<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

Diels-Alder 反応(序)

2010年02月19日 | 理科部 部活
ご訪問ありがとうございます。


昨年3月の「MOPAC の勉強」では、
「Sn2 Reaction」ということで「s2k」さんのサイトを見つけました。

「s2k」って、<紙>のイニシャルに似ている(?)ので、
勉強させて貰っています。

で、s2k さんのサイト「Diels-Alder Reaction」の最初に出てくる、
「MEP 計算」からアニメーションGIF を作ってみました。
(MEP=Minimum Energy Path)


先ずは、
  まずボート形のシクロヘキセンを構築します。
とあるので、
例によって、「WinMostar」+「MOPAC2009」で構造最適化。




そして、最適化された構造に対して、
パラメータを設定して、「MEP 計算」を実行。

構造図の、赤い線で示した結合は、共に最適構造では 1.537 くらいです。
(5番と6番の炭素)
これを、同時に同じ長さ(SYMMETRY)で伸ばして行くとどうなるか?
と云うことを調べる。
指定したのは、0.05 ずつ(STEP)で、 20回(POINT)伸ばすです。
(長さの単位は、オングストロームです。)


求めた構造変化を、アニメーション化するのは「WinMostar」の機能です。

アニメーション画面を「Capture STAFF - Light -」で取り込み、
Giam」でアニメーションGIFに変換する。



2.187 の当たりでエネルギーのピークがあり。(遷移状態らしい)
そのあたりで、構造が急変する。

と云うことが見て取れますネ。


この後は、正確な遷移状態を求めることになる。

と云うことで、今日の 部活動(化学)は終了です。     



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