シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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CNN.co.jp の訳は少しおかしい

2007年09月19日 | 海外世相あれやこれや
イヌをサーフボードに乗せたマット・スモレンスキーさん (写真左 ♯1) とジョー・ライオペルさん (左 ♯1) =11日、ミシガン州グランドヘイブン沖。
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先ず、この記事を全文読んでほしい。
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「波にさらわれた犬、サーファーがサーフボードで救助」(9月18日 CNN/AP ミシガン州グランドヘイブン) __ 米国北部ミシガン湖で今月11日、高波にさらわれておぼれかかったイヌを、サーファー2人がサーフボードを使って救助する出来事があった。

救助の一部始終を目撃していた警官のロイス・ロジャースさんによると、サーファーのひとりがイヌをサーフボードに乗せて、もう1人のサーファーと協力して救助したという。

この日、非番だったロジャースさんは、自分の愛犬 (♯2) を連れて、ミシガン湖のほとりに散歩にやってきた。 防波堤を歩いていたが、波がとても高かったので、危険に思って引き返したところ、近くにいた犬の姿が見えないのに気付いたという。

犬は波にさらわれて、水の中を泳ごうとしていた。 しかし、波が高くて、うまく泳げない様子だったという。 波にさらわれた犬の飼い主 (※3) は、助けを求めて叫んでいたという。

これを見ていたサーファーのマット・スモレンスキーさん (25) が、イヌの首輪をつかんでサーフボードに乗せ、近くにいたジョー・ライオペルさんがスモレンスキーさんのボードを引く形で、浜辺にまで連れ戻した。

スモレンスキーさんは、「何百万回もイヌを見ているけど、どの犬もみんな、波に向かってほえて、波が押し寄せると後ろに逃げるってことを繰り返してるね」と、犬の習性を話している。

目撃者のロジャースさんによれば、救助された犬の飼い主 (※3) は、スモレンスキーさんらにお礼をいったあと、すぐにその場から立ち去ったという。 名前を聞く暇もなかったらしい。
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おかしな点は、

♯1) 写真説明の「写真左」と「左」は「写真右」と「左」でしょう。
♯2) 愛犬の飼い主はロジャースさん
♯3) 犬の飼い主は … という表現だと、ロジャースさんと飼い主が別人のような表記になる。

と三ヶ所あります。 原文を読もうとしたら、

Surfers brave waves, save dog.
Two surfers heard screams and rushed to help a dog swept off a pier into Lake Michigan.

とだけしか分からず、あとはビデオニュースだったのですが、私の PC 環境では見ることが出来ませんでした。

想像では、翻訳者は「ロジャースさんは自分の愛犬を連れてやってきた」を「ロジャースさんは愛犬を連れてやってきた人を見た」と勘違いしてしまったのでは?

翻訳者は、訳した日本文を確認して下さいよね。 他ニュースにも、見出しとリンクが違ったり、数字の桁間違いもあり、CNN の翻訳は「やっつけ仕事」じゃないの? 読者を勘違いさせないよう、分かり易い翻訳をして下さい。

今日はここまでです。

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