野田首相は13日内閣改造を行った。 首相発言どおり「逃げる事の
出来ない課題を着実に推進するため、最善かつ最強の布陣を作るための改造だ」 と思う。
新閣僚は、
副総理、一体改革
新聞論調等では、どの閣僚がどんな経歴で、何の分野で強いからどうの…、〇〇グループの影
響がどうの…。と言う狭量な意見もない訳ではないが、今そんな事を言っている場合ではない。
最重要課題である、①東北を中心とする被災地への復興を急ぐこと、②税と社会保障の一体改
革を推進すること、③国会議員の定数是正を行うこと、④公務員給与の見直しを行うこと、⑤そ
の他、沖縄普天間問題、拉致問題など重要懸案事項に前向きに取り込むことが求められる。
とりわけ②の問題は国の借金と密接な関係があり、国家の存亡にかかわる重要な問題である。
もとより、政府、与党が決めた原案がベストではない。 与野党でよく協議して、最良の案を作る
努力が必要であろう。
自民公明など野党も、政府の足を引っ張ることが仕事だと考えているとしたら、トンデモナイ間違
いである。 国会議員は、今こそ国民のために何をすべきか、良く考えてもらいたい。
党利党略のみで、政局を考えるのはもうお終いにすべきである。
国民はいつの時代でも時の内閣が、国や国民の為になる政治を一生懸命やってくれることを
望んでいる。