試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ100-251[トタ冷房5F] 第二次冷房改造車 101系0番代1stLOT側面窓セル交換施工 (モハ100-1006[元トタ5F-2] 相互交換)

2018-05-18 21:43:05 | 国鉄/JR101系
残1。

KATO製国鉄101系クモハ101-197(トタ冷房5F:Mc198)が101系0番代2ndLOT側面窓セル装着車へと改められた。
ユニットを組むモハ100-251(トタ冷房5F)はモハ100-1006(元トタ5F-2:Mc1006)との相互交換でHゴム支持再現色変更を行う。
モハ100-1006はKATO製国鉄101系0番代1stLOT品であるモハ100-146(トタ5F:Tc14)が種車だった。


国鉄101系モハ100-251 第二次冷房改造車(トタ冷房5F)。

クモハ101-1006(元トタ5F-2)はクモハ101-17(旧ムコ3F:Mc78)が種車のため実質2ndLOT品と言える。
従ってモハ100-1006とは新旧LOT混結ユニットであった。
しかしHゴム支持色温度に差は感じられなかった。
LOT毎に微妙な差異を持つHゴム支持再現色だがトタ5F(Tc14)とトタムコ3F(Mc78)には共通項があるらしい。
各側面窓セルは従前のユニット組み合わせを守ったままクモハ101-197+モハ100-251へ移設される。


入工中のモハ100-1006,モハ100-251 (元トタ5F-2,トタ冷房5F)。

モハ100-1006とモハ100-251は同時入場となった。
先ずモハ100-1006の外観点検を行っている。
懸念材料だった側面窓セル窓サッシ印刷の劣化は1箇所だけに留まっていた。
しかも点状剥離で修正は容易に思える。
続いて点検したモハ100-251に瑕疵は無い。
モハ100-1006は窓セル交換だけで竣工可能と判断した。
Hゴム色温度差によりLOT混同の危険性は0に近い。
先発竣工させるモハ100-1006より側面窓セルの撤去に取り掛かった。


窓セルの交換に着手するモハ100-1006。

続いてモハ100-251を分解する。
モハ100-251では窓サッシ印刷補修が工程に加わるため作業抑止が避けられない。
一方モハ100-1006は撤去された101系800番代LOT側面窓セルをこのまま取り付けられる。
ここまでの作業順は効率化を狙ったものである。
ところが肝心の101系800番代LOT側面窓セルがなかなか車体に収まってくれなかった。
線路方向の長さが車体と合わない模様で嵌合までに時間を要した。
窓セル交換を終えたモハ100-1006(元トタ5F-2)だが新編成組成の動向次第で再入場させる計画がある。
この際再び101系0番代LOT側面窓セルへ戻す可能性が否定出来ない。
よって要注意車両に指定し暫定竣工させた。
モハ100-1006はクモハ101-1006と同形態化されユニットごと保留車に廻った。
101系800番代LOT側面窓セルを持つモハ100形0番代(朱色1号)は他に存在していない。
出来ればこの特徴を保持したまま車両異動を迎えさせたい。




モハ100-1006(元トタ5F-2:101系800番代LOT側面窓セル交換施工)。


クモハ101-1006(元トタ5F-2:101系800番代LOT側面窓セル装着車)。

モハ100-1006から捻出した101系0番代1stLOT側面窓セルのサッシ印刷修正に着手した。
トタ冷房5Fに於ける側面窓セル窓サッシ印刷補修はクモハ100-184の入場から4両連続となった。
初施工車のクモハ100-184では俯瞰から窓サッシ印刷の劣化を目立たなくする事に主眼を置いた。
補修箇所が減少したクモハ101-198以降からは慣れも加わり比例して仕上がりが向上しつつある。
今回は僅か1箇所の修正で苦に感じられない。
剥離箇所が狭くインクは窓サッシ印刷に馴染んでくれた。
体裁も悪くなく施工した4両では一番見栄えが良いと思える。
逆にクモハ100-184が見窄らしく映る状態になってしまい再修正を検討し始めた。
但し印刷劣化がモハ100-251とは比較にならないほど激しかった。
準再用ダミーカプラー取付のためクモハ100-184は入場させなければならない。
それまでに方向性を定めたい。


修正痕が判り難くなった中段窓サッシ(1-3位側)。

塗布したインクの乾燥を待ち側面窓セルの組み付けに入った。
モハ100-1006への101系800番代LOT側面窓セル装着は難儀した。
対照的にモハ100-251は101系0番代1stLOT側面窓セルを抵抗無く受け入れている。
トタ冷房5Fはクモハ101-197,クモハ101-198を除いた8両が旧ムコ3Fの改装車である。
モハ100-251は2ndLOT品に相当するが101系800番代LOT側面窓セルの着脱で気になる症状は出なかった。
確かにKATO製101系では稀に側面窓セル嵌合の渋い個体が存在する。
だが原因が車体にあるか側面窓セル成形にあるか未だに掴めていない。
何れかの相互交換で発症した場合には取り付けの渋さも引き継がれる。
モハ100-251,モハ100-1006での事例は非常に珍しかった。
なおトタ冷房5Fではクハ100-67が最後の101系800番代LOT側面窓セル装着車で残される。
部品供出種車が確保出来次第101系0番代LOT窓セル化を行う。
施工時の取扱いには十分な注意が必要だろう。




モハ100-251(101系0番代1stLOT側面窓セル交換施工)。

101系0番代1stLOT側面窓セルに交換されたモハ100-251(トタ冷房5F)が竣工した。
モハ100-31(旧ムコ3F)が種車であり原形復帰に近くなっている。
101系800番代LOT側面窓セルへの交換はクモハ101-197とユニット間で見附を揃える名目だった。
それを全否定する施工結果となり無計画さが垣間見える。
現在は屋根板を含め編成見附の統一に拘っている。
トタ冷房5Fは初期出場編成で配慮が足りなかった。
クモハ101-193(ムコ10F:Mc193)の導入時から気を配っていれば一連の入場は避けられたと思う。




クモハ101-197+モハ100-251 (トタ冷房5F:101系0番代2ndLOT側面窓セル装着車+101系0番代1stLOT側面窓セル装着車)。

クモハ101-197+モハ100-251は明灰色Hゴム支持車に改められた。
やはり両車の窓セルLOT差は手に取れない。
ここはクモハ101-1006+モハ100-1006のユニット単位で部品供出を行えた効果だろう。
しかしトタ冷房5FのHゴム色温度統一は再び中断される。
クモハ100-184への準再用ダミーカプラー取付が完了次第暫定出場させるしかない。
新編成組成にはクモハ100形用部品が不足している。
種車はトタムコ3Fまでに絞り探し続ける予定である。
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