試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR301系三鷹電車区K2F [Tc4] 青帯冷房改造車 後期仕様 パンタグラフ換装

2015-11-12 21:43:58 | 国鉄/JR301系,103系1000番台
ようやくTOMIX製PS16R(PS21)形パンタグラフ(0262)を確保しました。
さっそくマイクロエース製JR301系ミツK2F青帯冷房改造車後期仕様(Tc2)を入場させています。
唯一原形を維持していましたがパンタグラフ換装機会がやって来ました。


JR301系ミツK2F 青帯冷房改造車 後期仕様。
[ミツK2F]:[Tc4]-[M7]-[M'5]-[M9]-[M'c3]+[Tc3]-[M8]-[M'6]-[M12]-[M'c4]。
※LED式運行番号表示器編成。

車体への細工には抵抗が無くなりました。
相変わらず内傾する碍子は解消できていません。
しかし利点が勝るため従来方式を踏襲します。


入工中のモハ301-7。

純正パンタグラフも決して悪くないと思います。
ただ部品が分売されていないため破損しても交換できません。
この点TOMIX製パンタグラフなら即時対応できます。


撤去したパンタグラフ。

パンタグラフは車体裏からドリルで押し出します。
今回は製品状態を確認するためΦ0.8mmを使用しました。
その結果接着剤を投入する取付孔だけ径が小さくなっていました。


Φ1.1mmに変更したパンタグラフ取付孔。

手間を減らしつつ安定固定を実現させる構造だったようです。
取付孔はパンタグラフ台よりも余裕があるΦ1.1mmへ拡大します。
両端ぎりぎりで開孔できれば内傾は防げると思います。




モハ301-7+モハ300-5 (TOMIX製PS16R形パンタグラフ換装車)。

しかしパンタグラフ台を破損する危険が伴います。
また更に取付孔径を大きくすると安定固定へ影響を及ぼしかねません。
作業安全代を考慮した結果Φ1.1mmにしています。




モハ301-9+クモハ300-3 (TOMIX製PS16形パンタグラフ換装車)。

パンタグラフ固定方式は流し込み接着剤とゴム系接着剤です。
主は流し込み接着剤で単独でも十分な強度を保てます。
不意な入力からの保護を目的に車体裏へゴム系接着剤を塗布しています。


モハ301-8+モハ300-6 (TOMIX製PS16R形パンタグラフ換装車)。

姿勢が保てないほど老朽化した純正パンタグラフはありませんでした。
全て破損なく撤去できたため予備品に廻しています。
外観上はTOMIX製パンタグラフの安定感が勝っていると思います。



モハ301-12+クモハ300-4 (TOMIX製PS16R形パンタグラフ換装車)。

同社製301系のパンタグラフ換装はミツK2Fを以て完了しています。
なおモハ301-9だけは接着が不完全で簡単にパンタグラフ撤去が行えました。
これだけの嵌合精度であれば接着剤は不要に思えます。

●301系東西線出場
※改訂:2024年9月10日
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