「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

HN「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」の趣味を語る部屋。守備範囲はテツ、ミリ、ヲタ、アニメ、同人誌、写真等濃い

『KANON』 第10話 観ました

2006-12-08 02:03:11 | KANON
とうとう、真琴は去ってしまいました。
この真琴の話は、去り行くものを残される者はどう見送るか、その理想論が見えたような気がいたします。ただ単純に「お前の事を忘れない」と言うよりも深い次元で、ふか~く想う事で…


kanon Original Soundtrack KSLA-0006kanon Original Soundtrack KSLA-0006
このCDが、ゲームのBGM集です。今のところ主題歌のフルバージョンが聴けるのはこれだけです。
Kanon Arrange best album 「recollections」 KSLA-0003Kanon Arrange best album 「recollections」 KSLA-0003
で、コチラがそのアレンジCD集。どちらも良い楽曲がたくさん詰まっています。
あと、気の所為かも知れませんが作中に使われているBGMにこちらの曲も使われているような気がします。
Kanon(1) PCBX-50813Kanon(1) PCBX-50813
Kanon(2) PCBX-50814Kanon(2) PCBX-50814
で、早くもDVDの予約が始まっています。買い逃したくない方は予約を!!
Kanon(3) PCBX-50815Kanon(3) PCBX-50815
Kanon(4) PCBX-50816Kanon(4) PCBX-50816
この10話はDVD第4巻に収録されています。

KANONキャラのフィギュア各種取り揃え中!!
気になる方は『「きつねのるーと」の『KANON』セレクトショップ』GO!!

ふぅ~。何とか涙腺直撃、即撃沈は免れたな。とは言うものの、中破判定程度には被害を喰らっているのですが、何とか防衛に成功しましたよ。皆さんは、どうでしたか?
今回、一番ヤバカッタのは…最後にものみの丘に真琴を連れ出すところでの秋子さんとの会話です。真琴の拙いうめき声で真琴の最期を予期してしまう秋子さんは感が良すぎです。後は、予想の範疇ですんだので何とかなりましたよ。
唯一予想外だったのは、美汐さんがその時に家の前で待っていたことくらい。

おっと、忘れちゃいけないのがものみの丘の幻想空間の描写ですね。山の中に入るにしたがって雪が消えてゆき、辿り着いたのは緑の草原。そして、真琴が消失するといきなり元の雪原に戻る。この描写は非常に効果的に、また的確に原作の判りにくい描写を補足していました。つまり真琴といたものみの丘の空間は現実ではなくて幻想空間であったと言うことですね。

この件に関しては他に優れた考察をかいてくれるブログがたくさんありますからそちらを参考にして下さいね。

で、クライマックスのあと、余韻に浸りつつ美汐さんとの会話で同じ奇跡を看取った仲間として話をしているシーンは見ていて非常に心が安らいだように想いました。この時の会話の中に、この後もしかしたら物凄い奇跡を起こすことの出来る存在がいるかも知れないとロマンチックに美汐さんは言うのですが、あながち間違いではないのかもしれません。とりあえず、今まで他人と触れ合う事を事を避けていた美汐さんが自分から祐一くんに接してきた辺り、良いことだと思います。後は彼女が後どれだけ出てくるか…気になるところではあるのですが…

この作品の詳しいことはTBSの公式HPと、ここにTBを張ってくれた方々のブログを参照して下さいね。

追記
今、他の皆様のブログを読みつつTBを送っているところなのですが…今頃になって遅延信管作動で涙が止まらなくなっています。
ゆっくりとジワリと効いて来る感動はかなり珍しいです。
ちなみに、東映版のKANONの真琴編では一気に話が持っていかれたので、予防処置も全く利かず、見ている時にボロ泣き状態であった事を付け加えておきます。ただし、今日アニ版ではこれがまだ一人目なので、この程度ですむように配慮してくれていたほうが良いと思う次第です。たぶんこの次は舞シナリオかな?だとすると、舞と佐祐理さんの話もまた重いですからね。


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2 コメント

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初めてコメントします (通りすがりの式)
2006-12-10 04:39:45
>去り行くものを残される者はどう見送るか、その理想論が見えたような気がいたします。ただ単純に「お前の事を忘れない」と言うよりも深い次元で、ふか~く想う事で…

激しく共感致しました。あそこでそういう言葉で済まされていたらひどく興ざめしたと思います。

ものみの丘の幻のような処理については私も素晴らしいと思いました。
特に丘を登る前に赤鳥居のカットがあったことが非常に良かったです。
あれを見せることで、まるで「狐に化かされた」かのようなイメージを持ちやすくなりますから。

泣き要素は控えめでしたが、終わってみれば石原監督の思いどおりだったことにしてやられたと思いました(笑)
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へんれす (きつねのるーと)
2006-12-11 00:58:29
>通りすがりの式さまへ
共感のコメントをありがとうございます。
真琴の件の当事者たる祐一くんだけでなく、水瀬家のみんな(といっても秋子さんと名雪さんしかいませんが…)の見送り方が本当に理想的だと思うのですよね。本人の望む事をかなえ、本人の前では悲壮感を顕わにしない…などと言うことは並大抵のことではありませんよね。

ものみの丘の画像処理の件は、原作の補足説明を兼ねていて原作以上に原作となる作品を作り上げたスタッフに礼をささげたいです。

繰り返しになりますが、コメントをありがとうございました。また、お気軽にコメントを下さいませ。
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