洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

ゆっくりハリー・ポッター(17) Self-Stirring Cauldrons Part ②

2016年07月31日 | ゆっくりハリーポッター 

みなさん、こんにちは!

レッスン準備のため、ものすごく久しぶりの更新になってしまいましたが、

今回は、前回cauldronの説明に少々熱が入りすぎてたどり着けなかった、

HARRY POTTER and the Philosopher's Stone by J.K. ROWLING

第五章にあった使える表現、Self-Stirring をご紹介します。

 

まずは前回の復習もかねて、

本文中でその表現が使われていた部分の引用から~

 

The sun shone brightly on a stack of cauldrons outside the nearest shop.

Cauldrons - All Sizes - Copper, Brass, Pewter, Silver - Self-Stirring - Collapsible said a sign hanging over them.

 

今回のオススメ表現♪

黄色で色付けしたSelf-Stirringです。

これ自体が丸ごとオススメの表現と言うよりは、出だしのSelf-の部分が特におススメの表現です♪

 

まずは、引用した部分を少しずつ訳も考えながら見ていきます♪

 

The sun shone brightly on a stack of cauldrons outside the nearest shop.

 

これはcauldronを売るお店の様子を描写している文章ですので、

大釜そしてそれを売るお店の雰囲気をまずは想像してから読むといいです。

 

nearestはnear(近い)の最上級で「一番近い」と言う意味ですね。

outsideは「外側」、そして 【a stack of ~】は【~がたくさん積み重ねられている】様子を表します。

shoneはshine「輝く」の過去形です。

brightlyは明るくキラキラしてまぶしい感じを伝えています。

 

まとめると・・・

 

「一番近くのお店の外には高く積み上げられた大釜が太陽に照らされてキラキラしていた。」

という感じです。※訳は私のイメージです。

 

この次に続いているのは、そのお店に掲げてある看板に書かれている文句です。

Cauldrons - All Sizes - Copper, Brass, Pewter, Silver - Self-Stirring - Collapsible said a sign hanging over them.

 

「看板に書いてある」と言う時の『書いてある』はsayが良く使われます。

そして「看板」はsign、

hangは「つるす」「ぶら下げる」

※a sign hanging over them  

名詞+~ing +説明 で 『(説明)~している名詞』という意味になります。これを上の表現に当てはめると

「それらの上に吊るされている看板」となります。

これを使って少し応用してみます♪

a man talking with her =彼女と話している男の人

a cat sleeping on the sofa =ソファで寝ている猫

boys playing baseball in the park =公園で野球をしている男の子たち

a woman carrying a bag =カバンを持っている女性

people waiting for the train =電車を待っている人々

などなど、少し知っていると便利な表現方法です。

 

少し脱線しましたが、元の看板の話に戻って再び引用文を見ながら訳してみます♪


Cauldrons(大釜)- All Sizes(全てのサイズ有ります) - Copper(カパー:銅製), Brass(ブラス:真ちゅう製), Pewter(ピューター:白目製), Silver(銀製) - Self-Stirring (自動かき混ぜ機能付き)- Collapsible(折り畳み可能) said a sign hanging over them(とそれらの上に吊るされた看板に書かれていた).

 

今回のオススメ☆

Self-・・・の表現です。

selfとは『自身』を表して

『私自身』はmyself

『彼女自身』はherself

『彼自身』はhimself

『彼ら自身』はthemselves ※複数形はfをvに変えてesを付けます。

 などの単語に登場します。

 

このselfが動詞と合わさると・・・

「自身で~する」つまり「自動で(勝手に)~する」を表す表現になります。

分解するとself-stirringは

self (自動で、勝手に)にstir(かき混ぜる)と言う意味です。

こちらからかき混ぜなくてもこの大釜自ら勝手にかき混ぜてくれることを伝えています。

 

このself-の表現、他にもいろいろ面白いものがあります。

それはまた次回ご紹介します。

(次回は今回ほど久しぶりの更新にならないように上手に時間のやりくりをしたいと思います!:)

コメント
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