原発問題

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【フクシマ見聞録】”食品測定依頼に来られる方というのは増えているんでしょうか” ※20回目の紹介

2016-10-24 22:07:38 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。20回目の紹介

【フクシマ見聞録】

”食品測定依頼に来られる方というのは増えているんでしょうか”

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年10月22日のツイートから

福島行-銀河のほとり、と看板が掲げてある敷地に入ると、
いろいろとNPOらしき団体がそれぞれ日除けを出して
おのおのが何かを売っていた。

そのうちのひとつのテーブルにいる女性が
マイクで話していたのだった。

左手に蔵、玄関を開け放った民家、
右手の庭にあたるところに出店群がある。-

 

-出店の後景に畑があった。なにかイベントをやる日だったらしい。
午前11時を回っていた頃だと思う。

イベントに使うなにかを作る男が電動ねじ回しで木を組む音が時折してくる。
自分はそこらにいる女性に声をかけ

”ここは食べられるものがあるんですか”と聞いた。
聞くと、件の民家をさして-

 

-「ああ、それはそこの、、、(木造の玄関を開けている家屋をさす)
今日は銀河祭りっていうのをやってまして、いつもの食堂はやってないんですけど、、、。

そこでピザとかパンとか売ってます」と言った。何も食べていなかった。
民家の中にはいると、日陰のなか食堂のようになっていた。-

 

-正面にレジのテーブルがあり、本日の限定メニュー夏野菜カレー、
ベジ麻婆、梨のドレッシングサラダ、味噌汁、ほかいくつか白い紙に大書して貼ってあった。
膝の高さに盥に水が貼ってありきゅうりが浸けてあった。

後方の戸外からマイクの声が届いてくる。-

 

-(、、、を通常の定価よりはお安く安く販売しておりますので、
もしよろしかったならば覗いていってください、非常にいい商品が届いております。

それからええ、ハッピーアイランドというのはですね、
いろんなひとたちがこの福島をどうにかしようというところで集まってるんですけども、-

 

-(なんせゆるゆるな団体なもんですから、まったく、活動費がないんですね。
で、ほんとうにあのちょっと売って、買ってもらって活動費をいただいております、、)。
右手の奥は畳敷きのあがりになっている。家族連れがテーブルのまわりでくつろいでいた。-

 

-自分はレジのテーブルにいる手ぬぐいを頭にしている女性に
ベジ麻婆と味噌汁を頼んで、聞いた。

”東京から来ました。食べるものをどうしようか悩んでいたんです。
昨日郡山駅前で知り合った方にここのことを聞いてきました。
いま、福島の食べ物は実際はどうなんでしょうか”-

 

-手ぬぐいの女性は郷の言葉で言った。

「基準値以下のものはよそでは出てないらしいんだ、ってしか
言われないらしいんですけど(難解)、ここではほんとうに数値出してるんで。

微量とかっていうのは物によっては出てる。
JAとかああいう所では言わないらしくて、それで不安に思って来られる方がいる-

 

-”どうですか、食品測定依頼に来られる方というのは増えているんでしょうか”

「減ってますね。それはJAでやりだしたから、そっちへ行っちゃうというのはありますね。

でもその測定のND(非検出)が信じられない。それでうちに来るという方がいます、」-

 

-「でも、来る人は少なくなってる。」女性は言った。どう捉えればいいのか。
自分はテーブルの左手、測定器が収まっているはずの部屋の方へゆく。
そこには検出データについて資料があって、1検体1500円でやると書かれていた。

30分かけて行うその測定結果は放射線源ヨウ素、セシウムを測る-

 

ーと書いてあり、検体に含まれる放射線源の数値、
実際のスペクトル表を依頼主に渡すことも書かれてあった。

機材は応用光研工業株式会社の微量放射能測定装置FNFー401ヨウ化ナトリウムシンチレーション。
FNF-401。この機材は件の福島各地区にあるJAでも同じく使用している。-

 

-そうしたJAのうち、参考資料としてこれまでの測定結果を公表しているところもあり、
自分が少年期を過ごした会津のJAのページを見ると、NDが並ぶ。さまざまなことが錯綜して、
わかりやすい判断ができない。ストロンチウムはどうするのか。
ストロンチウムを話に聞くような二週間ほどでなく-

 

-測定できる機材の開発は、この国の技術力では難しいのか。
機材の購入費はどこから出ているのか。放射性物質をばらまいた東電が
負担するのが適当に思われるが、そうではないだろう。JAの測定は信頼できるのか-。
さまざまな疑問がうかぶ。風評-。-


 ※次回に続く

 2016/10/25(火)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】裏ガネ告発の手紙を紹介「私は検察庁に副検事として勤務していた者です・・」 ※12回目の紹介

2016-10-24 22:00:32 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。12回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

3 検察「裏ガネ作り」の実態 P47~

(前回からの続き)

 つい最近大阪高検察の公安部長が逮捕される事件に関連して「調査活動費」の件が再度クローズアップされているようですが、私自身、検察庁勤務時代から数年にわたって「調査活動費」に係わっていた時代があります。

 今回の事件で、森山法相は、調査活動費について「かつてそういう話が出たとき、調査して事実無根との結果が出ている」との見解を示しました。法相自身「調査活動費」の実態を知っていての答弁か、どうかはわかりませんが、これ以上嘘で塗り固めたを放置するわけには行かないように感じております。これまで週刊誌が「調査活動費」の疑惑を取り上げているのを2度ほど見ました。その際は、20年も世話になった検察を裏切れない、との思いが私を支配しており、どうしても自分が体験したことを公表する気にはなれなかったのです。

 もちろん、この告白は、私自身が「公金流用」の片棒を担いだ時点で、業務上横領の共犯者になることは間違いありません。辞職しなければ今も検察庁に在籍し、口が裂けても口外するようなことはなかったと思います。加えて、退職した現在でも、当時の同僚や先輩諸氏には「裏切った」と思われたくないというのが本音です。しかしこのまま疑惑だけで終わってしまえば、国民の皆様は永久に真の実態を知らずに終わってしまうことになります。過去の罪を精算すべく「公金流用」が事実無根ではなかったことを証明しようと筆を執りました。


 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』は、

2016/10/22(火)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


10月23日(日)のつぶやき

2016-10-24 02:29:51 | つぶやき