迫力満点！感動の洞窟フラメンコ♪

ホテル送迎付きのフラメンコ見学です。
私たちのホテルから順番にピックアップしていきました。
次のホテルへは坂道を上りきってからは下り坂でかなりのアップダウン。
市内からここまで迷子になりそうだったのにまるで嘘のように広くてわかりやすい一本道です。
（言うならば、前者は昔の道で後者は現代の道）
こちらから車で来る人は恐らく迷いようがないでしょう。
宮殿近くのホテルのピックアップが終わると市内へ入り
集合場所らしいところで何組かを乗せました。



20時　辺りは暮れかかってなかなかいいムードになってきました。






食事付きで予約しました。
客席の一番後ろの一段高いテーブル席です。





食事が終わったころに他のお客さんが入ってきて満員になりました。
ダンサーは男性1人女性2人。
フラメンコといえばカスタネットや扇、派手なフラメンコドレスを想像していましたが
ここのフラメンコはジプシー？（これは差別用語らしいですが敢えて）
ほんとのことを言うとあまり期待していなくて
折角スペインへ来たのだから土産話に、という感覚でしたが･･･



ダンサーはステージに上がりギター演奏が始まると顔つきが変わり
まるで何かが乗り移ったようでした。
フラメンコの激しい踊りは、数々の困難、迫害を受けたジプシーたちの悲しい、苦しい思いが込められています。
フラメンコの歌には、厳しい旅を続けてきたジプシーたちの生活、喜怒哀楽、そして長い、苦しい歴史と人生が刻まれているのです。
Quartz　Hallより引用


期待していないと言ったものの
床を踏み鳴らす音、手拍子を打つ音、迫力満点ですべてに心を揺さぶられました。
狭い部屋にダンサーのステップとギターとカンテ（歌い手）が響き合ってものすごい熱気です。
あんなに情熱的な踊りは見たことがありません。
ギターは激しく強く時には弱く
歌は哀愁を帯びてどこか物悲しく怒りをぶつけているよう。
女性2人のうち1人は年配の方であんなに激しく踊って大丈夫なのか心配してしまいました（笑）。
男性は力強くて迫力満点。
まさに情熱スペインでした！








舞台が終わればサービス満点。
この人はギタリストだったか？失念。

アルハンブラ宮殿の装飾♪

タイルの幾何学模様も素敵♪

アルハンブラ宮殿は遠かった（笑）

アルハンブラ宮殿のチケットをGETしてからホテルへ行くためにバスを待ちました。
アルハンブラバスといって小さな乗り合いバスです。
始発ではないのでバス停へ来た時には既に満員。
何台も通過、あるいは乗れなくてだいぶ長い時間を費やしてしまいました。
ようやく乗れたのも満員でしかもスーツケースを持っているのは私達だけ。
狭いくねくね坂道を走るので気を使ってしまいました。
しかもホテル近く（終点？）まで来ているのに気が付きませんでした。
あとでわかったのですが循環バスなんですね。
見たことがあるような？？と思った時には元の場所へ戻っていて（笑）
倍以上の時間乗っていたのでした（汗）。

ホテルにチェックイン後ハプニング（？）があり宮殿へ向かったのは16時近く。
ナスル宮殿に17時までに行かなければチケットは無効になるので大慌てです。












白い村が見えます。
この辺りはこういう家が多いのでミハスまで行ったつもりになれます（笑）。

上空からの景色はオリーブの木の水玉模様！？～グラナダ♪

スペインは国土が広いので限られた日数で各地へ移動するのは大変です。
バスは各地を結ぶ路線が多くまた長距離でも値段は安いようです。
でも旅行者には、時間がかかるのと荷物の盗難（？）が気になるところ。
となると飛行機がベストということでバルセロナ→グラナダのイベリア航空IB5125便をネット予約しました。
☆1人当たり税金などすべて込みで　84.01ユーロ～2011年4月1日☆

実際にはブエリング(Vueling)航空との共同運航便でブエリングの機材でした。
出発は当初10時20分でしたがその後10時45分→10時14分に変更とのメールが届き
これで決定かと思いきやまたまた変更があり、結局10時15分となりました（笑）
ブエリング航空はバルセロナを拠点とする格安航空会社だそうです。
初めて聞く会社なんですけどバルセロナでもマドリードでもかなり駐機していました。








離陸後すぐに海上を、その後はひたすら赤い大地の上空を飛び続けました。
上空から見たグラナダは山から平地まで一面の水玉模様。
それは多分オリーブの木！？









10時15分にバルセロナを飛び立った飛行機は無事グラナダ空港に到着しました。
1時間25分の空の旅でした。
只今着陸しました、とのアナウンスがあった途端どこからともなく拍手（^^）
日本じゃまずないですよね。なんかいいなあ～。

バルセロナと違い飛行機のラッシュはありません。
こじんまりした　とーってものどかな田舎の空港です（でも滑走路は広～～い）。
空が真っ青です！





ターンテーブル前です。
グラナダといえばアルハンブラ宮殿ですよね♪



飛行機の到着に合わせて市内行きのバスがあり乗客が全員出てくるまで待っています。
積み残しがないよう空港の中まで点検しているようでした。



バスは大地の中を走り続けますが辺りは家も何もありません。
グラナダってこんなさびしいところなの？･･･と思っていたら
車の数が、人の姿が、建物がどんどん増えてきました。
静かで落ち着いた町を想像していたのですがとっても賑やかです。

日本語情報センターに寄るために【Catedral】で下車。
車内アナウンスが聞き取りにくくて困りました。
なんとか降りたものの初めてのところはわからないですね。
市役所と市役所前広場が目印と聞きましたので
それなら旗が揚がっている筈、とそれを頼りに探しました。

日本語情報センターにはアルハンブラ宮殿入場予約の代行、洞窟フラメンコ、renfeの予約をお願いしました。
☆当時のオーナー大道正樹さんとは何度もメールでやりとりしましたが面白くてユーモアのある方でした。
お会いした時、想像した通りの男性だったことと　オフィスにネコがいたことを懐かしく思い出しました。

私達のあとから2組の日本人が来ました。個人旅行者には強い味方のオフィスなんですね。
アルハンブラのチケットは、近くの書店に設置してある機械に予約番号などを入力して発行するとのことで
書店探しと慣れない機械の操作でちょっとお疲れです。
これから苦行？はまだまだ続きます（汗）。

バルセロナからグラナダへ♪

バルセロナに別れを告げグラナダへ向かいます。
飛行機の搭乗時間から逆算して7時30分にはホテルを出ないといけません。
7時からの朝食は大急ぎで食べました；；
隣のテーブルに日本人の若いカップルが座っていて
私達より一足早くホテルを後にしていました。
このホテルで見かけた数少ない日本人でした（笑）。



タクシーで空港へ　あたりはまだ薄暗いです。




来た日とは印象がだいぶ違います。
朝早くから人が多いこと！








午前中にこんなに出発便があるんですね！
さすがスペイン有数の観光地です。



搭乗手続きを終え搭乗ゲートへ行く途中、朝食時に隣の席にいたカップルとばったり会いました。
お互いにびっくり。
そういえばホテルを出るとき、私達より一足早くタクシーに乗ったのは空港へ行く為だったのね。
2人はフィンランド行きの搭乗口へ向かっていました。
帰国便だったのかな。
挨拶して別れたけれどその後お元気かしら。