パイオニアの業績とカーナビ「AVIC―CZ902」(日経新聞から)。 アマゾンの業績。
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今 日本企業で業績不振・好調で話題となっているのは、スルガ銀行・パイオニア・大塚家具、国外企業ではアマゾン・GE・ドイツ銀行 といった辺りでしょうか。
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「スルガ銀、パワハラ王国暴走と創業家支配の因果」(10月2日 日経ビジネス)
「名門パイオニア、スマホに泣く 車載特化が裏目」(8月9日 日経新聞)
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かつて 売上が 8,000億円あった老舗企業 パイオニアが半分の 4,000億円になるとは __ 普通 人件費など固定費は変わりませんから、利益がなくなり赤字になります。 大塚家具も同様でしょう。 ただ 業績不振の原因は、前者は “一本足打法” と、後者は “内紛によるイメージ悪化” と違います。
パイオニアはカーナビに特化し、これが不振となると他に支えるものがなくジリ貧状態に陥っていますが、大塚家具は経営者親子ゲンカによるイメージ悪化が客離れに繋がってると想像します。 カーナビがスマホに食われてしまったのです。 また “かぐや姫” の経営感覚を問う記事が多いですね。
そして スルガ銀行は多くの報道が指摘するように、異常なまでのパワハラによる結果 過剰な融資が経営を支えていた実態が明らかにされ、その手法が使えなくなると 途端に経営不振となっていますね。
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「アマゾン創業者、資産 18兆円」(10月4日 ニューヨーク時事)
「米アマゾンも “1兆ドル企業”」(9月5日 シリコンバレー時事)
「既視感覚える米GEのトップ交代劇」(10月7日 ロイター)
「信用不安が広がるドイツ銀行 共存の大株主・中国企業も経営危機」(6月6日 産経新聞)
「ドイツ銀行トレーダー、トルコ危機で2週間に約40億円荒稼ぎ」(8月16日 ブルームバーグ)
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1994年創業の新興企業 アマゾンは、ネット通販というネット時代の環境にうまくはまり、順調に業績を伸ばしています。 それ以外にも サーバー事業 (クラウド・コンピューティング・サービス) が好調です。
エジソンが起業した老舗 電機メーカー GE は、世界屈指のコングロマリットとして事業拡大してきましたが、事業の取捨選択を繰り返し、それがうまく行ってないように見られます。 一時 金融事業が業績を支えていましたが、それはバブルでした。
ドイツ銀行は、不祥事から制裁金をたて続けに課され、これが業績不振の原因となっているようです。 また 産経新聞記事によれば “CoCo債” に絡む形で株式が希薄化し、赤字決算が続いているらしいです。 元々 CoCo債は問題ありといわれていたものですね、
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一方 倒産寸前まで業績が落ち込み、崖っぷちに立ったこともある米企業が立ち直り、初の “1兆ドル企業” となったのは __ いわずと知れたアップルです。
創業者のジョブズが、追い出されて約10年後に呼び戻されてアップルを復活させた軌跡 __ CRT との一体型 PC iMac を発売してヒットさせ、音楽再生プレーヤー iPod を発売してこれも大ヒット、そして何といっても世界の携帯電話市場の様相を変えた革命的ともいえるスマートフォン iPhone で会社の軸足がコンピュータ事業から完全にスマホに移ってしまいました。
振り返ると 一体型 PC そのものがそんなに画期的だったとは思えないのですが、プレゼンの達人ジョブズのなせるワザだったのでしょうか? しかも iPod は外部から持ち込まれたアイデアだったものを魅力的な製品に変えるジョブズの感覚が優れていたと推測します。
その大ヒット商品 iPod を潰しかねない iPhone にも果敢に突き進む経営感覚 __ 自社のヒット商品を食ってでも新商品をだす __ には唸らざるを得ないですね。 2011年に亡くなったジョブズ遺産効果は3年ともいわれていましたが、どっこい __
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ウィキペディアから __ 設立1870年のドイツ銀行は、ドイツポストに救済される2009年まで、コメルツ銀行・ドレスナー銀行と並び「ドイツ三大銀行」と呼ばれた。
2013年 LIBOR等不正操作により欧州委員会から制裁を受け、2014年 租税回避を暴露され、2016年 米国内で住宅ローン担保証券を不正に販売した疑いで米司法省から140億ドルの和解金を請求された。 2017年 ロシアでの100億ドルもの資金洗浄と英国での金融犯罪、双方における避止義務違反で 6.3億ドルの制裁金を課された。
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今日はここまでです。
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今 日本企業で業績不振・好調で話題となっているのは、スルガ銀行・パイオニア・大塚家具、国外企業ではアマゾン・GE・ドイツ銀行 といった辺りでしょうか。
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「スルガ銀、パワハラ王国暴走と創業家支配の因果」(10月2日 日経ビジネス)
「名門パイオニア、スマホに泣く 車載特化が裏目」(8月9日 日経新聞)
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かつて 売上が 8,000億円あった老舗企業 パイオニアが半分の 4,000億円になるとは __ 普通 人件費など固定費は変わりませんから、利益がなくなり赤字になります。 大塚家具も同様でしょう。 ただ 業績不振の原因は、前者は “一本足打法” と、後者は “内紛によるイメージ悪化” と違います。
パイオニアはカーナビに特化し、これが不振となると他に支えるものがなくジリ貧状態に陥っていますが、大塚家具は経営者親子ゲンカによるイメージ悪化が客離れに繋がってると想像します。 カーナビがスマホに食われてしまったのです。 また “かぐや姫” の経営感覚を問う記事が多いですね。
そして スルガ銀行は多くの報道が指摘するように、異常なまでのパワハラによる結果 過剰な融資が経営を支えていた実態が明らかにされ、その手法が使えなくなると 途端に経営不振となっていますね。
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「アマゾン創業者、資産 18兆円」(10月4日 ニューヨーク時事)
「米アマゾンも “1兆ドル企業”」(9月5日 シリコンバレー時事)
「既視感覚える米GEのトップ交代劇」(10月7日 ロイター)
「信用不安が広がるドイツ銀行 共存の大株主・中国企業も経営危機」(6月6日 産経新聞)
「ドイツ銀行トレーダー、トルコ危機で2週間に約40億円荒稼ぎ」(8月16日 ブルームバーグ)
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1994年創業の新興企業 アマゾンは、ネット通販というネット時代の環境にうまくはまり、順調に業績を伸ばしています。 それ以外にも サーバー事業 (クラウド・コンピューティング・サービス) が好調です。
エジソンが起業した老舗 電機メーカー GE は、世界屈指のコングロマリットとして事業拡大してきましたが、事業の取捨選択を繰り返し、それがうまく行ってないように見られます。 一時 金融事業が業績を支えていましたが、それはバブルでした。
ドイツ銀行は、不祥事から制裁金をたて続けに課され、これが業績不振の原因となっているようです。 また 産経新聞記事によれば “CoCo債” に絡む形で株式が希薄化し、赤字決算が続いているらしいです。 元々 CoCo債は問題ありといわれていたものですね、
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一方 倒産寸前まで業績が落ち込み、崖っぷちに立ったこともある米企業が立ち直り、初の “1兆ドル企業” となったのは __ いわずと知れたアップルです。
創業者のジョブズが、追い出されて約10年後に呼び戻されてアップルを復活させた軌跡 __ CRT との一体型 PC iMac を発売してヒットさせ、音楽再生プレーヤー iPod を発売してこれも大ヒット、そして何といっても世界の携帯電話市場の様相を変えた革命的ともいえるスマートフォン iPhone で会社の軸足がコンピュータ事業から完全にスマホに移ってしまいました。
振り返ると 一体型 PC そのものがそんなに画期的だったとは思えないのですが、プレゼンの達人ジョブズのなせるワザだったのでしょうか? しかも iPod は外部から持ち込まれたアイデアだったものを魅力的な製品に変えるジョブズの感覚が優れていたと推測します。
その大ヒット商品 iPod を潰しかねない iPhone にも果敢に突き進む経営感覚 __ 自社のヒット商品を食ってでも新商品をだす __ には唸らざるを得ないですね。 2011年に亡くなったジョブズ遺産効果は3年ともいわれていましたが、どっこい __
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ウィキペディアから __ 設立1870年のドイツ銀行は、ドイツポストに救済される2009年まで、コメルツ銀行・ドレスナー銀行と並び「ドイツ三大銀行」と呼ばれた。
2013年 LIBOR等不正操作により欧州委員会から制裁を受け、2014年 租税回避を暴露され、2016年 米国内で住宅ローン担保証券を不正に販売した疑いで米司法省から140億ドルの和解金を請求された。 2017年 ロシアでの100億ドルもの資金洗浄と英国での金融犯罪、双方における避止義務違反で 6.3億ドルの制裁金を課された。
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今日はここまでです。