原発問題

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【フクシマ見聞録】2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発事故で1号機爆発。3月15日午前6時10分、2号機爆発 ※71回目の紹介

2017-02-01 22:00:45 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。71回目の紹介

【フクシマ見聞録】

2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発事故で1号機爆発。

3月15日午前6時10分、2号機爆発

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2014年1月13日のツイートから

 

福島行-崎山氏は言った。「なぜそういうことになったかと言いますと、
その、、『これを飲みなさい』ということを言うのは、
原子力安全委員会なんですね。

原子力安全委員会が現地災害対策本部に飲むようにという
FAXを送った。だけれどもそのFAXはどこかへ行っちゃってですね、-

 

-「現地災害対策本部ではどこへいっちゃったかわからなくて、
”今でも”どこにいってるかわからない。

で、もう一つは、県庁の方にもう一通FAXを送ったんですけど、
そのFAXは地震とか色々な文で一緒にまぎれて、
結局、みなさんが避難した”後に”それが出てきた、
ということで間に合わなかった-

 

-「それで、原子力安全委員会の勧告というのは、まあ、、
ほとんどなんにも役に立たなかった。で、そういう場合に、

福島県の知事ですね、県知事さんが、ほんとうはヨウ素剤を飲みなさいと
いうことを指示しなければいけなかった。
で、知事さんはそんな認識がなかったですね。-

 

-「で、わたしたちは国会事故調のそのヒアリングをした時に
知事さんに伺ったんですけれども、そういう指示を出す意識は
持ってらっしゃらなくて、そういう防災訓練したほうがいいんじゃないか、
と(苦い嗤い)。知事さんはですね、
それでひたすら安全委員会から指令が来るのを待っていた、と。-

 

-「まあ安全委員会のほうはFAXを送ったからまあそれでいいと思って、
相手が取ろうが取るまいがそんなのは全然おかまいなし。
全然無責任なんですけど、そういうことでぜんぜんその、、
(うまく)いかなった。ほんとうならその後ですね、また各市町村長が決定してですね、-

 

-「飲ませるということもできたんですね。ですから三春町なんかは
7千人以上の方が飲まれたわけです-」このあたりを整理すると、
2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発事故で最初の爆発である
1号機水素爆発が発生した。-

 

-この日から13日にかけて、県災害対策本部は厚労省に
ヨウ素剤の緊急的な配備を要請し、メーカ-卸業者からの物を
含め合計136万錠を確保する。3月14日午前11時1分、二つ目の爆発である
3号機の原子炉建屋が水素爆発。三春町は町長判断で、ヨウ素剤を配布する。-

 

-3月15日午前6時10分、2号機で爆発音。このことを受けて、
三春町は40歳以下の町民7,248人(3,303世帯)を対象に、
午後1時から午後6時まで保健師を立ち会わせてヨウ素剤を服用させた。

いわき市が40歳以下の者、妊婦を対象に
ヨウ素剤を配布し始めたのは18日からになる。-

 

-137万錠のうち、崎山氏は「約1万人くらいしか飲んでないですね」と言った。

三春町で服用されたものが7,248錠。残りは報道記事にも出ていたようだが、
福島医大などで私的に飲まれたのだろう。

それは別にして、服用を独自に判断して配布、
服用まで行ったのは、もっぱら三春町のみだった。-

 

-当時の三春町町長、鈴木義孝氏は今も町長の職にあたれている。
配備を検討し呼びかけた深谷茂氏は、現在副町長の任から外れられている。
この二人が、町民により選挙を通じて選ばれたことを強調しておきたい。-

 

※次回に続く

 2017/2/2(木)22:00に投稿予定です。 


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