源平の史跡を訪ねて

全国いたるところにある源氏と平家の史跡を訪ねています。少しだけ源氏物語の史跡も紹介しています。

鏡神社 烏帽子掛けの松 八幡神社

2010-10-16 02:03:08 | 滋賀県源平の史跡
義経元服の池から北へ30Mのところにあります。

鏡神社には、製陶技術を伝えた朝鮮半島の新羅の皇子「天日槍」(あめのひぼこ)が祀られ、鏡をこの地に納めたとも伝えられています。周辺には、須恵器を焼成した登り窯の跡地が見られる渡来文化伝承の地です。南北朝時代の建築で「日本書紀」にも記されています。

鏡神社


本殿


舞舞台




烏帽子掛けの松
鏡神社の参道には、義経がただひとりで元服後、
参拝したときに鳥帽子をかけたとされる「松」です。




謡曲「烏帽子折」


◆鏡神社に、義経が元服する時に使ったといわれる
 「盥(たらい)」の底板が現在も保管されています。


八幡神社(鏡神社内)
源義経公と応神天皇が合祀(ごうし)されています。
応神天皇は五世紀頃の天皇で、兵法にすぐれ、
学術技芸を栄えさせた長寿の天皇と言われています。
したがって源九郎義経公に合い通じる神として
合祀されたものと思われます。







滋賀県PRブログの旅で訪問した史跡です。






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3 コメント

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Unknown (しずか)
2010-10-16 22:51:46
この神社だけでも、義経ゆかりのものがいくつか見られますね。
一つでも撮り逃さないようにと必死でした(笑)
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Unknown (ラメール)
2010-10-17 01:30:06
しずかさん
訪問とコメントありがとうございました。

義経は、この辺りがお気に入りだったのかも。
元服関係の史跡が沢山集まっています。

地元の人も義経を大切にしたのでしょう。

皮肉にも、平家の終焉の地が近くにありますね。
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たらい (merry)
2010-10-17 19:50:56
そう言えば「義経」の年に、たらいの底板の写真を、かがみの里で見たことがあります。

実物を見たいですね。

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