異例。
TOMIX製103系High-Grade製品ツヌ306F-2が小変更され再出場した。
クハ103-61,クハ103-48(元ツヌ306F-2)を各々クハ103-123,クハ103-124へ改番しプロトタイプを繰り上げた。
1985年4月から1983年4月へ遡ったが編成番号が変わらない珍しい異動になっている。
↓
国鉄103系ツヌ306F (1983/4)。
ツヌ306F-2:Tc123-M707-M'863-T468-M708-M'864-T469-M709-M'864-Tc124。
※TOMIX製High-Grade製品。
ツヌ306F(Tc123)は総武線103系投入第二陣(ツヌ304F~ツヌ306F)に該当する。
新製投入の中間車8両に対し先頭車は1979年4月に品川区から転入したクハ103-123,クハ103-124が充当された。
津田沼区転入直前に冷房改造が施されツヌ301F(Tc131),ツヌ304F(Tc179)と共に全車冷房車で運行を開始している。
当初は原形のLP402前照灯だったが間もなくしてLP411へ改造され消滅した。
プロトタイプは中間車がモハ103-701以下8両に変更される1984年頃までと比較的短くなる。
しかし1981年~1983年代は朱色1号編成,朱色1号混色編成か多数在籍するため旧ツヌ306F-2より自由度が高まった。
クハ103-123,クハ103-124(新ツヌ306F-2)への改番は離合編成増加が名目になっている。
ツヌ313F,ツヌ306F-2。
行先表示類は[47C 三鷹]を継続使用した。
この表示は元ツヌ306F-2及びその前身に当たる元ツヌ325-2時代から変更していない。
製品の挿し絵にも用いられている組合せでこれを踏襲したくなった。
行先変更も考えたがモハ103-707以下8両はツヌ306F-1と共用する。
そのため走行方向の偏りを防ぐ狙いもあり西行維持が決定した。
なおモハ103-707以下8両も元ツヌ325F-2からの異動車である。
元ツヌ325F-2 (1986/8)。
元ツヌ325F-2はクハ103形低運転台量産冷房車リリースに備えモハ103-358以下8両を先行投入した過程で組成した。
導入時にクハ103形初期形冷房改造車2両も同時回着し転用先を探したものの見当たらなかった。
余剰を防ぐためクハ103形初期形冷房改造車はクハ103-105,クハ103-106へ付番し暫定的に10両編成化している。
その後塗装変更車のクハ103-48,クハ103-71(ツヌ306F:非冷房車→ツヌ306F-1)が竣工した。
出場時は暫定編成仕様だったが中間車8両をツヌ325F-2から引き当てモハ103-707以下8両へ改番し正規編成化した。
程なくしてクハ103-105,クハ103-106もクハ103-61,クハ103-48(初期形冷房改造車)へ改番しツヌ306F-2を出場させている。
現在でもクハ103形低運転台量産冷房車(黄色5号)は製品化されておらず少々気が早過ぎたらしい。
B形防護無線アンテナ搭載時のクハ103-105,クハ103-106 (元ツヌ325F-2)。
なお元ツヌ325F-2組成はその導入名目通り消極的選択だったため当時から活躍の場は少なかった。
途中でクハ103-105,クハ103-106へのB形防護無線アンテナ取付を行ったが更に中途半端さが増し裏目に出た。
改番後のモハ103-707以下8両はツヌ306F-1の基準編成に変わり主力に格上げされた。
一方クハ103-48,クハ103-61(ツヌ306F-2)はこれまで通り目立たない存在で終始した。
ツヌ306F-1 (1979/7)。
新ツヌ306F-2に改まったが基準編成はツヌ306F-1としクハ103-123,クハ103-124を含む12両体制とする。
しかしプロトタイプが1985年4月から1983年4月に変更されたためツヌ306F-2は日陰の存在から脱すると思われる。
ツヌ306F-1とは両立せず数少ない国鉄仕様の低運転台初期形冷房改造車(黄色5号)編成で存在感は格段に高まった。
これで走行機会は確実に増えると予想される。
またラシ305F(Tc47:ラシ305F-1)にはモハ103-701以下8両が組成されている。
ラシ305F-1は側扉窓支持黒Hゴム化以前の1992年10月がプロトタイプで中間車8両は国鉄仕様同等になっている。
よって1984年~1985年12月までのツヌ305Fも組成可能となり弾力的な運用が可能になった。
ツヌ305F (1985/4)。
この時期はクハ103形単独を含めた編成間異動が多かった。
更にツヌ304F(Tc179)の豊田区,松戸区貸出も重なりプロトタイプが細分化される傾向が強い。
前出のツヌ325F(Tc105)もJR移行が絡みプロトタイプ適合期間は非常に短かった。
クハ103-123,クハ103-124に限っては実車の頻々な異動が組成に幸いしたと言えよう。
ちなみにクハ103-123,クハ103-124は1986年1月に蒲田区から転入したクハ103-763,クハ103-780へ差し換えられた。
ツヌ318F(→ラシ318F)への異動後1992年3月に車両更新工事を受け陸前原ノ町区へ転出している。
ツヌ306F-2サイドビュー(クハ103-123←クハ103-61:改番)。
新ツヌ306F-1へのプロトタイプ変更は車両への加工を要さなかったため製品原形を保った。
TOMIX製クハ103形初期形冷房改造車は一癖ある編成へ仕立てた車両が大半を占める。
ほぼ休車状態にあった事が逆に作用してくれたと思う。
運転台側TNカプラーSPの分解清掃は余計だったが活躍の場を広げるためにも良い異動になった。
なお記録に際しクハ103-142,クハ103-143(ツヌ313F)の運転台側TNカプラーSPを乾式にて再清掃した。
湿式での清掃効果はツヌ313Fを比較対象としたい。
TOMIX製103系High-Grade製品ツヌ306F-2が小変更され再出場した。
クハ103-61,クハ103-48(元ツヌ306F-2)を各々クハ103-123,クハ103-124へ改番しプロトタイプを繰り上げた。
1985年4月から1983年4月へ遡ったが編成番号が変わらない珍しい異動になっている。
↓
国鉄103系ツヌ306F (1983/4)。
ツヌ306F-2:Tc123-M707-M'863-T468-M708-M'864-T469-M709-M'864-Tc124。
※TOMIX製High-Grade製品。
ツヌ306F(Tc123)は総武線103系投入第二陣(ツヌ304F~ツヌ306F)に該当する。
新製投入の中間車8両に対し先頭車は1979年4月に品川区から転入したクハ103-123,クハ103-124が充当された。
津田沼区転入直前に冷房改造が施されツヌ301F(Tc131),ツヌ304F(Tc179)と共に全車冷房車で運行を開始している。
当初は原形のLP402前照灯だったが間もなくしてLP411へ改造され消滅した。
プロトタイプは中間車がモハ103-701以下8両に変更される1984年頃までと比較的短くなる。
しかし1981年~1983年代は朱色1号編成,朱色1号混色編成か多数在籍するため旧ツヌ306F-2より自由度が高まった。
クハ103-123,クハ103-124(新ツヌ306F-2)への改番は離合編成増加が名目になっている。
ツヌ313F,ツヌ306F-2。
行先表示類は[47C 三鷹]を継続使用した。
この表示は元ツヌ306F-2及びその前身に当たる元ツヌ325-2時代から変更していない。
製品の挿し絵にも用いられている組合せでこれを踏襲したくなった。
行先変更も考えたがモハ103-707以下8両はツヌ306F-1と共用する。
そのため走行方向の偏りを防ぐ狙いもあり西行維持が決定した。
なおモハ103-707以下8両も元ツヌ325F-2からの異動車である。
元ツヌ325F-2 (1986/8)。
元ツヌ325F-2はクハ103形低運転台量産冷房車リリースに備えモハ103-358以下8両を先行投入した過程で組成した。
導入時にクハ103形初期形冷房改造車2両も同時回着し転用先を探したものの見当たらなかった。
余剰を防ぐためクハ103形初期形冷房改造車はクハ103-105,クハ103-106へ付番し暫定的に10両編成化している。
その後塗装変更車のクハ103-48,クハ103-71(ツヌ306F:非冷房車→ツヌ306F-1)が竣工した。
出場時は暫定編成仕様だったが中間車8両をツヌ325F-2から引き当てモハ103-707以下8両へ改番し正規編成化した。
程なくしてクハ103-105,クハ103-106もクハ103-61,クハ103-48(初期形冷房改造車)へ改番しツヌ306F-2を出場させている。
現在でもクハ103形低運転台量産冷房車(黄色5号)は製品化されておらず少々気が早過ぎたらしい。
B形防護無線アンテナ搭載時のクハ103-105,クハ103-106 (元ツヌ325F-2)。
なお元ツヌ325F-2組成はその導入名目通り消極的選択だったため当時から活躍の場は少なかった。
途中でクハ103-105,クハ103-106へのB形防護無線アンテナ取付を行ったが更に中途半端さが増し裏目に出た。
改番後のモハ103-707以下8両はツヌ306F-1の基準編成に変わり主力に格上げされた。
一方クハ103-48,クハ103-61(ツヌ306F-2)はこれまで通り目立たない存在で終始した。
ツヌ306F-1 (1979/7)。
新ツヌ306F-2に改まったが基準編成はツヌ306F-1としクハ103-123,クハ103-124を含む12両体制とする。
しかしプロトタイプが1985年4月から1983年4月に変更されたためツヌ306F-2は日陰の存在から脱すると思われる。
ツヌ306F-1とは両立せず数少ない国鉄仕様の低運転台初期形冷房改造車(黄色5号)編成で存在感は格段に高まった。
これで走行機会は確実に増えると予想される。
またラシ305F(Tc47:ラシ305F-1)にはモハ103-701以下8両が組成されている。
ラシ305F-1は側扉窓支持黒Hゴム化以前の1992年10月がプロトタイプで中間車8両は国鉄仕様同等になっている。
よって1984年~1985年12月までのツヌ305Fも組成可能となり弾力的な運用が可能になった。
ツヌ305F (1985/4)。
この時期はクハ103形単独を含めた編成間異動が多かった。
更にツヌ304F(Tc179)の豊田区,松戸区貸出も重なりプロトタイプが細分化される傾向が強い。
前出のツヌ325F(Tc105)もJR移行が絡みプロトタイプ適合期間は非常に短かった。
クハ103-123,クハ103-124に限っては実車の頻々な異動が組成に幸いしたと言えよう。
ちなみにクハ103-123,クハ103-124は1986年1月に蒲田区から転入したクハ103-763,クハ103-780へ差し換えられた。
ツヌ318F(→ラシ318F)への異動後1992年3月に車両更新工事を受け陸前原ノ町区へ転出している。
ツヌ306F-2サイドビュー(クハ103-123←クハ103-61:改番)。
新ツヌ306F-1へのプロトタイプ変更は車両への加工を要さなかったため製品原形を保った。
TOMIX製クハ103形初期形冷房改造車は一癖ある編成へ仕立てた車両が大半を占める。
ほぼ休車状態にあった事が逆に作用してくれたと思う。
運転台側TNカプラーSPの分解清掃は余計だったが活躍の場を広げるためにも良い異動になった。
なお記録に際しクハ103-142,クハ103-143(ツヌ313F)の運転台側TNカプラーSPを乾式にて再清掃した。
湿式での清掃効果はツヌ313Fを比較対象としたい。