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【告発!検察「裏ガネ作り」】「加納の検事長人事が承認されないと検察がつぶれる」と泣きを入れ、官邸に働きかけ人事の内諾 ※34回目の紹介

2016-12-01 22:00:40 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。34回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

5 クロをシロにした検察の大罪 P85~

 ー当事者たちがいくら否定しても、この間の事態は先の司法記者の言葉どおり推移している。

 まず、10月下旬に原田検事総長らが正解の大物OBを通じ、官邸から加納氏を不起訴とするよう指示される。それを受けて11月1日には人事の内示がおこなわれる。その合図を待っていたかのように、加納氏に対する告発事件の捜査がバタバタと始まり、初の事情聴取からわずか4日後、しかも内閣が人事を承認する日に間に合わせるかのように、不起訴処分が決定する。それも「嫌疑なし」である。

 そして、2日後の11月15日には、めでたく天皇の認証式とあいなったー。

 これでも「事実無根」といえるのか。判断は、読者のみなさんにおまかせしたい。

 確かに「けもの道」があったかどうかについてははっきりしない。だが、確実に言えるのは、法務検察が自らの保身と過去の犯罪を隠蔽するため、第2の犯罪を犯してしまったことである。それは加納氏に対する刑事告発事件を「嫌疑なし」で不起訴処分にしたことにほかならない。

 もはやこの段階では、私は加納氏個人の犯罪案件などどうでもよくなっていた。

 それよりも問題なのは、原田検察が政界と取引したうえ、クロをシロとしてしまったことだ。そこに犯罪事実にあるのが明らかなのに、政治家との約束を履行するため事実をねじ曲げ、「嫌疑なし」の裁定を下したのだ。こんなことがあっていいはずがない。検察の原点の崩壊である。

 検察内部には「自らの良心に従って事件処理をする」というきまりがある。検察官がこのきまりに従てt裏ガネ問題を捜査すれば、こんな結果になるはずがない。

 

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(クロをシロにした検察の大罪)は、

2016/12/5(月)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


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