シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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眠くなる 長い交響曲とは

2022年05月26日 | マーラーの嘆き節
上はアバド BPO の2度目のマラ9録音 (ライヴ盤)。 下はザンデルリング ベルリン響の10番の異なるジャケ。
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演奏時間が1時間を超える交響曲は、総じて 旋律の変化に乏しく 似たような旋律を延々といつまでも続けているような楽章があります。 おまけに繰り返しもやたら多く、聴いていて どの部分だったか判らなくなる事もしょっちゅうです。 早くいうと “眠 く な る” 部分が多い曲といえるでしょう。

アバド BPO のライヴ録音を聴いていたら、マーラー9番の第1~3楽章は良かったのですが、4楽章を聴いている途中で眠くなってしまいました。

10番第1楽章も似たような旋律が延々と続きますよね。 2楽章以降は、自筆ではなくクック補筆版ですが、これも皆同じように聴こえます。 変化に乏しいというか、お湯で何倍にも薄めたようなスープを飲んでいるような気分というか … 聴いたのはザンデルリング指揮ベルリン交響楽団です (79年 ドイツシャルプラッテン盤)。

同じマーラー2番・3番も長いですが、これらはメロディーが豊富です。
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ブルックナー最長の曲は8番ですが、この第1楽章も眠い。 5番もやたら長いので、あまり印象の残るメロディーはないです。 ブルックナー曲は有名曲以外 殆ど眠いです。

ベートーヴェンも第9の3楽章はゆったりして長く、眠くなります。 昔 友人と東京文化会館に聴きに行ったら、3楽章途中で友人の足の膝が段々開いてきて、私の膝を押してきたので、横目で見たら 案の定 眼を閉じて顔が下を向きかけていました。

シューベルト9番 (今は7番?) も天国的な長さといわれて、これも眠い。 私は5・8番『未完成』以外は殆ど聴きません。 最近 地元アマオケから (コロナ禍が収束したので?) 久しぶりに演奏会案内状が届きましたが、 プログラムがシューベルト1番とメンデルスゾーン3番とあったので、この “お稽古事の発表会” は欠礼させてもらいました。

この楽団はハイドンとかモーツァルトとか、地味な曲を選ぶ傾向があるので、私の好みと合わず、欠席を続けさせてもらっています。 小編成曲を選ぶ理由は、管楽器やコントラバス奏者などの通常団員が少なく、人気曲は外部奏者を呼ぶ (=経費増になる) ためか …
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話しを戻して メンデルスゾーンも1~2番・5番は眠い。 聞きやすいのは先ず4番『イタリア』、次いで3番『スコットランド』ですが、3番は4番ほどいい出来の曲には聴こえません。

シューマンも4番以外は全て眠い。 ヴァイオリン協奏曲も眠いですから、この人は弦楽器部門の作曲が上手くなかった?

シベリウスの交響曲は2番以外 どれも眠い。 交響詩『フィンランディア』などは最初から最後まで面白くて全く眠る暇がないんですが。

ビゼーも交響曲を書きましたが、全然面白い曲ではないです。 この人は舞台もの向きの作曲家です。

やっぱり 演奏会で頻繁に取り上げられる有名曲 __ 運命・田園・第7・未完成・ブラ1・ブラ2・ドヴォ8・新世界・悲愴・ショスタコ5・巨人など メロディーに富んだ名曲が面白く、それら以外は …

今日はここまでです。

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