潔のテクノロジー時評Ver2の2006年8月17日のエントリ「Googleも悩ます商標の普通名称化問題」で判りやすい解説がなされてますので、ご参考までに。

しかし、実際問題としてそこまで普通名詞化していくんかなぁ、、、。

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2 コメント

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Unknown (鞭もほどほど)
2006-10-27 11:36:57
『Yahoo!がGoogleの検索エンジン使ってた頃なら問題なかったんでしょうが』

商標は、その商品又はサービスの出所を表示することが基本的な機能となります。

「google」という商標は、一つには、検索サービスをGoogle Inc.が提供していることを表示するためのものです。検索エンジンが何かは、全く関係のないことです。

折角引用されているのですから、【GoogleはGoogle Inc.およびその検索技術とサービスを特定する商標である】の意味を、正しく、理解すべきと思われます。

また、普通名詞化とは、商標がその出所表示機能を失うことです。換言しますと、商標を付した商品をみても、需要者が、どこの企業の製品であるかを、その商標を見ただけでは判断することができなくなることをいいます。

たとえば、「デジカメ」という商標を付したデジタルカメラをみて、どの企業の製品であるかを判断することは、いまや、不可能です。

多額の経費を投じたS社の商標が普通名称化してしまったのです。これを防ぐためには、googleのように警告を発し続ける必要があるのです。
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Unknown (jundo)
2006-11-04 23:47:23
ご意見ありがとうございました。
しかし果たして「ググる」がそこまで普通名詞化するんでしょうかねぇ、、?非常に疑問だったりします。はい。
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