試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR103系1000番代三鷹電車区K8F [Tc1009] 青帯車 TOMIX製パンタグラフ換装施工

2015-08-05 21:48:35 | 国鉄/JR301系,103系1000番台
マイクロエース製103系1000番代ミツK8F青帯車(Tc1009)のパンタグラフ換装を行います。
既に同社製103系1200番代は全てTOMIX製PS16R(PS21)形パンタグラフ(0262)へ置き換えました。
ミツK8Fではこの施工方法を一部変更してみました。


JR103系1000番代ミツK8F 青帯車。
[ミツK8F]:[Tc1009]-[M1032]-[M'1032]-[M1033]-[M'1033]-[M1034]-[M'1034]-[M1036]-[M'1036]-[Tc1010]。
◆TOMIX製PS16R(PS21)形パンタグラフ(0262)換装。

同社製301系でもパンタグラフ換装が進行中です。
但し103系1200番代よりもパンタグラフ取付孔と取付脚の間隔差が広がりました。
取付脚内傾を軽くすべく取付孔拡大は車体天井裏面から行いました。


入工中のモハ103-1032。

103系1200番代も多少内傾が伺えました。
そこでミツK8Fでは屋根板裏面よりドリルを貫通させてみます。
結果も重要ですが301系と工程が統一できる利点がありました。




TOMIX製PS21形パンタグラフを固定した屋根板。

屋根板裏面のパンタグラフ取付孔周囲には流し込み接着剤を塗布した形跡がありました。
しかし殆ど機能しておらず容易に純正パンタグラフを撤去できました。
取付孔はΦ1.1mmで側面から見て台形方向にドリルを挿しています。


モハ103-1033,モハ103-1032 (純正パンタグラフ搭載車,TOMIX製パンタグラフ搭載車)。

TOMIX製パンタグラフは脱落こそしません。
しかし上昇入力に耐えられるほどではなく流し込み接着剤で固定しています。
そして従来通り屋根板裏面に合わせて突き出た取付脚を切除しました。




モハ103-1032+モハ102-1032 (TOMIX製PS21形パンタグラフ換装車)。


モハ103-1209+クモハ102-1203 (ミツK9F:TOMIX製PS21形パンタグラフ換装車)。

パンタグラフ取付孔と取付脚には空間が残ります。
ここをゴム系接着剤で埋め込みました。
あくまで固定の主力は流し込み接着剤です。




モハ103-1033+モハ102-1033 (TOMIX製PS16R形パンタグラフ換装車)。

屋根板裏面から開孔した効果はあったように見えました。
表面開孔の103系1200番代に較べると内傾が抑制されています。
この状態なら下枠へ掛かる負荷は軽減されると思います。




モハ103-1034+モハ102-1034 (TOMIX製PS16R形パンタグラフ換装車)。

ミツK8Fの回着時期は103系1200番代よりも後です。
まだパンタグラフの劣化は感じていませんでした。
それでもTOMIX製パンタグラフの剛性感が上回っています。




モハ103-1036+モハ102-1036 (TOMIX製PS16R形パンタグラフ換装車)。

作業進行中にモハ103-1034のベンチレーターが脱落してしまいました。
当該のみゴム系接着剤で固定しています。
パンタグラフもそうでしたが純正流し込み接着剤投入痕は余り当てにできないようです。

●103系東西線出場
※改訂:2024年7月21日
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