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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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また政治家とカネを巡る話し

2013年11月24日 | 政治家 政治屋?
写真は、険しい表情で報道陣の質問に答える猪瀬直樹東京都知事 (東京都庁で22日午後1時) と、”降雨警報 発令中”。
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報道によると__猪瀬氏は、都知事選立候補前の昨年11月 病院を訪れ、徳田虎雄・前徳洲会理事長 (75) に対し、都知事選に立候補する考えを伝えた。 前理事長は、秘書役を通じて支援を表明、その後 徳洲会から猪瀬氏側に、5000万円 が提供された。

猪瀬氏は、都知事選 (12月16日投開票) へ立候補し、初当選した。 特捜部は今年9月 徳洲会グループの強制捜査に着手。 その後 猪瀬氏の秘書が前理事長の妻に全額 5000万円 を返した__という経緯ですが、何かスッキリしない話しですね。

選挙前に立候補の挨拶に行って 資金を提供され、立候補して当選後暫く返却せず、特捜部が別件で徳洲会グループの捜査を始めると返却した? 資金提供側だって選挙資金に使ってくれという意味で出したのでしょうが、ただし 立件は難しいケースのようです。

でも そんなグレー状態の都知事って、どう評価すべきでしょうか? 資質が問われますね。 どこから見ても 殆ど文句なしのふさわしい人物だからこそ、都民を指導し牽引する都知事として選ばれたものと思います。 人間 非の打ち所がない人はいませんから、公明正大 後ろ指を指す所がない人物でなくては、とまではいいませんが、5000万円 という大金を選挙前に借りて それを回りにも、公にも明らかにしない知事というのはどうなんですかねぇ。

副知事時代までは評価が高かったと認識していますが、今後は “5000万円 という大金を借りてダンマリを決め込んでいた都知事という枕詞” が付いて回ると思いますよ。 折角オリンピック招致を決めたのに どうにも煮え切らない “金権亡者知事” というレッテルもつくんじゃない?

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「猪瀬知事が資産報告書訂正 5000万円を記載 」(11月22日22時 日経新聞) _ 猪瀬直樹知事は22日、都の資産公開条例に基づく自身の資産報告書を訂正し、知事選前に徳洲会グループから提供を受けた現金5千万円について「借入金」の欄に記載した。 会見では資産報告書に記載がなかったことについて「(記載の義務について) よく認識していなかった」と弁明した。

同条例は、知事就任時の資産について負債を含めて資産報告書に記載することを義務付けているが、罰則はない。 訂正前、借入金の欄は「該当なし」だった。

「<猪瀬知事>立件にはハードル」(11月22日22時 毎日新聞) _ ※追加1へ
「徳洲会:猪瀬氏側に知事選前に 5000万円 捜査後に返却」(11月22日11時 毎日新聞) _ ※追加2へ
「猪瀬都知事の一問一答=「徳洲会」資金提供」(11月22日19時 時事通信) _ ※追加3へ
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以上


※追加1_ 東京地検特捜部が13日に徳田虎雄・前徳洲会理事長の妻の自宅を捜索した際、猪瀬氏から返却された 5000万円 を確認していたことが関係者の話で分かった。 特捜部は徳洲会グループ幹部ら6人を公職選挙法違反容疑で12日に逮捕し、翌日 容疑を裏付けるために東京都内の妻宅を捜索。 関係者によると、妻は「猪瀬知事に貸した金で一方的に返ってきた」と説明したという。

特捜部は資金提供の経緯を慎重に調べるとみられるが、立件のハードルは高い。 公選法は選挙運動に関する寄付や収入を選挙運動費用収支報告書に記載するよう義務付けているが、猪瀬氏は「個人の借入金。 一銭も手を付けていない」と説明し、ある法務・検察幹部は「選挙資金だと立証するのは難しい」との見方だ。

さらに猪瀬氏は22日 自身の資産報告書を修正し、5000万円 を借入金として記載。 政治資金規正法違反に問われる恐れのある「ヤミ献金」ではないとの立場を示した。 立件には、資金提供の趣旨を証拠で裏付け、猪瀬氏の説明を突き崩す必要があり、別の幹部は「直ちに刑事責任を問えるわけではない」と話した。
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※追加2_ ◇ 猪瀬氏「応援の資金提供。個人として借用した」◇
公職選挙法違反容疑で幹部らが逮捕された医療法人「徳洲会」グループ側が昨年12月の東京都知事選前、猪瀬直樹知事 (67) 側に 5000万円 を提供していたことが関係者への取材で分かった。 今年9月にグループが東京地検特捜部の強制捜査を受けた後、猪瀬氏側から全額返却されたという。

22日午後1時過ぎに都庁に入った猪瀬氏は報道陣に「徳田氏から資金提供を受け、応援してもらうことになった。 個人として借用した。 意外とお金がかからず、自分の預金の範囲で選挙運動ができた」と語った。

関係者によると、猪瀬氏は昨年11月上旬、知人とともに神奈川県鎌倉市の病院を訪れ、入院中の徳田虎雄・前徳洲会理事長 (75) に対し、都知事選に立候補する考えを伝えた。 前理事長は全身の運動神経が衰える筋萎縮性側索硬化症 (ALS) で声を発することができず、秘書役を通じて支援を表明。 その後 徳洲会から猪瀬氏側に、5000万円 が提供されたという。

猪瀬氏は昨年11月21日に記者会見し、都知事選 (12月16日投開票) への立候補を表明。 史上最多の約 434万票を得て初当選した。

一方 特捜部は今年9月17日、前理事長の次男の徳田毅 (たけし) 衆院議員 (42)=鹿児島2区=の陣営が昨年12月の衆院選で運動員を買収した疑いがあるとして徳洲会グループの強制捜査に着手。 その後 猪瀬氏の秘書が前理事長の妻に全額を返したという。 前理事長の関係者は「猪瀬氏側に貸した金」と話している。

猪瀬氏が都選管に提出した知事選の運動費用収支報告書によると、3050万円 の収入のうち 3000万円 は自己資金を充てたとしている。 また 猪瀬氏の資金管理団体は、知事選までに 2181万円 余の寄付を集めたが、2000万円 以上が使われずに翌年に繰り越され、徳洲会関係の寄付の記載はなかった。
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※追加3_ 東京都の猪瀬直樹知事による記者会見の主なやりとりは次の通り。
ー-五輪招致が決まった中で、こういう問題が起きたが。
政治家としての意識が少し弱かった。 (資金を) 借りるべきではなかった。
ー-収支報告書に借入金を記載しなかった理由は。
選挙資金ではなく、個人の借り入れだ。 1月に、返済すると徳洲会に伝えた。 その後、返済するチャンスがなく、妻の病気などもあり、五輪招致が終わったので返済することになった。
ー-誰から資金を渡されたか。
徳田毅衆院議員だ。
ー-どこで。
(国会) 議員会館だったかもしれない。
ー-選挙に使う資金ではなかったのか。
基本的には自分の預金で選挙活動をするのが前提。 (借入金を) 全く使うつもりはなかった。 だから選挙の責任者には一切話さなかった。
ー-なぜ借りたのか。
直接、選挙に関わるかどうかはともかく、個人の借り入れを持っていることで少し安心するということはあったかもしれない。
ー-身を処す考えは。
大変申し訳ないと思っている。 今後はそういうことがないようにしたい。
ー-都民へは。
返済がやや遅れたことは大変申し訳ない。 いかなる政治団体や利益団体と特別な関係を持つ気持ちはない。 皆さんにご心配、ご迷惑をお掛けしたことをおわびする。

以上

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