シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

輸入生活雑貨の検査基準は甘い?

2018年04月20日 | 経済あーだこーだ
写真はネットから拝借。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先頃 CD を立て掛けておく棚が満杯になり、一回り大きな CD 棚というか書棚に入れ替えました。

当初は CD 専門店が扱う CD 棚を その店の HP で見かけ、ほぼそれに決めようとしていた矢先、新聞折り込みチラシでチェーン家具店がぴったりのものを広告していたので、最寄りの店に現物を見に行き 良さそうと思って、即 発注しました。

本体は元々書棚ですから、30cm くらいの高さを基本に可動棚が12枚標準で付いていますが、CD の高さはその半分以下なので、もっと多くの可動棚が必要で、計算すると 追加でさらに12枚が必要となり、その場で追加発注しました。

1週間後に届いたものを車で取りに行き、午前に自宅居間で開梱して、午後に組み立てました。 段ボール箱に梱包され、しかも強力な接着テープでしっかりと外からとめてありますから、カッターを使ってテープを切り 開梱しました。

午後 組み立て始めると、お店では1時間くらいで組み立てられますと聞いていたのですが、慣れてないので2時間はたっぷり掛かりました。 床に寝せて組み立てた書棚を垂直に立て、最後に可動棚の棚板を取り付けます。

すると、開梱した後 数時間が経過したので、切った接着テープが自然と倒れてきて1枚の棚板に数センチほど付着していますので、それを剥がすように取ると、何と 板の木目のプリントまで “一緒に剥がれて” しまいました。

棚板も側板も全て そうですが、薄いベニア板2枚の間に厚いチップボードを挟み、表面は木目のプリントを貼ってあるのです。 今は1枚板など使わないので、それはそれで構わないのですが、接着テープが強力すぎるなぁと感じましたね。

剥がれた板面は下面なので、普段は目にすることはありませんから、仕方がないとして キズ隠しマジックを塗って そのまま使うことにしました。
………………………………………………
そして 棚板を全て24枚取り付けると、数枚の棚板の下端が3ミリほど白く見えます。 目を凝らしてよく見ると、3ミリの三角形ほどが欠けているのです。 2枚は両端が欠け、2枚は片端が欠けていました。

1枚ずつ手に取ると 分かりにくいのですが、組み上げると 焦げ茶色の書棚の中で、欠けた部分が明るい色なので、はっきりと分かるのです。 24枚中4枚ですから、6分の1、16% もあります。 不良率としては大きいです。

早速 現物を持って店に行き、交換をお願いしました。 店側では在庫品を調べ、良品を選んで4枚を持ってきましたが、私がその4枚を手にとって見ると、うち1枚の片端が欠けていました。

「ほら ここが欠けているよ。 端が欠けやすいんだよ」
「はい 在庫がもうないので、取り寄せて その中から良品を1枚お渡しします。 この3枚は交換ということでよろしいですか?」
「ええ それでお願いします」

となりました。 書棚の製造は東南アジアで行なっています。 小さな検品表も同梱されていましたが、検品の基準値がゆるいんじゃないかと思いました。
………………………………………………
それと このチェーン店は全国展開している有名な店ですが、置いてある家具や、その他 生活雑貨は (おそらく) 全て輸入品です。 もう日本人が、こうした品々を製造する時代は終わったとも感じました。

日本人が製造すると、人件費が高く どんな分野の商品も高級品でないと商売になりません 
数十年前 米国出張で買ったバッグも日本に持ち帰って よく見ると香港製でした。 アメリカなどでは、中国をはじめとする国々からあらゆるものを輸入しないと 身の回りの品々は揃わないんじゃないでしょうか。

日米欧は人件費が他国に比べて高いため、中級品以下の生活雑貨は価格で他国製に敵いませんから、どうしても発展途上国からの輸入品に頼ることになります。 年商 数十兆円のスーパー 世界最大のウォルマートなどは、中国からの輸入が滞ったら、商売にならないはずです。

トランプ大統領が多くの輸入品目に対して 中国に関税を課すと表明していますが、現実的には そうそう簡単なことではないと思いますね。

以上

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。