1190(治承4)年、平清盛が宮島に行く時に寄港した室津、昔の風情を残した港町です。
(兵庫県たつの市室津)
室津港全景(右の森に賀茂神社があります)
上の説明文の中で1190年とあるのは、1180年の誤りです。
清盛は、賀茂神社に参拝しています。そのことが「高倉院厳島御幸記」に記されています。
「(賀茂神社には)立派な社殿が五つ、六つ並びたち、巫女たちが集まって休みなく神
楽を奏し。」
賀茂神社石段
本殿
江戸時代の賀茂神社
右の方に石段があります。今もほとんど変わらすに建物が配置されています。
シーボルトが見た賀茂神社
賀茂神社から見た景色
室津の歴史
●神武天皇の時代に、この地に港を造ったと言われています。
※神武天皇は、初代天皇で日本書紀、古事記に出てきます。天皇即位は、紀元前660(神武天皇元年)年
●播磨風土記に「この泊り、風を防ぐこ室のごとし、ゆえに名となす」と室津の名の由来を記述しています。713(和銅6)年奈良時代
●万葉集に唐荷島や鳴島が記載されています。726(神亀3)年
●摂津五泊に河尻(大阪)、大輪田(神戸市)、魚住(明石市)、韓泊(姫路市)、室津(たつの市)として制定される。729(天平年間)年
兵庫県たつの市室津 (地図)
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ここは風光明媚なところなのですね。
訪問とコメントありがとうございます。
平清盛の紀行で紹介されて知りました。
なかなかふぜいのある所です。
清盛~江戸時代は、大変にぎやかな所だったのでしょう。
清盛や江戸時代の大名が出てきそうな雰囲気が
残っています。