北村宏の見た悪夢？

前日、北村宏騎手が、「快調に逃げる愛馬が直線で脚を折る夢」でも見のだろうか。


前走楽々と逃げ切った2歳牝馬チャンピオンの彼女(843)の手綱を取った北村宏騎手は、桜花賞ではムリに行かずに中団やや前方でレースを進めた。そして、直線中ほどで先団に追いつくと、そこから一気にメジロドーベル以下を差し切った。

ってなコトにしといてください(苦笑)。

実は引退や予後不良となった馬の成績ファイルは(いつからかは忘れましたが)全馬の分を残しています。なので、プレイデータは4月2週に戻っていたのですが、この馬(843)が一回死んだ時の競走馬データがメモリーカードに残っていました。
コチラがその画面。

桜花賞が競争中止になっているのが分かります。前掲の「悪夢」の写真もこのデータのリプレイを取り込んだものです。

でこっちが現在の牧場内のデータ。

岡部が勝てなかった桜花賞を、堂々の一番人気で快勝した北村。見事な騎乗でした。

せっかく生き残った彼女(843)に対して「ごめんヲレのミスだから死んだことにして」ってのも、それはそれで人間の勝手な気がして・・・。なので、彼女(843)には生きていてもらうことにします。ただ、この後に競走馬としてどう過ごすかは藤枝センセにおまかせすることにします。彼女(843)自身の力で、繁殖に残ってしかるべき成績を残したなら、ちゃんと牧場に戻します。ただし、生まれた子供達の調教やレース選択も全て藤枝センセに委ねます。システム上、種牡馬の選択は自分がせざるを得ませんけど。

というワケで今後１ファンとして(？)、彼女(843)の競争馬生活を見守っていくことにします。

ちなみに、彼女(843)が桜花賞を快勝した翌週、かつての6連勝クン(785)の全弟(844)が皐月賞に出走しました。昨年の2月頃(06年2月15日参照)は兄の6連勝クン(785)の活躍に舞い上がっておりましたが、皐月賞は10着惨敗。弟(844)の皐月賞は逃げ粘って5着でした。兄(785)は6連勝後、次に勝つまで丸2年かかりましたが、弟(844)はどうでしょうねぇ。