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結果オーライ(笑)

Google、欧州委員会のMS独禁法問題に協力を申し出

2009-02-25 | Web/PC
Googleは、Opera Softwareが「Microsoftが行っているブラウザとOSの抱き合わせは独占禁止法に違反する」と欧州委員会に訴え、同委員会がMicrosoftに対して独禁法違反容疑で行っている調査に、第三者として参加することを申請するとのこと。

Google、欧州のMS独禁法問題に協力申し出 - ITmedia News
米Googleは2月25日、欧州委員会が米Microsoftに対して独禁法違反容疑で行っている調査に、第三者として参加することを申請すると明らかにした。

この調査は昨年、欧州委員会がOpera Softwareからの申し立てを受けて開始した。Operaは、Microsoftが行っているブラウザとOSの抱き合わせは独占禁止法に違反すると訴えている。同委員会は先月、Microsoftに同社が独占的地位を不正に利用したとする異議告知書を送った。

Googleは調査への参加を希望する理由について、ブラウザはインターネットに欠かせないものであることや、「Microsoftが Internet ExplorerをOSと抱き合わせて、ほかのブラウザに対して不当に有利な立場を得ているため」ブラウザ市場はまだ競争がなく、それが革新を妨げているという同社の見解を挙げている。

「この議論に貢献できると確信している。当社は昨年Google Chromeブラウザを立ち上げる際に多くのことを学んだ。当社の見解は欧州委員会が是正措置を検討する際に役に立つだろう」

この独禁法問題に関しては、先にMozilla Foundationのベイカー・ミッチェル会長が欧州委員会を支持するコメントを発表している。


GoogleとしてもChromeブラウザを世に出したときに相当苦労したのだろうことが今回の件でわかりますね。
やはり「OSとの抱き合わせは不当に有利な立場を得ている」ってのは確かだと思いますし、この牙城を崩さないと他のウェブブラウザのシェアはなかなか伸びないでしょうしね。Firefoxもそこそこシェアは伸ばしてはいるようですが、IEのシェアはやはり如何ともしがたい部分があるのも現実ですし、この問題は長引きそうな気もしますが、ウェブ業界で生きてる身としては常に気になる問題だったりします。

【参考】
Microsoftのブラウザ市場独占、是正すべき――Mozilla会長 - ITmedia News

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