追い書きの記

　　　暫らく連絡を取っていなかった友人から年賀状が来ました。

　　住所録を見ていたら、名前が有ったので賀状を出した、ということです。

　　その賀状の追い書きに記載されていたのは、「○○さんと○○さんの住所が分ったら、教えて

　　下さい。　小生は現在、病気治療中です。　先の長くない病気です。」と云う言葉です。

　　懐かしく読んでいた私は思わず息をのみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　名前のあった２人は、私も連絡を取っていたわけではありませんが、住所は何とか分ります

　　ので、本人に連絡してもらおうと思っています。

 

　　この年になると、こう云う話が増えてきます。　もちろん、訃報も有りますが。

　　昨年、「病気入院中だが、一度はみなさんの顔を見たいので医者の許可をもらって同窓会に

　　出席したい。」と云う連絡も有りました。　結局その人は出席しませんでした。

　　重い病気などで人生の先が見えると、知ってる人に逢っておきたいと云う気持ちになる様です。　

　　何となく、その気持ちわかります、それだけに切ないですね。　　　

　　私の様にノー天気な人間でも、こう云う話を聞くたびに深い感慨に浸ります。

 

　　手紙の追い書き、追伸には、時として本文より、よほど重い内容が記載されています。
　　　　　　　　　　　　　　　　

 

独眼竜正宗

昨年暮れの３０日にＴＳＵＴＡＹＡ土気店で   

　『独眼竜正宗』の完全版と云うＤＶＤを５本借りてきました。　これが中々手強いのです。

　『独眼竜正宗』は、皆さんお気付きのとおり１９８７年ＮＨＫが大河ドラマとして放映したもの

　で、１本には４回分のすべての内容が収録されているものです。時間も約３時間かかります。

　　　　　　　　　　　　　　

　暮れから正月にかけて、ゆっくりＤＶＤでも見ようと思ったのが誤りで、この間は買い物、

　大掃除、初詣そしてたまには封切映画の鑑賞等々、結構用事が有るもので、３時間ＤＶ

　Ｄを観ている時間などとてもありません。　それでも、何とか時間を作って、今日まで４本

　みました。

　明日は、返却の日ですから意地でも何とかもう１本見たいと考えています。

　このドラマは、ＮＨＫの大河の中でも平均視聴率では最高であった様で、見直してみても中々

　面白い、見応えのある内容となっていました。
　　　　　　　　　　　　　
　出演は、主演の渡辺謙の他、北大路欣也、岩下志麻、西郷輝彦、三浦友和、竹下景子

　　勝新太郎、津川正彦、いかりや長介、桜田淳子、八千草薫、秋吉久美子、原田芳雄等

　　懐かしい顔も含めて、良くこれだけの顔ぶれを揃えたな…と云う感じです。
　　　　　　　　　　　
　　昨年、７月たまたま仙台城（通称、青葉城）に行って来たので、頭の隅に政宗があり

　　気軽に借りたドラマ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１１．７．１７撮影

　　完全版と云うからには、まだまだ、７～８本はあるはずです。

　　全て見るには、かなりエネルギーがいるなと思いながらも、乗り掛かった船ですから

　　見るしかないと思います。　ハイ…。