自宅と職場のMacと職場のWinで使っているメールクライアントの
Thunderbird を ver.1.5にアップデートしてみた。
ちょいと前に日本語版を含む ver.1.5 がリリースされてたのだけど、業務多忙とバグの様子見もあってアップデートを遅らせてたのだけど、ちょいと時間が空いたのといくつかのコミュニティとかでも特に問題になるような大きなバグの話題も出てないのでサクッと入れ替えてみた次第。
そこここで「アップデートしたら起動しなくなっちった、、orz」とか「1.5にしたら調子悪過ぎ、、」みたいな話も聞いたりしてたのだけど、どうもそれらはアップデートする際の手順に問題がある場合がほとんどだったようなんで無視(笑)。
要するに、既存の
Thunderbird を起動したまま新しいインストールしちまったとか、既存の
Thunderbird と同じディレクトリに入れてしまった、、とかってちょっとお間抜けなことやってしまった人が嘆いているって程度のことみたいなのね。
どのソフトでもそうだけど、アップデートやバージョンアップでのインストールする場合の作法として、既存のバージョンのソフトはアンインストールするか、他の安全な場所に退避させてから新しいインストール作業に入るってのがある訳で、そういう作法と言うか常識だと思ってた部分が掛けてる人が意外と多いらしい。こういうのもリテラシーが足りないと言うのかね?
んで、アップデート。
Thunderbird の場合、アプリケーション本体と設定やらメールのデータやらは別の場所での管理になってるので、旧バージョンのアプリをゴミ箱(もしくは他のディレクトリ)に移動させて、設定やらメールデータも一応安全策としてバックアップも兼ねて他に複写させまして、それからインストール開始って感じの手順。
Mac OSXの場合はアップデータのイメージディスクをマウントして、そこにあるアプリをアプリケーションフォルダに投げ込めばそれでインストールはおしまい。
起動させると最初に旧バージョンで使っていた機能拡張やテーマファイルのアップデートを問うダイアログが出るので、対応してるのがあるかチェックしてもらって、あったらアップデート。ここで一旦アプリを再起動掛ければ、機能拡張もテーマも(もちろん対応してればだけど)反映された新しいバージョンで起動します。
見た目はあまり代わり映えしないんだけど、機能としては良くなってるんだろうねぇ、、って感じです(爆)。オートアップデートもまだ試す機会ないし(笑)。
んで、新機能と改良点は以下の通り。
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Thunderbird1.5の新機能と改良点:
製品のアップグレードを簡素化する自動更新システム - 更新通知がより目立つものになり、更新のためのダウンロードサイズがたいていの場合 0.5 MB 以下になりました。拡張機能の更新にも改善が行われました。
メールを送った相手の回数によるアドレス補完リストの自動ソート
メッセージ作成中の自動スペルチェック
検索フォルダで複数アカウントを対象とした検索が可能に
フィッシング詐欺からユーザを守る組み込みの判別機能
ポッドキャスティング対応をはじめとする RSS リーダーの改良
メッセージから添付ファイルの削除が可能に
サーバサイドスパムフィルタとの統合
メッセージフィルタのアクションに返信と転送の設定が可能に
Kerberos 認証
メッセージ作成中の下書き自動保存
メッセージの時効設定
メッセージフィルタが共通受信トレイに対応
ユーザビリティの向上 - オプションウィンドウの再設計、送信 (SMTP) サーバ管理など
様々なセキュリティ面での向上
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しかし、こんな簡単なアップデートでどうやったらシクってしまうのかが謎だったのだけど、ふと思ったのが、ちょっと詳しい友人とかからメールでアップデート手順を教えてもらったりした場合に、そのメールを参照しながら作業しちゃってたりなんかしてるのかも?ってこと。そりゃ、メーラー落としたらメール読めないしな(藁
って、そんなもんプリントアウトするかエディタにコピってから作業しろよ!って感じだったりもするんだけど、そういう一手間が意外と出来ないお間抜けな人が多いんだろうねぃ、、、。
ってことで、アップデートする際には簡単な手順を省かずに安全にやりましょう!ってお話でした。はい。