姉が予後不良になった代わりってコトも無いと思うけど

昨年は初めてのダービー出走を、しかも2頭出しで実現することが出来た。どっちも2ケタ着順(12着と15着)だったけど。で、その15着だった方の馬が初重賞制覇Get。ま、ダービー卿チャレンジトロフィーという微妙なレースで、強い！ってなことも無くて、コレを機にG1級に成長、とかって話をしたいワケではないのだけど、トウカイテイオー産駒なのでなんとなく可愛がっていたのと、前回書いた殿堂入りを決めた次走で予後不良になった牝馬の弟だったのでちょっと取り上げてみた。実はコイツの
もう一つ下の弟も賞金的にはダービー出走権を確保した状態なので、兄弟そろって死んだ姉の分も頑張って欲しいところ。

弟の方は弥生賞が思いの他仕上がりすぎてしまったので(でも6着だったけど)、ローテーションの都合で皐月賞はパス。でも弥生賞が10頭だてなのにクラシックホースが半分だったので皐月賞に出しても厳しかったろうな。それを言うならダービーはもっと厳しそうだけど。

ちなみに今年の皐月賞には別のサンデーサイレンス×桜花賞馬ってのが出ていて、正直先ほどの弟クンよりもこっちの方が期待馬である。ちなみにその期待馬クンは調子今一つのスプリングS3着でギリギリ出走権を取って皐月賞に出たのだが生憎の大外ワク。期待しないで見ていたのだが、吉田豊が素晴らしい騎乗を見せ、巧みに馬群を縫って向正面から中団ウチラチ沿いを進み、4角でいつのまにか先団に取りつく。悪くてもダービー出走権は取った(要は４着以内)と思ったら、そこで吉田豊が立ちあがるほどの大きな不利。結局７着に終わりました。まだ賞金足りないから青葉賞あたりを使わなくてはならないけど、出走権とっても本番は調子落ちだろうなぁ。無念。

前述の弟クンだけど、せっかくなので昨年兄が勝ったプリンシパルSをぜひ勝って、本番は兄の着順(１５着だけど)を少しでも上回って欲しいものだ(笑)。